木曽路ドライブ - 『 寝覚の床 』編
最近仕事で帰りの遅い日が続いてて全然レビューが書けなくて申し訳ない・・じゃ、この前の木曽路ドライブの話を進めよう。
今日は前回チラ見せした綺麗な水の木曽川と面白い奇岩が楽しめる景勝地『 寝覚の床 ( ねざめのとこ ) 』へ行こうと思います。
たまたま出発の前日にテレビで紹介されてて、景色が面白そうだったのでちょろっと写真を撮ろうと寄ってみたんだけど・・・
結構長居してしまった。楽しいのは景色だけじゃなかったんだよね・・でもその前に腹が減ったのでお昼ご飯を食べておこう。
『 奈良井宿 』で食べてもよかったんだけど去年行ったからね、途中で信州そばのお店を発見し車を止めた沼おじさんだった。
『 寝覚の床 』 がある上松町のちょい手前にあった『 阿羅屋( あらや ) 』と言うお店。ここの蕎麦が美味かったんだよね ww
たまたま見つけて入っただけだけど、久しぶりにうまい蕎麦を食って大満足だった。一緒に頼んだ野菜天ぷらもウマウマです。
窓から見える紅葉した綺麗な山を眺めながら、最後に来た濃厚な蕎麦湯をグビグビいってしまいました ww ここはオススメ。
うまい蕎麦で腹を満たして、さぁ出発と行きたい所だけど・・店の裏にある巨木が気になってちょろっと寄り道 www
阿羅屋の駐車場に車を駐めた時から気になってたんだよね・・店の横に田んぼに降りる階段があったのでそこから裏道へ出た。
手前の木も立派だけど、気になっていたのはその奥にある変な形をした老木だ・・どうやら八幡宮の境内に生えている様子・・
ここは『 旗挙八幡宮 』って所みたい、変な名前だなと思ったら木曽義仲 ( 源 義仲 ) が平家討伐の旗挙げをした場所なんだって
昔はここに義仲の館があったみたいなんですよね、この老木はその頃に植えられたもので樹齢 800年くらいあるんだってさ ww
遠くから見た時変な形してるなと思ったら、折れちゃったみたいだね。台風とか落雷でこんな姿になったみたいだけど・・・
元は樹高 30m 周囲 12m もある欅 ( ケヤキ ) の巨木だった様だ。こんな姿になってもまだ生きてるんだから凄いね ww
裏に回ると昔の巨木感がなんとなく伝わってきた・・長野は巨木だらけだから途中で見つけるとついつい寄り道してしまう。
樹齢何百年っていうような巨木はどんな有名な神社仏閣よりも有難い感じがして好きなんだよね・・・
旅行へ行ったらその先々でご当地巨木の一本ぐらいは見て、パワーを頂きたいものだ・・ついでにご当地マンホール蓋もね ww
この辺りは『 日義巾 ( ひよしはば ) 』という地名なんだけど、朝日将軍と呼ばれていた義仲の名前が地名になった様子。
このマンホールの絵も義仲の家紋の笹竜胆 ( ささりんどう ) なんだって・・そうと知ってて写真撮ったわけじゃないけどね ww
こうやってご当地マンホールの写真を撮り集めているだけ・・そういや皆さん『 マンホールカード 』はご存知だろうか?
いわゆる『 ダムカード 』みたいなもので、絵柄の入ったご当地マンホールのコレクションカードが配布されているのだ !!
沼おじさんもこの旅の途中で知ったんだけど・・下水道局や観光案内所など各地域でしてされた場所でもらえるらしいよ www
サイトを見るとご当地マンホール情報とか検索出来て案外面白い。興味があったら見てみるといい、って無駄話が長いな・・
いい加減寄り道ばっかしてないで『 寝覚の床 』を見に行こう・・専用の駐車場があったのでそこに車を駐めました・・
駐車料金が 500円。寝覚の床への入り口は『 臨川寺( りんせんじ ) 』の中にあるので更に拝観料として大人一人 200円必要。
拝観料というか通行料を払って臨川寺の境内に入っていくと、奥に寝覚の床への降り口がある・・手すりの所は展望台だ。
下を流れる蛇行した川は『 木曽川 』上流だからまだ川幅も狭いね・・この辺りの地層は花崗岩で出来ているんだって・・
木曽川の流れがそれを削って出来た景色が『 寝覚の床 』というワケ。右側の岩場に人が小さく写ってるね、あそこへ行こう。
展望台横の降り口からこんな長い階段を下りていく・・駐車場から直より、こんなアプローチがあるのは悪くない ww
展望台からも写っていたけど途中で線路の下をくぐって行くのも面白い・・騒音を上げながら頭上を電車が走っていく ww
ここをくぐるともう川が見えて来る。受付のおばちゃんは15分と言っていたけど、まぁ5分くらい歩けば川まで行ける。
さぁ、やっと目的地に到着・・荒々しい岩肌が見えてきました。今頃はもっと紅葉が進んで山も色鮮やかになってるかもね ww
今日は天気がイマイチだったけど、それでも川の水の色がまず最初に目を引いた・・・少し緑がかった濃い目のブルーだ。
色が濃いからパッと見濁ってるように見えるけど、ちゃんと川底の石がハッキリ見えるから水はとても綺麗なんだな・・
このあとに行く『 阿寺渓谷 』の川の色とは比べものにならないけど、これはこれで面白い色だ、川遊びもしたくなるね。
さっき人が居た岩場はもう少し先だからそっちへ行ってみよう・・・
臨川寺からかなり下まで下りてきたから、遊歩道の脇は急斜面の崖だ。所々で上から山水が滝のように流れ落ちていた。
さて、正面までやってきました〜 凄い岩肌だよね・・この寝覚の床には何故か『 浦島太郎伝説 』が絡んでいるんだよね ww
こんな山奥で浦島太郎? 色んな説があるけど正直どうでもいい ww 手前の人が立ってる辺りの平らな岩で太郎が寝たのかな。
そんな盛り話はどうでも良くなる景色だ・・前にも言ったけどここへ来たのはちょっと写真を撮るだけのつもりだったんだよね
でも右上の木が生えた黒い岩場に神社みたいなのがあるじゃない・・あそこへ行こうと思った時点で予定は大きく変わっていた
この写真からはまだ想像出来ないかもしれないが、実はここは『 天然アスレチック 』だったのだ・・それはまた次回へつづく
無駄話が長すぎて本題に入った途端に終わる・・これが沼おじさんの旅レビューだ・・後でちゃんとやりますよ www
無駄が多すぎると反省しつつも、無駄を楽しむ事こそ最重要事項とこっそり思い続けている沼おじさんです。それではまた〜