クトナーホラの墓地教会
ここはクトナーホラの郊外にある町、セドレツの全聖人教会の地下にある納骨堂だ。墓地教会と言った方が分かりやすい。
この墓地教会のすぐ隣にある ホテル・ウ・ルージェ に一泊。朝一番で入ったので夫婦二人だけでじっくり見ることができた。
いやホントに良かったんです・・・・
あと30分遅かったら日本人の団体客20人と鉢合わせでしたよ。チェコまで来て日本人だらけなんて最悪だ・・・
いやしかし、こんな場所ですからどんな厳格な聖職者が管理してるのだろうと・・・
カメラなんかぶら下げて入っていいものかとドキドキしてたんですがね・・
受付で待ち受けていたのは予想外の刺青ゴリゴリのパンク姉さん。www
いや、でもねチェコで思ったのはパンク系の女性の方がフランクで優しいんですよ。
綺麗めのお姉さんは無愛想でピクリとも笑わなかったり、人の見方がなかなか難しい・・・
まぁそんなこんなでちょっとビックリしたけどおかげで自由に撮影できたワケです。
さて、この人骨は主に 14世紀から 15世紀にかけてペストの大流行や宗教戦争で無くなった 4万人の遺骨なんだそうです。
その当時はまだ教会はなくて巨大な共同墓地だった。でもゴルゴダの丘の砂が撒かれた神聖な墓地と認識されていたようで
そのためこれだけ沢山の死者が埋葬されたんですね。そのあと墓地の真ん中に教会が建てられ
工事で掘り起こされた骨を地下に納骨堂をもうけて納めたわけです。
お土産の箱にメメントモリって書いてあったけど、まさに納骨堂そのものがこれ以上ないメッセージなんですね。