物言わずその存在を刻む者たち
部屋の片隅、障子越しの淡い光の中で無口な花がキッとその存在を主張していた。
河井寛次郎は大正、昭和にかけて京都を拠点に活動した陶工で、この記念館は住まい兼仕事場だったそう。
古いお家の中を見学できるというので、建物を見たくて京都旅行のついでに行ってきました。
この家の中の感じを見るとこだわりが至る所に感じられます。彫刻家の屋敷も見たことあるんだけど同じ空気を感じました。
こういう人たちは何か通ずるモノがあるのかもしれない。
寛次郎さんの事は全く知らなかったんですが、写真の花と同じようにこのこだわりの詰まった家自体が
寛次郎さんを物語っているのかもしれませんね。