人骨でサインを残す者
攻略不可能と思われた仕事も無事片付いて清々しい沼おじさん www 気分がいいので今日は久しぶりにドクロを・・・
さて、チェコはクトナーホラのセドレツ納骨堂へ舞い戻ってまいりましたよ・・・清々しいね www
納骨堂の隣のホテルに泊まって朝一で入ったから、他に人もいなかったんで写真がいっぱいあるのです。
キリスト像の横にもドクロのオブジェが・・・ドクロのシャンデリアやドクロの紋章は以前お見せしましたね・・・
納骨堂の中には他にもこの様なオブジェがいくつかあるんですよ。本物の人骨だけにどれも凄い存在感があります www
通路の脇に骨で綴られた文字が・・・このグロテスクな内装を手がてた『 フランティシェク・リント 』のサインだ・・・
下の段に『 チェスカー・スカリツェ 』と出身地まで書いてある・・・リントは彫刻家らしいが・・・
これだけデカデカとサインを残せるんだから割とアート的な感覚で自由に創作させてもらったんじゃないかと勝手に想像する。
どういう形でリントに依頼があったのか定かではないけど、これは自分の作品だと思ったからこそのサインなのだろう www
鹿のいる風景 - 野崎島
無人島の野崎島・・港周辺の集落跡など散策したあと、山を登って島の真ん中あたりにある立派なレンガ造りの教会へ・・・
ガイドをつければ軽トラックの荷台に乗せて運んでくれるみたいだが ww・・のんびり散策したかったので歩いて向かった。
途中に見晴らしのいい田んぼがあったんだけど・・・ちょこちょこと稲が植えてあるね・・体験実習とかで植えた跡かな
無人島だけど教会の近くに学校の校舎を利用した宿泊施設があるんだよね、そこで何かやってるのかもね
誰もいない海ではしゃぎ、教会を見た帰り道・・・同じ道を戻ってくると野生の鹿が田んぼの中でバシャバシャやっていた・・
校舎前の砂浜にも足跡があったよ・・人がいない時はホント自由にどこでも歩き回ってるんだね www この島は撮影が楽しい。
教会の景色がとても良かったのでまた今度お見せしましょうね〜
恐竜博 2019 に行ってきた
先週の土曜は国立博物館の『 恐竜博 2019 』を見てきました。昼間は混んでるので、夕方5時からのペア割引で入りました。
17時ちょうどに行くとそれはそれで混んでるので・・18時ごろ行ったらすんなり入れた感じです・・中は混んでたけどね
でも昼間よりはマシだと思う・・さて、早速『 デイノニクス 』の本物の化石標本がお出迎えしてくれた・・・カッコイイ爪
こちらは復元全身骨格・・躍動感があっていいねぇ〜 デイノニクスってジュラシックパークのヴェロキラプトルとは違うのか
ジュラシックパークのラプトルの描き方はむしろデイノニクスの方が近いらしい・・20年前とはだいぶ情報が変わっている
名前の『 デイノ 』は『 恐ろしい 』という意味なんだって。『 ニクス 』は『 鉤爪 』このデイノ二クスの研究成果が発表され
それまでの恐竜の愚鈍なイメージを、こんなに躍動的な姿に一変させたのだそうだ・・・
鳥類以外で初めて羽毛が発見された恐竜『 シノサウロプテリクス 』羽毛まで化石になって残るんだよね・・
こんな展示もあった・・恐竜の胃袋の中にはこんな小石がたくさん入っていて、食べ物を消化する手伝いをしていたようだ
ちょうど胃袋のあたりに小石のツブツブが残っている鳥類の化石もあった・・・
そして今回の目玉 2.4m の巨大な腕を持つ『 デイノケイルス 』また『 デイノ 』来ましたね・・『 恐ろしい手 』という意味
手の部分だけ展示してるコーナーがあって・・間近で見ると実際すごく怖い手でした・・デカすぎる www
コイツの巨大で恐ろしい手は現場で体感して欲しいので後ろ姿だけにしておきます www
ティラノサウルスの手なんてこんなオマケみたいなものですもね・・でも結局はデカイ手より 巨大な顎の方が強いんだろうな
顔の大きさが全然違うもんね・・・そういや最近は Tレックスも羽毛が生えていたって事になってるんだよねぇ・・・
TVで再現CG見たけど・・ダサいよね・・・あの体に毛が生えてるんだもん・・まぁ、これからもうちょっと変わるだろうな
今後のジュラシックパークがどんな恐竜出してくるのかちょっと楽しみな沼おじさんです www
そしてもう一つの目玉、北海道で発見された新種『 むかわ竜 』こと『 カムイサウルス 』下に並んでるのが本物みたい
デイノケイルスとカムイサウルスの実物化石は世界初公開なんだって・・・
日本で恐竜と言ったら福井が浮かぶけど・・北海道にもあるんだね・・・そして最後に・・
例のやつが・・・まだいました・・・すごい昔に見た記憶があるけど・・まだ出てくるのか・・・www
地球では今まで5回も大量絶滅があったようですが・・まさに今現在・・実は第6回目の大量絶滅の真っ最中なんて話も・・
10月14日までやってるみたいです・・1時間半くらいで回れるかな。
土曜は夜20時までやってるから18時から18時半くらいに入れば少しは空いてるだろう思う・・・
帰りに博物館の横にある実物大シロナガスクジラの像をみて、やっぱりクジラが一番すげぇなと思ったのはここだけの話 ww
牧野植物園で出会ったあれこれ
富太郎ファンの沼おじさん夫婦は四国旅行で『 高知県立牧野植物園 』は絶対行ってみたいと思っていた場所でした。
日本植物学の父として有名な牧野富太郎は高知県出身なんですね・・植物園にあった彫像はもはや神のような出で立ち www
ちょっとイメージと違いすぎてしっくりこないな・・・まぁ、いいか・・・
さて、牧野ワールドは入り口前からすでに始まっていた。普通に見たらただの茂みにしか見えないような所に学名札がズラリ
あらゆる雑草を採取研究した牧野さんの植物園なら、やっぱりこうでないとね www
見た事のない花がありました・・『 スズカケソウ 』自生している場所が2ヶ所しかないようで絶滅危惧種になってるそう
鮮やかな紫色で可愛いけど、花の付き方とかやっぱちょっと変わってるね www
クマシデの実・・・実なのに葉っぱが蓑みたいに重なって出来てる www 面白い造形だ・・・
アケビの実・・・家にもアケビの盆栽があるけどまだ実はつかない・・蔓植物だから放っておくと蔓が伸びすぎちゃって大変
アケビの実は何か気持ち悪い感じするんだけど・・逆に可愛くも感じる・・いいよねアケビ www
これから咲くんだと思うけど『 コシジシモツケソウ 』ピンク色の綿のよな花がほわ〜っと咲き乱れて綺麗みたいよ。
でも咲く前から品があっていい味出してると思う・・・何か気に入って撮影した覚えがある。
『 ハゼノキ 』は内子の和蝋燭で重要な材料になっていましたね・・何でもその気になれば材料にする事が出来るんですね
このデカイ豆・・たまに乾燥してカチカチになったのが売ってるけどコレかなぁ・・『 トビカズラ 』というみたい
カズラと言ったらこの前行った徳島県のかずら橋に使われている蔦と同じようなものかと思ったんだけど・・・
かずら橋に使われてるのはマタタビ科のシラクチカズラ・・カズラという名前は同じでもコチラはマメ科で結構違うんだね
何でもコイツは花が咲くと不吉な事が起こると言われるほど花が咲きにくいそうなんだけど・・ここでは毎年咲くそうだ www
そして沼おじさん的には花よりも嬉しい 『 サツマニシキ 』眼が覚めるような鮮やかなブルーの蛾・・そう蛾ですよ www
昔一回見た事あったと思うんだけど・・多分二回目の遭遇・・めちゃめちゃ綺麗だからテンション上がるんだ www
甲虫が好きだからそれほど蝶とか興味が薄い沼おじさん・・どちらかというと蛾の方が興味あるかな・・
これは『 キイトトンボ 』ブルーや黒のやつは関東でもよく見るんだけど、黄色は初めて見た・・何れにしてもイトトンボが
いるって事は環境が良いってことですね・・トンボも興味薄いんだけどイトトンボだけは注目しています www
他にもゴボウゾウムシ系の初見のやつも見つけて幸せだった沼おじさん。そう言えばそもそもHatenaでブログを再開したのは
複数ブログを持てるからで、昆虫ブログを別でやろうと思ってたんだよね・・ゾウムシだけのブログとか・・ま、そのうちに
この道は以前ちょろっと言ったけど、お遍路道なんですよね・・園内を横切るお遍路道って面白いよね www
ここは風情ある綺麗な道だったけど、藪のトンネルみたいな道もあってこの道の先にちょっと興味を惹かれる沼おじさんでした
最後にやってきた温室には巨大な蓮の葉が待ち構えていました・・大きさがわかりにくいと思うけど大人が両手を広げたくらい
超デカイくてちょっと怖い www 名前が『 オオオニバス 』だから・・もう『 ハス 』じゃなくて『 バス 』だからね・・・
ネットで検索してたらこの上に人が乗ってたよ www
名前忘れたけど・・色のグラデーションが綺麗だった葉っぱ。奄美とかで庭先に生えていて綺麗だったんだよねコレ
島では自然に生えるものなのか・・植えたのか・・結構こんな感じの鮮やかな植物をいっぱい見た気がする。
だらだらと書いてしまったけど・・植物園とはこういうものです。行く時期によって見れる花も違うし何回行っても楽しいんだ
帰りにショップで牧野さんの博物画のA4サイズをいっぱい買ってしまった。沼おじさん夫婦は牧野さんの絵が大好きなの
なんならTシャツもあれば買う勢いだったんですが・・ありませんでした・・残念・・
ご当地Tシャツとか好きだから用意しといて欲しいと思う沼おじさんでした www
けっこう歩き疲れて甘いものが食べたくなり、最後に高知名物アイスクリンを食べました。知ってる?アイスクリン・・
子供の頃高知に行った時は海岸の前でおばさんがクーラーボックスからシャーベットアイスを掻き取って出してくれた。
今でもあんな売り方してるんだろうか・・・懐かしい味で美味しかったなぁ・・と言うワケで牧野植物園のあれこれでした。