奇形樹の森 - 屋久島
屋久島は奇形樹の宝庫だ・・白谷雲水峡コースも終盤に差し掛かる頃、倒木に艶めかしく張り付く奇形樹に誰もが足を止める。
ツルツルの木肌と言えばサルスベリ・・屋久島には白い花を咲かせるヤクシマサルスベリと言う固有種もあるようだけど・・
これは『 ヒメシャラ 』の木。ツルツルの木も色々あるなぁ、花を見れば分かるけど、木肌だけ見ても違いがわからん ww
神社で見かけるサルスベリの老木は低く横に広がってるね、サルスベリは小高木で、ヒメシャラは縦長に育つ高木なんだって。
しかし成長過程で一体何があったのか・・一旦倒れ、そこから横伸びして立て直したって事か、生命力と言うより意地を感じる
高木だから根元は自重で倒木にへばり付く様に変形したのだろう、それでも最後には真っ直ぐに天に向かって伸びているのだ。
屋久島の苔むす森にあって、このヌルリと艶めくヒメシャラの木肌は生き物の様ないやらしさもあり一際異彩を放っていた。
屋久島散策では切り株更新の様子やこんな奇形樹を山ほど撮影した。縄文杉コースとかコースレビューもしているんだけど・・
こんな異様な景色の写真が多いので単品で書いた方がやり易い ww たまに屋久島の奇形樹景も紹介して行きたいと思います。
それでは〜