牧野植物園で出会ったあれこれ
富太郎ファンの沼おじさん夫婦は四国旅行で『 高知県立牧野植物園 』は絶対行ってみたいと思っていた場所でした。
日本植物学の父として有名な牧野富太郎は高知県出身なんですね・・植物園にあった彫像はもはや神のような出で立ち www
ちょっとイメージと違いすぎてしっくりこないな・・・まぁ、いいか・・・
さて、牧野ワールドは入り口前からすでに始まっていた。普通に見たらただの茂みにしか見えないような所に学名札がズラリ
あらゆる雑草を採取研究した牧野さんの植物園なら、やっぱりこうでないとね www
見た事のない花がありました・・『 スズカケソウ 』自生している場所が2ヶ所しかないようで絶滅危惧種になってるそう
鮮やかな紫色で可愛いけど、花の付き方とかやっぱちょっと変わってるね www
クマシデの実・・・実なのに葉っぱが蓑みたいに重なって出来てる www 面白い造形だ・・・
アケビの実・・・家にもアケビの盆栽があるけどまだ実はつかない・・蔓植物だから放っておくと蔓が伸びすぎちゃって大変
アケビの実は何か気持ち悪い感じするんだけど・・逆に可愛くも感じる・・いいよねアケビ www
これから咲くんだと思うけど『 コシジシモツケソウ 』ピンク色の綿のよな花がほわ〜っと咲き乱れて綺麗みたいよ。
でも咲く前から品があっていい味出してると思う・・・何か気に入って撮影した覚えがある。
『 ハゼノキ 』は内子の和蝋燭で重要な材料になっていましたね・・何でもその気になれば材料にする事が出来るんですね
このデカイ豆・・たまに乾燥してカチカチになったのが売ってるけどコレかなぁ・・『 トビカズラ 』というみたい
カズラと言ったらこの前行った徳島県のかずら橋に使われている蔦と同じようなものかと思ったんだけど・・・
かずら橋に使われてるのはマタタビ科のシラクチカズラ・・カズラという名前は同じでもコチラはマメ科で結構違うんだね
何でもコイツは花が咲くと不吉な事が起こると言われるほど花が咲きにくいそうなんだけど・・ここでは毎年咲くそうだ www
そして沼おじさん的には花よりも嬉しい 『 サツマニシキ 』眼が覚めるような鮮やかなブルーの蛾・・そう蛾ですよ www
昔一回見た事あったと思うんだけど・・多分二回目の遭遇・・めちゃめちゃ綺麗だからテンション上がるんだ www
甲虫が好きだからそれほど蝶とか興味が薄い沼おじさん・・どちらかというと蛾の方が興味あるかな・・
これは『 キイトトンボ 』ブルーや黒のやつは関東でもよく見るんだけど、黄色は初めて見た・・何れにしてもイトトンボが
いるって事は環境が良いってことですね・・トンボも興味薄いんだけどイトトンボだけは注目しています www
他にもゴボウゾウムシ系の初見のやつも見つけて幸せだった沼おじさん。そう言えばそもそもHatenaでブログを再開したのは
複数ブログを持てるからで、昆虫ブログを別でやろうと思ってたんだよね・・ゾウムシだけのブログとか・・ま、そのうちに
この道は以前ちょろっと言ったけど、お遍路道なんですよね・・園内を横切るお遍路道って面白いよね www
ここは風情ある綺麗な道だったけど、藪のトンネルみたいな道もあってこの道の先にちょっと興味を惹かれる沼おじさんでした
最後にやってきた温室には巨大な蓮の葉が待ち構えていました・・大きさがわかりにくいと思うけど大人が両手を広げたくらい
超デカイくてちょっと怖い www 名前が『 オオオニバス 』だから・・もう『 ハス 』じゃなくて『 バス 』だからね・・・
ネットで検索してたらこの上に人が乗ってたよ www
名前忘れたけど・・色のグラデーションが綺麗だった葉っぱ。奄美とかで庭先に生えていて綺麗だったんだよねコレ
島では自然に生えるものなのか・・植えたのか・・結構こんな感じの鮮やかな植物をいっぱい見た気がする。
だらだらと書いてしまったけど・・植物園とはこういうものです。行く時期によって見れる花も違うし何回行っても楽しいんだ
帰りにショップで牧野さんの博物画のA4サイズをいっぱい買ってしまった。沼おじさん夫婦は牧野さんの絵が大好きなの
なんならTシャツもあれば買う勢いだったんですが・・ありませんでした・・残念・・
ご当地Tシャツとか好きだから用意しといて欲しいと思う沼おじさんでした www
けっこう歩き疲れて甘いものが食べたくなり、最後に高知名物アイスクリンを食べました。知ってる?アイスクリン・・
子供の頃高知に行った時は海岸の前でおばさんがクーラーボックスからシャーベットアイスを掻き取って出してくれた。
今でもあんな売り方してるんだろうか・・・懐かしい味で美味しかったなぁ・・と言うワケで牧野植物園のあれこれでした。