鉄と穴
鉄も放置すればやがて穴が開く・・その場に留まり続けるのは簡単そうで難しい。どっしり構えている方が強そうに感じるが
滴る雫がやがて岩を砕く様に、動き続ける風雨が鉄に穴を開けるのだ・・一人では留まり続ける事は出来ない。
ここは町工場の脇道で、鉄クズを貯めておく様なモノだったかな・・鉄にドリルで穴を開けたりした時にでる切りクズね・・
コレね・・工場の人は『 切粉 ( きりこ ) 』と言うけど、この切粉は業者に引き取ってもらうから外にまとめて貯めておくの。
切粉と言えば、父が鉄工所をやっていた頃はずっとパンチパーマだったので、髪の毛によく切粉が紛れ込んでいたよ www
沼おじさんも昔、工場で遊んでいた時にこの切粉の小さなカスが眼球に突き刺さって酷い目にあった事もあったなぁ・・
子供の頃からこういうモノが常に身近にあったから、鉄と油汚れとその独特な匂いが脳裏に染み付いているんだよね ww
さて、鉄も管理しなければ穴をこじ開けられる・・頑丈に壁で覆って鍵をかけても、その気の輩に目をつけられたらこの有様。
大事なモノにはしっかり目を向けておかないと、思わぬところに穴が開く・・え? そこから〜って、なるからね www
昔はシンナーとか盗むヤツが居て、鉄工所の物置なんかはよくこんな被害にあったそうだ、その気のヤツは労力を惜しまない。
なんの話か分からんが・・鉄と汚れと錆に愛おしさを感じる沼おじさんでした ww それでは〜