チェコの列車旅 #2 〜 プラハへ向かう沼おじさん
今日はチェコ鉄道シリーズの続き・・『 クトナー・ホラ本駅 』でプラハ行きの列車が来るまで機関車を愛でる沼おじさん。
チェコ鉄道は『 チェスケー・ドラーヒ 』と言う名前で、ここで使われる車両には頭文字の『 CD 』マークが付いている。
これはクトナー・ホラ到着日に見た『 708系機関車 』・・これはディーゼル機関車かな、青と赤のツートンカラーが可愛い。
車両的には奥の方がフロントでボックス部分が長く煙突も付いている。でもこう言うのは進行方向はどっちでもいいんだろうな
この赤い貨車とも相性が良さそう・・ここから翌日、プラハへの出発日。この日も線路の両脇に貨物列車が停まっていた・・
ホームでプラハ行きの電車を待っていると、前回の記事で沢山の車を積んでやって来た貨物の機関車部分が折り返して来たよ。
丸っこくて何とも可愛いシルエットの『 122型電気機関車 』・・こんなに可愛いのに貨物専用の機関車なのかなぁ・・・
ネットで検索しても貨車を引いてる写真しか出てこない、見た目は客車でも引っ張ってそうなレトロな電車スタイルなのにね
その後ろからは先程の『 708系ディーゼル機関車 』に作業員がヤッターマンスタイルでぶら下がって付いて来る www
一旦通り過ぎて行った『 122型 』は更に折り返し隣の線路に戻って来た。別の貨物を連結してまた来た道を戻って行く様だ。
ディーゼル機関車の方はこの駅で貨車を繋いだり、補助作業をするための専属車両なのかもね・・そんな様子を眺めていると
地元の爺ちゃんかな、いつの間にか隣のベンチに座っていた。ヨーロッパの味わい深い爺さんの顔、案外ジーンズが若々しい。
そう言えばチェコの高齢者は目つきの怖い人が多かった・・英語で話しかけると機嫌が悪くなるから尚更怖かったなぁ ww
さて、すっからかんだったホームにも電車の利用者がチラホラ集まりだしていた。もうすぐ電車が来そうだな・・・
駅員さんも反対ホームの駅舎から走ってやって来る・・前回も書いたけどホームの移動に線路を横断するのは新鮮だったよ ww
よ〜し、そろそろ出発の準備をするかとベンチから立ち上がる沼おじさん・・どんな電車が来るのかなぁと待っていると・・
あれ?また貨物列車が来た・・と思ったらコレが客車でした ww コレこそ貨物でも引いてそうな無骨な出で立ちだけどね。
『 インターシティ 』と言う都市間特急列車。大陸だから『 ユーロシティ 』と言う国際列車とか色々なラインがあるみたい。
この『 362型電気機関車 』は最高速度が140km 出るそうだから『 あずさ 』とか『 ロマンスカー 』みたいなもんか・・
確かクトナーホラからプラハまでは1時間ちょっとで乗り換えもせず行けた気がする・・でも乗る電車を間違えたようだ・・
プラハ行きはプラハ行きだったんだけど、買った切符のルートと乗った電車のルートはちょっと違ったみたいなんだよね ww
左が最初に買った切符で右上に『 Km 73 』って書いてあるね、つまり『 73km 』って事で、これはプラハ本駅までの距離。
で、右のヤツは車内で車掌さんの切符拝見の時に追加料金を払ったレシート。その右上には『 84km 』と書いてあるでしょ・・
この差 11km分の差額を払ったワケ・・60歳くらいの車掌さんはチェコ語しか喋れず何を言ってるのかサッパリだった ww
まぁ、レシートにも『 Praha hl.n. ( プラハ本駅 ) 』って書いてあるしこのまま乗ってれば着くっしょ・・多分・・・
途中、電車の車窓から見えたどこかの駅施設・・貨物の搬入口かな、壁の色味がいい感じだったんだけど落書きだらけ・・
この時は田舎だからかなと思ってたけど、街全体が世界遺産っていうプラハの街も結構なものだった・・www
風になびく草原にポツンと佇む古いお家・・いつも走る電車の窓から見える景色っていつも後ろ髪引かれるんだよね ww
ここでぶらり途中下車したいって思っても海外だとなかなかそうも行かないからね・・広大な麦畑とかぶらぶらしかったなぁ
呑気に景色を眺めながらプラハ本駅到着を待つ沼おじさん・・しかし到着した駅はなぜか『 プラハ・マサリク駅 』だった ww
そもそも終点が違った・・ここから本駅は歩いてもいけるくらい近い・・到着した時は間違いにも気づいてなかったかもね・・
あまり覚えてないが・・外に出て地図を見てアレ?ってなったハズだ ww まぁ、でも・・もはやプラハ到着、問題なし ww
と言うワケで、クトナー・ホラを出発し電車を間違えるも無事プラハに辿りつけた沼おじさんでした www
ホント変な所に連れて行かれなくて良かった ww 到着した時は荷物もあったし早く街に出たかったので駅の写真は少ない・・
でもせっかくだから次回はプラハの駅の様子もお見せしましょうね、それでは〜 つづく。