うなり島で阿寺ブルーを満喫 〜 阿寺渓谷遊歩道を歩く#5
今日は阿寺渓谷遊歩道のハイキングコースの続き・・前回『 うなり島 』に到着する所まで書いて満足して忘れてましたわ ww
うなり島はこのハイキングコースへ来たならば絶対に立ち寄ったほうがいい場所。気持ち良く阿寺ブルーを満喫できるからね。
今日はそんな『 うなり島 』エリアをじっくり見て行こう・・前もって言っておくとここは全然『 島 』ではないよ www
なんで島って付くのか分からないけど、実際は大きめの石がゴロゴロ転がる河原だね・・でもここは渓谷だから河原は貴重。
今まで川まで降りられる場所はいくつかあったけど、こんなにゆったりのんびり寛げる河原は他になかったんだよね。
散策の最後に河原で一休みしながら濃厚なブルーの川を存分に味わって帰れるんだから、ホント最高の場所だったよ www
川岸の張り出した丸い岩壁に川の流れがぶつかって川幅が広がり、そのカーブの内側は水流にえぐられて深くなっているのね。
コレが『 阿寺ブルー 』に素敵なグラデーションをプラスしてくれている・・地形も平坦なので流れが穏やかで波紋が少ない。
天気は曇っていたけど、広い河原なので光もよく入る・・阿寺ブルーを満喫する為の様々な好条件が揃っているんだろう ww
いや、ホント綺麗すぎて嘘みたいだよね ww この美しい阿寺ブルーを眺めながら『 うなり島 』の名前の由来の話を・・・
昔、駆け落ちしてこの地に隠れ住んでいた男女が悲しい末路を辿り、川が増水した夜に悲痛なうなり声が聞こえて来るという。
なんか、思ってたんとちゃう ww こんなに綺麗な場所なのにそんな怖い感じなのか・・それより島ってなんなの ww
まぁいいや、名前なんて大体その場所の危険を示したりするものだからね、増水すればここも危ない場所なんだろうな・・
手を入れたらすぐに石を掴めそうに見えるけど、実際はそこそこ深い・・透明度がめちゃ高いから深さも惑わされるね ww
この日は天気はイマイチだったけど、数日前から雨が全然降ってなかったお陰で川は最高にクリアな状態だったと思う。
せっかく晴れていても前日が大雨なら川が濁ってしまうからね・・曇っていても水がクリアなら最高に綺麗なブルーでした。
下流の方を見渡すと再び傾斜が付いて大きな岩がゴロゴロし始める・・うなり島エリアは丸い岩壁を囲む池の様な雰囲気かな
阿寺ブルーは当然素晴らしいんだけど、阿寺川を取り囲む紅葉し色付いた木々もとても綺麗で気分を上げてくれたっけ・・
遊歩道を歩いて来て最後まで喜びをプラスし続けてくれるんだから、ホントいいコースだなと思う沼おじさんです www
下流の方へやってきた、ここから流れが複雑になって波紋が多くなるからブルーは分かりづらくなるね・・でも紅葉が綺麗だ。
今まで林道の中を歩いてきたから、広い河原へ出て周りの景色を新たな気持ちで眺めることができる。そう言うの好きだな ww
それって案外意識しないと難しいと思うけど、思い返すとこのコースは自然と気持ちを切り替えてくれた様に思うな・・・
うなり島はほぼコースの最後の場所にあるんだけど、そんなモンだから妻も沼おじさんも二人して変に元気になっちゃって・・
あそこ綺麗だなと思ったらゴロゴロする岩場を苦にもせず、あちこち歩き回ったり登ったりして写真撮ってたなぁ ww
倒木に変わった植物があった・・最初は杉の枝でも落ちているのかと思ったけど、やたら青々としてるのでよく見ると・・
あら、蔓になってる・・これは『 ヒカゲノカズラ 』というシダ植物。地域によっては正月飾りに使われたりもするんだって。
発色がいいからそんな使い方もなんとなく分かるな・・川辺には色んな苔やシダが生えてるから足元をよく見てみるといい ww
少し高い岩場に登ってみた・・さっきとたいして変わらないけど川の流れが少し見える様になった、色々試す楽しみ www
植物だけじゃなく河原の石もよく見ると面白い・・川の流れに削られて現れる模様、川とか海に行くと面白い石をよく探す。
今回沼おじさんのイチオシ石はコレ ww 中央に苔が張ってる割れた岩。真ん中の成分が違うのかな、保水し易いとかね・・
小さい面白石だったら拾って帰ったりするけど、今回は岩だったので撮影だけだ ww でも妻なんて拳より大きな白い丸石を
拾って嬉しそうにバックに入れていた・・そんなデカい石どうするつもりか知らないが相当ウカれている様子だった www
と言うワケで、うなり島で美しい阿寺ブルーを堪能してテンションが上がり過ぎて、元気になってしまったというお話でした。
もっと若い頃はこんなに楽しめなかった気がする、一体なにが変わったんだろうなぁ・・まぁ、いいや・・・
なぜ島なのか分からないけど、とてもいい場所だったのでこのコースへ来たら『 うなり島 』は絶対寄った方がいいね ww
あとは駐車場の方へ戻って行く感じだけど、そこでもいいポイントがあったのでもうちょっと続きます・・それでは〜