京島とアロエ
京成曳舟駅の近く・・京島の町をぶらぶらしていると、アロエが沢山生えている一角があった・・・
玄関脇に並んだ椅子がこの町の日常を感じさせる・・この辺りは戦災を免れたようで狭く密集した古い町並みの名残が面白い
迷路のように入り組んだ細い裏路地へ入っていくと・・広角レンズのパースとは別の傾きが付加された景色に遭遇・・・
右手の建物が傾いているのかな・・もはやどこで垂直をとっていいのかわからない www
曳舟の辺りはお気に入りでなんか不思議な違和感がありつつ、それでいて自然な感じもする・・アロエも派手で南国チックな
花を咲かせる割に冬に開花する・・季節とのミスマッチ感はあるけど道端に立派に生えてたら自然と受け入れちゃうよね・・
時代とのギャップなど多少の違和感があってもそこにあり続けるという現実がなんとも言えない説得力を持っているのだろう
鹿の食べログ - 野崎島ワイルドパーク編
さて、今日は『 鹿の食べログ - 野崎島ワイルドパーク編 』です・・・入り口こんな看板が落ちてたから多分そんな名前 www
かなり前に一度お見せしたしたと思うけど・・・実際これが凄くワイルドな景色の広がるエリアなのだ・・・
フェンスの先に広がる景色、この辺はちょっとだけ内陸の小高い丘と山に囲まれたエリア・・もうすでに鹿の痕跡が伺えます
無人島なのにゴルフ場のグリーンの様な芝・・当然芝刈りしたわけではなく、鹿が雑草を食べてこうなってるワケですね ww
ここはさながら鹿のフードコート・・もの凄く沢山の鹿が集まってました。そりゃこれだけの土地もゴルフ場みたいになるわ
後ろのフェンスは多分この島に人が住んでいた頃から居住エリアに動物が入ってこない様に区分けしていたのだと思います。
でも今では鹿たちの仕業か部分的になぎ倒されたりして、どこでも自由に移動できる状態・・そして鹿たちの行列の先には・・
こんな水辺・・いや・・ドリンクバーも設置されている・・ここは至れり尽くせりのフードコートなのだ www
水たまりの周りに沢山生えている黄緑色の細長い若葉のような植物『 ハンゲショウ 』は強い香りが嫌で鹿の食べない植物。
単純にこのエリアは面白い景色だなぁと思ってたけど・・これは鹿の嫌いな植物だけが残ってるという景色だったんですね。
ちょっとだけ木も生えているけど、これらの木は人が住んでいる頃に育った木で・・実は他にも木は沢山生えているんだよね
この写真がわかりやすいかな・・地面にポコポコと丸っこいのやら、円錐形の茂みが沢山ありますよね・・・
これらは本来、大きな木に育つハズの植物なんだけど・・育つ暇もなく葉っぱを食われてしまってこんな形にとどまっている
カンコノキ、イヌザンショウ、ツバキ、クズ、クサギなど様々な植物が餌食となっている様子・・・
でも植物の方も黙ってただ食べられているワケじゃない・・棘を強化したりとこの島固有の進化を続けているんだって www
こんな土が掘り返された跡も見つけた・・・これは鹿の仕業ではない・・こんな事をするのは『 イノシシ 』ですね。
この島では 100年ちかくイノシシがいなかったんだって・・それが 2010年頃から突然目撃情報が出始めたんだって・・・
実際、ここでイノシシが横切っていくのを見ましたからね・・ちょっとビビった沼おじさんでした www
とまぁ、こんな所で野崎島『 鹿の食べログ 』はお終いにしましょう・・ちょっと目線を変えると島の別の姿が見えて面白いね
鹿に負けじと進化した植物をもう一度ちゃんと見てみたいなぁ・・こうやって勉強するとまた旅をする目的が見つかる www
いつかまた・・野崎島へ
カナダのスズメ
ナイアガラフォールズとアメリカ NY州を繋ぐレインボーブリッジのたもとで帰りのバスを待っていた沼おじさん・・歩道脇の
塀にスズメが沢山とまっていた・・チェコではスズメらしい小鳥は殆ど見た記憶がないんだけど、カナダではよく見ました。
ほっぺの黒丸模様がないのと頭の上がグレーになってる位で、日本のスズメとよく似ている。あと、僅かに大きめかなって印象
目の端っこに白いポチ模様があるからコイツは普通の『 イエスズメのオス 』らしい・・他にも種類がいるみたいなんだよね。
ところ変わってオタワのバイワードマーケット・・激甘パイ、ビーバーズテールの店の屋根で見つけた小鳥を見てみよう・・
顔も黒くないし、さっきのスズメとは全然顔の模様が違うけど・・この子たちは『 イエスズメのメス 』なんだって www
日本のスズメはオスもメスも全く同じ模様で区別がつかないですよね・・ま、そんな事意識して見た事はありませんが・・・
これだけオスメスで違いがあると一目瞭然・・正直言うと・・ノビタキとかツグミの類の小鳥だと思って撮ったんだよね ww
おまけ ・・浅草橋の路地裏でふと上を見たら屋根の端から電線までスズメが集結して並んでいた。凄く細い路地裏だったので
なんだか罠にかかった様な気分・・・駅馬車が渓谷の間に入っていくと上にアパッチ族が並んでる感じね www