変わらぬ景色
この日はポール・トーマス・アンダーソン監督の新作『 リコリスピザ 』を観に日本橋をぶらぶらしていた沼おじさん・・
日本橋は江戸時代から東海道の起点として重要な橋だけど、ご覧の通り首都高が上を横断して歴史的な威厳は感じられない。
でも、この首都高の高架も地下トンネルが完成すれば撤去されると言う話だった・・その工事の一部が着々と進んでいる様子。
トンネルが出来ない事には本線に手を出せないけど、日本橋の両脇にある呉服橋、江戸橋出入り口は先立って解体が始まった。
船にこんなぶっとい鉄骨が下ろされていたから、もう首都高の解体が始まったのかと思ったら出入り口部分だけだったのね ww
本線はまだ繋がっている。トンネルが完成するのは 2035年で、高架が撤去されるのは 2040年だって、まだまだ先の話だ。
この橋に光が降り注ぐ頃には、沼おじさんは沼爺さんになっている事だろうけど・・せっかくだから経過は見守って行きたい
昼間は邪魔くさい高架も、夜になると橋をライトアップして綺麗だったりするんだよね・・ま、変わらぬ景色はないと言う事だ
映画まで時間があったので先に『 天松 』で天丼を頂く。奮発してキスもトッピングしてやった ww いつもながら美味い。
この店は日本橋川の直ぐ横にあるので、店の窓から日本橋が見える。首都高が解体されたら中央通りを銀座まで眺められそうだ
この後観た映画はなかなか面白かった。強く人に勧める映画ではないけど、群像劇好きには秀逸な作品だ。なんか面白い ww
ちょっと用事があって日本橋から渋谷へやってきた・・ついでのついでに久しぶりの喫茶店『 羽當 』で休憩する沼おじさん。
この季節、この店に来ると絶対注文してしまう『 オレグラッセ 』うまうま・・シフォンケーキは初めての黒糖を選択した・・
抹茶とかバナナ、シナモン、オレンジなど色々な味のシフォンケーキを注文してきたけど黒糖が一番好きかも・・オススです
さらについでに新しくなった宮下公園に登った事がなかったので寄ってみた・・と言っても公園の写真は撮ってないが・・
あの近寄りがたかった宮下公園がこんなオシャレスポットに様変わりするとは驚きだ・・ビーチバレーまで出来るもんね ww
もはや20年前とは別世界・・でも線路越しに見えるタワーレコードのビルが、あぁ確かにこの場所だったと認識させてくれる
さて帰ろうかと下りエスカレーターへ向かうと、そこには同じく大変貌を続ける渋谷駅周辺の過去と未来が凝縮されていた・・
エスカレーターを下って行くと目の前にレトロな飲み屋街が現れる・・『 のんべい横丁 』だ・・もはや路地裏ではないかな
ここまで人目に晒されると、今までのようなレトロスタイルをいつまで維持できるだろうか・・見られる場所は変化も早い。
変わらぬ良さってのもあるだろうけど、実際はどんなものでもちょっとずつ変化している・・要は早いか遅いかの問題だろう
自分自身もそう・・まぁ、そんな変化を楽しむのも悪くないと思う今日この頃な沼おじさんです。それでは〜