ピーター・ドイグ展とサザエのおはぎ
敬老の日は『 東京国立近代美術館 』で展示を見るために、九段下をぶらぶらしていた沼おじさん・・・その途中にあるコレ。
ここを通るといつも気になるパレスサイドビルの円柱型の塔、何だろうと思ってたけどエレベーターや階段の塔だって・・・
まぁ、そんな話はどうでもいいんだけどさ・・この建物の外観は一見地味だけどちょっと変わってて何気に好きなんだよね ww
外壁に足場のような鉄パイプが張り巡らせてあって、さらに縦に各フロアごとに分割された漏斗型の雨水管が下まで伸びる。
無骨な外観だけどさりげなく遊び心があって面白いんだよね・・さて、道草食ってないで近代美術館に行きましょうかね・・
全然知らなかったんだけど『 ピーター・ドイグ 』って画家の展示・・この絵を見せられ良さそうだなと思って来てみました。
エドワード・ホッパーとか好きだからね、でも予想してたのと全然違ったな・・勿論いい意味でよ www
こういう絵ばかりなのかと思ってたら結構色々な描き方してるんだよね・・単純に技法の面でも面白い部分が沢山あった。
これは凍った池に佇む男の絵なんだけど、手前に舞い落ちる葉っぱを厚盛りして描くことで遠近感を出しているんですよね・・
コレだけのことでホントに絵に奥行きを感じた・・他にも薄塗りと厚塗りを使い分けて視線を誘導したり、けっこう技巧派だ。
この人は既存の絵葉書やカタログの写真とか、そんなものから構図やモチーフを拾い上げてイメージを構成しているんだって。
作品作りに自分の外からの要素を取り込んでいるから凝り固まらずに色んな絵が描けるんだね、不思議な世界でしたよ ww
日本のスキー場の写真をモチーフにした絵も綺麗だった・・最後にドイグが運営してる映画上映会の手作りポスターの展示も。


パパッと描いたものだけど毎回自分でポスターを描いているのがウケる ww 自分が好きな映画はちゃんと描いたりしてんだろう
東京物語からピンポンまで日本映画も沢山ありました。考えてみたら有名な画家さんらしいから贅沢なポスターだよね。
最後に笑って帰れる展示は初めてだ ww 10月11日までやってるようだから興味があったら行ってみるといいよ、オススメ。
展示を見終わってそのまま日本橋方面へ向かった沼おじさん・・お彼岸だったからね、三越でおはぎを買たかったのだ www
皇居の前に並ぶ大手町のビル群・・お堀の前は広々としているから、壁のように並ぶ高層ビル群の最前線の眺めが好き。
その横、工事中の壁にイカした張り紙があった、真面目なのかフザケているのか微妙なラインだ ww 半分フザケているんだろう
でも半分フザケたら、それはもうフザてているととって良い。たまに映画であるハーフバンパイアは、もはやバンパイアだ ww
そもそも誰に向けた張り紙なのか・・現場か通行人か・・まぁ、どうでもいい話だ・・・
もう直ぐ三越・・この辺は古い立派な建物が色々あるね、日銀本店とかガラス張りの高層ビルに混じって存在感がパねぇ www
日銀本館は上から見ると『 円 』って漢字の形してるんだよね、イカす。もうこう言う建物が本気で建てられる事はないのかね
そして日本橋三越に到着、パイプに謎の針金・・・デパ地下の『 サザエ食品 』で好物のおはぎを買って帰った沼おじさん。
前は『 大と小 』が売ってたけど、今は『 中 』一択になったようだ・・『 小 』を三つくらいが丁度よかったんだけどな・・
でも結果、粒あんときなこ、ごまの『 中 』3個も食べたらペロリでした・・ここのおはぎはホント飲み物だから www
と、言うワケで九段下からピーター・ドイル展、日本橋までぶらぶらした敬老の日のお話でした。それでは〜