80年代のデジタルウォッチ『 SEIKO RC-1000 』
しばらく前からコレクションケースの中で表示の消えていたデジタルウォッチがあった・・電池交換ついでに紹介しよう ww
これは1984年にセイコーから発売された『 腕ターミナル RC-1000 』と言うデジタルウォッチ・・お気に入りの一品。
以前『 ボイスノート 』と言う録音機能付きのデジタルウォッチを紹介したけど、コイツもイカした腕時計なんだよね・・
84年は『 腕コン 』の年。セイコーとエプソンからコンピューター内蔵の腕時計が発売された年なんですね、これはその一つ。
エプソンのヤツは割とコンピューターだったらしいけど、コイツは PC接続でデータ入力して、それを表示できるってだけ・・
だから『 腕ターミナル 』と言うワケだ・・・まぁ、80年代のスマートウォッチ的なモノと思ってやって下さい ww
さて、電池交換作業を今後の備忘録として書いておこう・・主に自分の為だが、同じ趣味をもつ誰かの役に立つ事もあるだろう
裏蓋は4つのネジを外すタイプだから簡単で良い。蓋を開けると、さらに電池抑えのパーツが2つのネジで固定されている。
このネジは非常に小さいので無くさないように・・上下に2つある金色のバネも逆さにしたりするとポロっと無くしがちだ ww
RC-1000の電池は『 BR2325 』というリチウム電池。この電池は普通の電気屋、コンビニ、スーパーではまず売っていない。
店に行って探すより、ネットで買ったほうが早いだろうね ww 後は電池を入れ替えればいいだけだ・・でも・・
電池を入れて完了というワケではない。リセットしないと起動しないのね、裏蓋にご丁寧にリセット方法が書いてあった ww
表の6つのボタンの内、上段の3つのボタンと下段の真ん中のボタン、計4つのボタンを同時に3秒以上押せば再起動する。
ボタンの間隔が狭いのでおじさんの指ではギリギリだ。ビィ〜っと起動音が鳴って『 80年 』と表示された時は感動した ww
液晶をよく見て欲しいんだけど、普通の液晶文字ではなくて一文字が 5x7のドットマトリックスになっているのも面白いよね。
付属品にはPC接続ケーブルの『 Interconnecting Cable 』と データ管理ソフト『 Data Transmission Software 』が入っていた
80年代のデジタルウォッチがこの 2021年に稼働しているんだから凄いよなぁ・・とりあえずケーブルを繋いでみるか・・・
本体の左側面に接続端子があるので、そこに接続ケーブルのソケットを装着。続いてケーブル反対側のコネクターをPCに接・・
あれぇ?・・挿さんねぇな・・なんでぇ?・・25ピンコネクターくらい挿さるだろうがよぅ、これだから Mac は・・・
しょうがないから管理ソフトを先にインストールするか・・・ えぇっと、ソフトソフトっと・・
あぁぁれえぇぇ〜?? 全然入んねぇ・・おいおい、21世紀だぞ! フロッピーくらい読めよぉ、どうなってんだまったく!!
と言うワケで何故か PCと接続もソフトの読み込みも出来ないので、残念ですが RC-1000 の性能をお見せする事が出来ません。
まぁ、電池交換出来たからいいか・・で、日付を合わせようとして重大な事実に気がついた沼おじさんだった・・年号見て・・
この『 RC-1000 』は日付に年号も表示されるんだけど・・『 1980〜2020年 』までしかサポートされていないんだよね・・
2020年まで行って次のボタン押したら、1980年に戻ってしまった・・去年から電池切れてたから初めて気が付きました ww
なんでそこに制限を付けるのか・・まぁ、しゃぁない・・沼おじさんは『 1981年 』からやり直すことにします! 以上っ!