豆カメラってか
今年は新型コロナウィルスのせいで楽しみにしていたカメラの祭典『 CP+ 2020 』が中止になってしまって残念な沼おじさん。
いつも同時開催される中古カメラフェアも覗いてみたかったんだけど・・まぁ、しゃぁないね・・中止は賢明な判断でしょう。
と、いうワケで今日は会社で貰い物の古いカメラ機材を整理していたら出てきた面白いモノを紹介しましょうね www
この傷んだ古いレザーケース・・手のひらサイズで小さいんだけどズッシリ重い・・何だろうと思って開けてみると・・・
こんなの出ました・・昔の露出計付き距離計かなと思ったんだけど・・フロントのレバーをスライドさせたらレンズが付いとる
ファインダーも最初収まってたんだけど、90度起こしてこの状態・・よく見たらSPダイヤルにMFレバー、絞りダイヤル・・
そしてシャッターボタン、カメラに必要なモノが全部付いてる・・・あぁ、なるほど・・これが『 豆カメラ 』ってやつか!
これは『 MAMIYA-16 AUTOMATIC 』というフィルムカメラで60年前の 1959年発売の製品なんだって・・面白い造形 www
でも横幅 10cm、厚さ3cm くらいなので、普通のフィルムは使えない・・裏蓋を空けるとフィルム室が現れたんだけど・・
見たこともないパトローネ ( フィルムを巻き巻きするやつ ) が入っていた・・110フィルムより小さいな・・・もしかして・・
名前の『 16 』は『 16mm 』ってことか?・・調べてみたらやっぱりそうで動画撮影用の『 16mmフィルム 』を使うようです
パトローネを開いてみた・・まぁ、昔はね・・暗室やら黒袋のなかで手探りでフィルム詰め替えたりってのはあったけど・・
今これを使うために16mmフィルムを取り寄せてコレに詰めたりするかっていうと・・先ず、しないな www
最初けっこう汚れてたんだけど殆どが手垢で拭いたらかなり綺麗になった・・シャッタスピードが変化しないので開いて自分で
直そうかと思ってはいるんだけど・・直したところでフィルムが・・ってな感じでとりあえず放置している沼おじさんです。
でもクラカメ好きにはグッとくるフォルムと存在感・・可愛いのでいつか直してやろう・・いつかね www