ナイアガラの滝は浴びるモノ - ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ
広大なナイアガラ川を覗き込むと赤い人が沢山乗った船が浮かんでいた・・今日は沼おじさんアレに乗っちゃうんだからっ ww
と言うワケで前から言っていたナイアガラフォールズで一番楽しかった『 ナイアガラクルーズ 』についてお話ししましょう。
左から『 アメリカ滝 』『 ブライダルベール滝 』右奥に『 カナダ滝 』三つ合わせて『 ナイアガラの滝 』と言うコトで・・・
これらをまとめて間近で堪能できるのが『 ナイアガラクルーズ 』なんだけど、信号機の辺りの小屋に人が集まってるよね。
ここが『 ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ 』のチケット売り場でした・・この写真撮った時はすいてたけど・・・
乗った時はそこそこ人がいました、左側の係員の売り場は混んでたので右横の券売機でカードでチケットを買った沼おじさん。
券売機はそんなに難しくはなかったかな・・まぁ、大体わかるかなってレベルだったと思う www
チケットを買って左奥にいる赤いジャケットの女性の所に行けば、この先で並んで待ってろと言われるのでしばし待つ・・・
と、言ってもそんなに待たなかった、5分 〜10分くらいかね・・赤いケーブルカーに乗って下まで降りてきました。
単純に階段やエレベーターで降りるよりも、僅かな距離なのにケーブルカーに乗るだけでちょっと気分が上がるモノだ ww
ここで荷物や服が濡れない様に『 赤いカッパ 』を渡された。捨てる人が多いがこのカッパは記念に持ち帰った沼おじさん。
使い所はないけどね・・でもこのご時世になって美容室に行くのもアレだったんで髪を妻に切ってもらった時に使ったよ ww
さて、ここまで降りてくるともうすでに対岸の『 アメリカ滝 』が勢いよく眼前に流れ落ち濛々としぶきを巻き上げている。
この滝は落差57mだから、上のテーブルロックから眺めるより50mくらいは目線が下がったことになるが・・・
ここからだと川幅もかなりあるから写真だと然程印象が変わった感じはないかな・・でも現場の迫力はやっぱ違うモノがある。
岩壁から崩れ落ちた巨大な岩が積み重なって面白い景観を作り出している。右上の展望台に人がいるね・・あそこがルナ島。
あの横幅30mの島が『 アメリカ滝 』と『 ブライダルベール滝 』を二つに分ける・・この至近距離で分ける必要があるのか ww
んな事を言ってると青いカッパの人々が乗った船がやって来た・・これはアメリカ側のクルーズ船だけど通るコースは一緒だ。
ギリギリまで巨大な滝に近ずいて運行してるよね・・当然舞い上がったしぶきは雨の様に降り注いでびしょ濡れになる www
因みにコレがアメリカのクルーズ船の乗り場、上は張り出した展望台になってるね。これで前から滝を観れる様にしてるのか。
多分あの柱の中にエレベーターがあって降りてくるんだろう・・下からアメリカ滝のすぐ横を歩いて登れる道もある様だ・・
よ〜し、船の準備もできた様だから早速乗り込むぞ! 下船してくる人達のカッパはビショビショだ、ワクワクするね www
ここからは一眼カメラが濡れたら困るのでカバンに仕舞い込んだ、でもこんな時に便利なのが意外にも『 ケータイ 』だった。
この先雨の様に水を被る事になるが、あまり調子に乗り過ぎなければ生活防水程度の機能で大丈夫そう・・便利ね携帯カメラ。
と言うワケでいざ出航! 二階は背のデカい白人のおじさんで一杯だから空いている下に来ました ww 下の階でも十分な展望。
船は左に旋回して『 アメリカ滝 』へ向かっていきます。巨大な滝がどんどん近づいてくる様は圧巻、是非体験してほしい www
横に目をやればアメリカとカナダを繋ぐ『 レインボーブリッジ 』このナイアガラ川は国境線みたいなモノだからね。
カッパの色分けなんかもその辺の事情が絡んでるのだろう・・次第に顔に当たる水しぶきが多くなって来た・・・
気が付けばもう目の前には『 アメリカ滝 』が壁の様にそびえ立っていた。携帯カメラが広角過ぎてイマイチ迫力を伝え辛いが
すぐ下から見上げるアメリカ滝は大迫力! 目の前の景色全体が白い壁でゆっくりと豪快に下に向かってスクロールしてゆく。
周りではワァワァキャーキャーと賑やかな歓声が上がる・・いつの間にか沼おじさんも一緒に叫んでいた ww もう最高っ!!
写真だとそこそこ距離がある感じに見えるけど、実際はもっと近いからこの時点でかなり飛沫を浴びていたと思う。
船は霧に覆われている様な状態で、手前に降り注ぐ水滴がキラキラと光るもんだからそちらにフォーカスを取られてしまう
沼おじさんも気分が高揚してライブを楽しみながらオマケで撮ってる様な状態だから、後になってソレに気づいた・・・
どんなカメラでもオートフォーカスだとこの霧の中で写真を撮るのは難しそうだ、でもアメリカ滝の辺りはまだマシだった。
この後さらに降り注ぐ飛沫は増していきます。写真に関してはソコが難点だけど、エンタメ的にはもっと来いって感じ www
このスケールの滝をすぐ下から見上げるってホント凄い体験だ。船はゆっくり進んでゆく・・振り返ると虹も架かっていたよ。
横にいたおばあちゃんも大興奮な様子で何かしきりに喋っていた ww そう言えば、このアメリカ滝の向かい側の岩壁には・・
古い発電施設跡があるんだよね、滝に夢中で行きも帰りも全然気付かなかった・・面白い遺構だから見るのを忘れない様に。
カモメに先導され今度は『 カナダ滝 』向かって船は進んでいきます・・この横から見た滝が最強にカッコ良かったなぁ。
でもカナダ滝の水量は凄まじいモノがある、こんな離れた場所まで霧で覆われて全然ピントのあった写真が撮れてなかった・・
けっこうパシャパシャ撮ってたんだけどね・・まぁ、あの壮大なスケール感は実際現地で味わってください、感動モノです ww
更に進んで船はカナダ滝の滝壺に入りました、もはや霧で真っ白。コレはホントこんな感じで薄っすら滝が見えるくらい ww
でも滝が見えなくてガッカリ、と言う気持ちは全くなかった・・ここまで来ると滝を浴びるのが楽しくてむしろ最高の気分!
因みに上からの図を見てみると、こんな滝壺に突っ込んでいるワケだから・・そりゃ真っ白にもなるよね www
ここはひたすら滝を浴びて楽しむ所。でもね、コレはホント嘘ではなくナイアガラの滝を浴びて超テンション上がってた・・
妻も声をあげてはしゃいでたし、この高揚が尾を引いてその後もずっと何割か増しの楽しい気分で観光できたんだよね www
名残惜しくも引き帰して行くクルーズ船・・この時も滝ばっかり見て発電施設に気付かなかった・・でも最高だったなぁ www
船着き場に戻る間際、レインボーブリッジに本物の虹が重なっていた ww 霧が濃くてピントを取られるってのはこう言う事。
気がついたらこんな写真ばっかだったよ www でも、このクルーズは写真は二の次だね・・ 滝を浴びて楽しもう www
浴びる気満々のおじさんたちは頭もビショ濡れだ、確実にコレ位は濡れるから間違っても防水じゃないカメラは出しちゃダメ。
カッパはデカくバックを背負ったまま着れる。一階の屋根の下にも飛沫は吹き込んでくるから荷物はカッパでガードしよう。
と言うワケで『 ホーンブロワー・ナイアガラ・クルーズ 』のお話でした。色々な遊びがあるけどコレだけは絶対体験すべし!
このクルーズで『 ナイアガラの滝は浴びるモノ 』と知った沼おじさんでした www さぁ、滝壺へ突っ込もう!!