6月のエッセンス
暑くなって来たねぇ・・まだハイキングとか出来てないから、只々気温だけで季節を感じる今日この頃な沼おじさん・・・
春はすっ飛んでしまったし・・やっぱり季節というのはその時々の風物詩を随時堪能して、心を充実させていきたいモノだ ww
今が見頃なアジサイは街中や公園など何処でも綺麗なのが咲いてるから毎日見てるが、もうちょっと6月のエッセンスが欲しい
そういう意味では何年か前まで昆虫撮影に明け暮れていた頃は、自然の中の様々な風物詩をたっぷり味わっていた沼おじさん。
栗の葉っぱにとまったこのオレンジ色の羽の小さな蝶々も季節の風物詩なのだ・・『 アカシジミ 』っていう蝶々なんだけど
ちょうど栗の花が咲く今頃に現れるんだよね・・だから蝶々好きの人たちはこの時期になると栗の木に群がる www
沼おじさんはマニアックな微小昆虫を撮りまくっていたけど、それはゾウムシ探しの派生で決して昆虫に詳しいワケではない。
ゾウムシに詳しいと昆虫博士みたいに思われがちだ ww 蝶々なんて殆ど名前もわからないが、シジミチョウは割と好きな蝶。
この蝶のことをフールドで出会った虫好きが『 ゼフィルス 』と言うので、昔はそれが蝶の名前だと勘違いしていたなぁ・・
アカシジミの様に樹上に集まるシジミチョウのグループのことを『 ゼフィルス 』と言う・・懐かしい話だ www
この様に昆虫でも6月を感じさせるモノがいる。野鳥とかもそうかもね・・もうちょっとマニアックなのも見てみよう・・
僅かな木漏れ日が差し込む暗い林の中にひっそりと可憐に咲く花があった・・教えてもらわなかったら気づかなかったと思うが
コレが『 イチヤクソウ 』と言う植物だ・・名前ぐらいは聞いた事あると思う。ランみたいな花だけどツツジ科なんだって・・
この花は何処にでも生える様な植物ではない・・イチヤクソウは菌根植物というヤツで地中で菌糸と共生して栄養を得ている。
葉っぱもあるから光合成も出来るみたいなんだけどね・・半寄生のハイブリッドって感じか・・そう言われると面白い花だな。
何れにしてもこの菌 ( 内性菌根 ) がある環境でないと育たないそうだ・・見れる場所は少ないけどコレも6月の花ですね www
お花も全然詳しくないんだけど、関東圏の環境の良いフィールドには『 ある分野 』のエキスパートが自ずと集まるモノで・・
わからない事は茂みを熱心に観察している様なおじさんに聞けば大概の事は詳しく教えてもらえるよ・・いや、ホントに www
と、言うワケでちょっと趣向がジジ臭かったかもしれないが・・6月の情景を補填したいと言うお話でした。それでは〜