三本足で立つ巨木 - 屋久島
巨大な杉の木を根っこの下から仰ぎ見る・・・不思議な体験。
屋久島は白谷雲水峡・・・このコースはグルっと円を描くように回って元の場所に帰ってくる感じだったかな・・・
ちょうどコースの中間あたりにこの『 三本足杉 』があった。木の根元を潜れる『 くぐり杉 』っていうのが何個かあるんだけど
この三本足杉が一番面白かったなぁ・・ちょっと欲張って下に入りすぎて三本足がわかりにくかったかな・・
こっちの方が木が浮いてる感じがちょっと分かるかね・・幹と同じか、むしろ太い根っこが三本幅広く伸びて木を支えている
あの・・アレだ・・キャスターが付いた点滴を掛けるスタンド・・うん、あんな感じ www
だから幹の真下の空間が広くて、二股のくぐり杉とはちょっと異質な面白さがあるんだよね。
白谷雲水峡は歩きやすくて見所もいっぱい、写真はここでいっぱい撮って縄文杉コースは登山メインという感じでしたね。
多分もう一回行っても十分楽しめそうな気がする沼おじさんです www
ごめん電車の逆襲
夕方に高知に到着し貝料理の満潮に入って海賊焼きをむさぼり食ったら、もう夜になってもうた・・・
ホテルに帰る前に夜の路面電車でも撮っておこうと思って歩道橋に登った沼おじさん。
でも暗すぎてシャッタースピードが遅すぎて動き物はキツいなぁとか思ってたら・・・何か後ろから面白いのが来た!
ちょっ・・・『 ごめん 』って書いてあるじゃん! フロントに『 ごめん 』の名札も付いてるじゃん!なにコイツ超かわいい!
でもっシャッタースピードが遅くてブレる・・あぁ・・ちょ、あぁ・・・
ちょ、まっ・・ちょ、待ってよ〜 ごめんって言うならちょっと待てよ〜!! 無情にもごめん電車は謝りながら遠くの停車駅へ
まぁ、止まってくれればそれでいいんだけど・・・暗くて画質悪いからトリミングもできないし明日朝撮るか・・という事に。
この『 ごめん 』というのは高知市の隣、南国市に『 後免町 』という町があるんですね。
江戸時代は『 後免 』じゃなくてまさに 『 御免 』だったみたい。市場町に人を集めるため租税を免除したのが由来らしい。
さて翌朝、名物の朝市に向う途中が撮影チャンス・・旅行中なので電車撮りたいからしばらくココで張らせてくれとは言えない
しかし色んな種類の路面電車が走ってるもんだね、レトロなヤツもあれば一昔前の未来っぽいのもある・・古いほうが可愛いな
でも新しめのデザインでもこんな角ばった車両は可愛か・・って・・あ!『 ごめん 』のヤツやん!!
よっしゃー 撮ったぞ〜と満足して、この時はまだ気づいていなかった・・・肝心の『 ごめん 』の文字が途切れている事に・・
電光掲示板の文字がちゃんと写ってないよね・・最近の電車やバスの電光掲示板は LED を使うのが主流なんだそうだ・・・
しばらく後に画像チェックで拡大して気がついた・・以前、蛍光灯下でサイレント撮影で横縞が映る失敗を経験していたので
フリッカーだとうのはすぐに分かって、シャッタースピードを 1/100 くらいにしたらちゃんと撮れるようになった。
でも 1/100 秒ってまだ動き物にはちょっとギリギリ・・この後チャンスに恵まれず次の目的地へ向う事になってしまった・・
今度は沼おじさんが運転する番だったんだけど・・通り道にもうワンチャンあるかもしれないとウズウズしていた沼おじさん。
それを見かねて妻が運転を代わってくれた・・・カメラを持って助手席に座ってたら・・本当にワンチャンあったよ〜!!
『 ごめん 』電車が来てくれました。今まで電光表示なんて全然意識してなかったけど、いざ撮ろうと思うと大変だわ・・・
α7III はフリッカーレス機能があるみたいだけど 沼おじさんのやつは付いてないんだよね、あの機能だと大丈夫なのかね?
撮り鉄の人は色んな苦労があるんだなぁ・・と勉強になった沼おじさんです。でもやっぱ、ごめん電車可愛いな www
激アツ築地マンホ
もう殆ど解体されてこの辺のものは何もなくなっているかもしれないが・・・築地市場の買荷保管所という所・・・
割と開けたスペースで朝は、トラックやフォークリフト、名物のターレーなどが荷物の積み降ろしで行き交っていたのだろう。
でも昼間に行くとそんな買荷保管所も閑散としている・・ふと足元を見るとそこに設置されたマンホールが凄い事になっていた
これ・・・凄いよね・・きっと潮風と遮るもののない直射日光を浴び、トラックに踏まれ続けた結果でしょうが・・・
このマンホールの蓋はいつからの物なんだろう・・・築地市場ができたのは 1935年みたいだけど・・その時のヤツなのか?
この痛み具合はちょっとやそっとじゃ出来なそうだよね・・もはや潰れて開く事さえ出来なさそうな面白いマンホールでした。
実は沼おじさん、マンホールの蓋も撮りためてるんだよね・・普通のマンホールの蓋じゃなくて、ご当地マンホ・・
旅先でよくご当地の名産や名物の絵が描いてあるマンホがあって、そういうの撮っておくと後で写真の整理がしやすいんだよね
あぁ、このマンホールの写真があるからここからは何処何処の写真かぁ・・とかね、そんな事やってるうちにマンホの写真が
自然と貯まってきたのだった・・・そのうちご当地マンホ特集でもやろうと思う沼おじさんです www
猫の細道 - 尾道
一先ず一周したのでまた尾道の続き・・ロープウェイで登った千光寺から『 猫の細道 』と呼ばれる細い路地を降りていく事に
途中なんだかアーティステックなエリアがあった・・・壁のひび割れなんかがタイルで装飾されていたりして面白い。
こんな猫の絵が描かれた石もいっぱい点在していた。ちっちゃい方はネズミだね、この辺は小さなお見せが何店か集まってるから
その辺りの人たちが飾ってんのかね、なかなか可愛い絵だ。
この細道は山道のようなもので、グネグネと登ったり降りたり木漏れ日でかろうじて明るくなっているようなところもあれば
突然ぱぁ〜っと明るく開けた場所に出たりもする・・・
陽の当たる時間が短いのか、遅咲きの紫陽花が満開だった。この日は雨が降ったりやんだりしてたからしっとりして綺麗だね。
そうそう、地面のヒビや止水栓まで猫化していたよ、猫おしが強いんだ www
ま、残念ながらこの猫の細道で本物の猫を見る事はなかったんだけどね・・他の道ではいたるところでゴロゴロしてたのに・・
多分、この辺りに降りてくる前にベンチのある広場があって、そこに猫が5、6匹集まっていた。餌でももらってたんだろう。
狭い道を抜けると急に視界が開け、尾道の町並みが眼下に広がった。手前の屋根は『 天寧寺の三重塔 』です。
もともとは五重の塔だったみたいだけど、火事で痛んだ上の二層を取り省いて三重塔になったんだって・・・
尾道は寺町なんだよね、この山の眺めのいい場所にはいくつかお墓があって仏さんが尾道水道を眺められるようになっていた。
この辺りは黄色い可愛い電車が通るんですよ、真ん中に線路があるでしょ・・そこに電車が通るのを待ってたんだけどね・・
あんまり妻を待たすのもアレなので諦めましたが、やっぱり尾道の景色と一緒に撮りたかったなぁ
徐々に撮り鉄になりつつある沼おじさんでした www 名前とか全然わかんないけどね
クトナーホラ旧市街にそびえる巨大教会 - 聖バルバラ教会
チェコはクトナーホラの旧市街にやべ〜ヤツがあったとは前にちょっと言ったけど・・これ『 聖バルバラ教会 』
こじんまりとした街の奥にあまりにも立派な教会が鎮座していた・・まるで城のようだ。
かつてこの街は銀鉱山のおかげでプラハに次いで栄えていたという・・このバルバラ教会は市民の寄付金で建てられたって
言うから、その潤いっぷりは凄まじいものがあったのではないか・・あんなの寄付金で建つもんかね www
正直、今のこの街を歩いてそんな印象は皆無なんだよね・・今度お見せするけど中も凄かったよ。
『 地球の歩き方 』の写真見たときは全然これ見たいわぁ〜なんて思ってなかったんだけど・・実際見たらめちゃ良かったの
クトナーホラは墓地教会の事しか頭になかったけど、今では旧市街とこのバルバラ教会は絶対外せないと思う沼おじさんです。
内子の古民家宿が凄かった - HOTEL こころ
旅行に行くと必ず一回は古民家の一棟貸しみたいな宿をとる沼おじさん。古い建物が好きなのです。
愛媛県は内子町で泊まった古民家宿が面白かったので紹介しよう・・・『 HOTEL こころ・くら 』という宿だ。
二種類あるんだよね『 こころ 』は沼おじさんが借りた一棟貸しの大きな宿で、『 くら 』は文字通り蔵をリノベした宿だ。
それでは外観はとりあえず置いといて『 こころ 』の中に入ってみよう。先ずは二階から〜
もはやこの部屋だけで十分という広さのくつろぎスペース・・・ここに泊まるのは沼おじさんと妻の二人だけだ・・・
たしか8人ぐらいまで泊まれるんじゃなかったかな、本来は大家族で泊まるべき宿だろう・・でも二人で借りちゃうのがいい
隣の部屋は寝室、ベットは二つある。他の人は布団だね・・畳なら布団でもいいけどね、でもベットがあるならベット使う。
『 こころ 』は古い建物を綺麗に使ってるって所がいいんだよね。もちろんトイレとかは新しく洋式でウォシュレット付きだ。
ちゃんとおさえる所はおさえている・・・なかなか分かってるじゃないか・・・あ、でも TV は無いから・・・では一階へ・・
こちらも広いねぇ、二人ではとても使い切れない・・でもこの1階スペースは朝には朝食会場になるので、夜の間は自由に
使っていいけど、寝たり荷物置いたりするのは二階にしないといけないんじゃないかと思う・・・
沼おじさんたちは二人だったから特にそんな事は言われなかったけど、多人数で泊まるときはその辺確認したほうがよさそう。
『 くら 』に泊まってる人たちもここへ来て食べるっぽいので・・・
奥の部屋から庭が見えますね・・・この庭の脇にある廊下を進んでお風呂に行けるんですが・・この庭もなかなか大きな庭だ。
風呂の横に茶室まであったのでもともといいお家だったんだね・・・
お風呂に行くまでのこの一手間な移動が楽しい・・・旅館の庭みたいだよね、ほんといいお家だなぁ・・・
お風呂は新しくてヒノキの風呂釜・・・完璧です。檜風呂が大好きな沼おじさんにとってコレはとても大事な事だ。
風呂釜が檜でなくても最悪壁が檜なら問題ない・・・檜の匂いが欲しいんだよね。
さて、じゃぁ外観を見てみよう・・・この宿がどんな建物か・・・
これ・・・古民家じゃなくて、商家だね・・・どうりでデカイわけだ・・・この建物まるごと一棟貸しです www
下がお店みたいになってるでしょ・・・実際、中はどうなってるかというと・・・
ね・・・以前、喫茶店でもやっていたのか1階にはキッチンカウンターやテーブル席、お店スペースもあるんですよね www
朝になると宿のご主人夫婦がここで朝食を準備してくれます。
光が差し込んだ薄暗い店内・・もはや店内って言っちゃってるしね・・でもなんだかとても不思議な気分だった・・・
開店前の喫茶店の中にいるみたい・・・こんな古い大きな家も沼おじさんにとっては非日常なのに中に店まであるなんて・・
宿の中で写真を撮るのがとても楽しかった・・もはや街ブラ撮影と同じ感覚・・宿ブラ撮影です www
この『 こころ 』はとても面白い体験ができる宿でした。内子へ行く人はチェックしてみてください。