屋久島 - 中間集落を歩く
屋久島の中間集落をぶらぶら、雨が降り出しそうな空模様だが帰りの船まであと僅か・・散策する気満々の沼おじさんだった
前回は気がついたら植物の話ばかりになってしまったので、今日はもう少し違う景色を見ていこうかね www
中間集落に限らず屋久島全体的に言える事だけど、建物そのものは割と普通の家屋が殆どで沖縄みたいな建物は見当たらない。
それでもこの中間集落には独特の雰囲気があって、沼おじさんはそれを大変気に入ってウキウキしながら散策しているのだ ww
建物は普通でもその家々の間に差し掛かると、こんな華やかな花が咲き乱れた庭が目に飛び込んでくる、どこへ行ってもそう。
結局植物の話になってしまったりするけど、町の雰囲気を作り出す大きな要素はそんな所だったりするのかもしれない・・
でもそんな雰囲気が作り出されるのはここに住む人が居て、その人々が過去から受け継いできた歴史があるからこそだろう。
ちょっと古めの建物の屋根にはコンクリートブロックの様な重しが乗っていた。海も近いしすぐ裏は山だから、台風対策かな。
泊まってた旅館も屋根に大きな丸石が沢山置いてあったな・・昔はそんな建物が沢山あったのかもしれないね・・・
集落には車の道路が一本グルッと周りを走っていて、後は人が歩けるくらいのウネウネした細い路地が不規則に通っている。
そんな迷路のような路地を気の赴くままにぶらぶらしていると、犬に吠えられた。ちゃんと仕事してるな ww
遠くてよく見えなかったから、黒いしよく吠えるしちょっと怖い印象だったんだけど、拡大してみたら印象が変わった・・
でもなんかあまり見た事のない顔・・と言うか耳なんだよね ww 随分凛々しく綺麗な顔立ちだけどミックス犬なのかなぁ。
この前の石垣からのぼうと顔を出す柴犬も可愛かったけど、コイツもよく見たら可愛いじゃないか ww そう言えば・・
屋久島にはヤクザルやヤクシカと同じ様に『 屋久犬 』ってのがいるそう・・調べたら、とんがったデカ耳の赤犬だった。
島の犬だしね、そんな血が混ざっていてもおかしくはないかもしれない。興味を持って歩けばどんな町にもそれらしさがある
古い建物の雨樋の周りを見ればシダ植物が生えていたりする ww 気候や周囲の環境、そこにやって来る野鳥とか・・
見れば見るほど様々な要素が町の姿を作り上げているんだなぁと感じる。なんたって周りがこんな景色なんだから www
遠方を望めばガジュマルやハイビスカスといった南国植物が、濃厚な緑のなかに自然と混じり込んでくるのだ・・いいよね ww
沼おじさんにとっては非日常の景色だけど、ここに暮らしていたらどんなふうにこの景色を見るだろうかとか、たまに考える。
当たり前に暮らしてる自分の町だって同じコトなんだよね、日常生活でそんな風に景色を見ないけど、だからこそ休日がある。
もう少しぶらぶらしたいけど今日はこの辺で・・次回はウネウネの細道をもう少し散策してみよう。それでは〜