廃水鏡
時に扉の僅かな隙間から覗く異世界は、その中に入り込んで見る景色よりも魅力的に映るモノだ・・どうも、沼おじさんです。
街ブラでも目の前の景色をいいなぁと思って、そこから10歩も歩いてしまうとさっきの良さが無くなってしまう事がよくある
そうやって素通りしてしまった感動は意外と帰ってこないんだよね、モノを見る立ち位置と言うのはその瞬間にあるんだろうな
さて、廃墟と緑は切って切れない関係にあると言う話を以前しましたが、廃墟と水溜りもまたその一つと言えるでしょう・・
前回は三重の鉱山跡だったけど、ここは伊豆の鉱山跡・・山の斜面に細長く段々に建てられた木造施設の一部です。
崩れ落ちた屋根から入り込んだ雨水が屋内に水溜りを作っていることは良くありますが、ここまで広範囲の水溜りは滅多にない
手前から奥の方まで全部水浸しの池になっていたので、水面に屋根の骨組みと空の明かりが反射して何とも幻想的だった ww