曳舟とコッペパンの思い出
いわゆる下町の曳舟、ぶらぶら歩いているとちょっと変わった景色がさりげなく紛れていて何気に好きな街だ。
その近くの向島百花園にちょくちょく行っている沼おじさん・・・その度に曳舟に立ち寄っていたのだった・・・
と言うのも『 ハト屋 』というコッペパン屋があったからだ。今は店主のおじいさんがお亡くなりになって閉店してしまった。
( 写真は曳舟の風景でハト屋とは関係ないです・・・念のため・・・ )
そこのコッペパンがメチャ美味かったんです・・・ふわふわコッペじゃなくて表面が少し硬く歯ごたえがあって最高だった。
プレーンとピーナッツ、イチゴジャムの三種類しかなかったけど、もはや中身よりパンが美味いのでそれで十分だった。
初めて行った時は一個買って妻と半分こしてその美味さに感動し、二回目からは最低でも4個は買っていたよ・・・
そんなコッペパンが食べられなくなり、ハト屋ロスで落ち込んでいた沼おじさん・・何処かに美味しいコッペパンはないかと
最近はやりのコッペパン専門店を巡ってみたけど、具の種類が多いだけで特別ピンとくるものがない・・・
だいぶ前に川越かどっかでたまたま通りかかった小さなパン屋のコッペパンがハト屋のパンに似ていたような気がする・・・
あの時はまだハト屋のおじいちゃんもご健在だったので、まだまだハト屋には敵わんな・・などと思っていたが
今となってはあの味は貴重だ。でも川越じゃ遠いしなぁ・・東京のどこかにハト屋のDNAを引き継ぐコッペはないものか・・
沼おじさんのコッペの旅はいつまで続くのだろうか・・・