伊豆大島の旅『 波知加麻神社 』の素敵な参道
今日は伊豆大島をぶらぶらして、とっても雰囲気の良かった神社を紹介しましょうね。前回の『 切通し 』と同じ泉津エリア。
一周道路から脇道に入ると直ぐ青い鳥居が見えてくる、その奥の杉林は『 波知加麻神社 ( はじかまじんじゃ ) 』の参道だ・・
さて何が良かったかって、この杉林の参道の雰囲気がとても良かったんだよね・・杉林の周囲は泉津集落の細い道路にぐるり
囲まれており、外から見る分にはただの杉林・・でも一歩鳥居をくぐればそこは特別な空気の漂う異世界のように感じるだろう
鳥居から真っ直ぐ伸びる苔むした参道・・木漏れ日が点々と差し込み、スポットライトを浴びた苔が色鮮やかに青々と輝く・・
宿にあった雑誌にこの先にある社殿周りの写真が載っていて、いいなと思って来てみたんだけど・・参道も素敵やん www
頭上高くそびえ立つ杉の木、どうしてもつい見上げてしまう・・この日も午後から雨だったけど、この時だけ青空も見えた。
大きな夏の雲が流れ参道の中の光はふわふわと揺らめく・・それでも参道は一定の明るさを保っているのだ・・・
上はご覧の通り杉の葉で閉じているけど、この杉林は道路で囲まれているから安定した横日を取り入れる事が出来るワケだ。
陽が少し陰った様子。こう言った変化を楽しみながらゆっくり歩いていった・・木の根元に若木が生えているのが可愛いね。
嬉しくなって全然前に進まない沼おじさん・・流石に妻が先へ進みたそうなのでもう行こう・・もう一枚撮ってから・・ww
また陽が強くなった来たね・・光で雰囲気がぐっと変わるのがいい。霞がかった日ならどんなだろうとか考えちゃうなぁ・・
木曽で檜林の中を歩いた時も凄く不思議な感じがしたけど、やっぱり周囲に一種類の木しか生えてない空間って面白いな ww
奥へ進んで行くと杉に混じって別の種類の古木が混じり始めた・・確かこの辺、杉林の途中に石祠 ( せきし ) があった気がする
上り坂に差し掛かると道が暗くなって来た・・雑木林になったんだね、何かを隠す様に低木の葉が密に折り重なっているのだ
薄暗い坂を登って行くと、奥に剥き出しの水盤がポツンと置かれている。境内に入ったようだ・・暗いけど悪い気はしないな
何て言うか、陰気な空気じゃなくてむしろ暖かい雰囲気・・夏だったしね逆光に透ける鮮やかな緑に包まれてたからかも ww
境内に生える古木は何とも奇妙な容姿をしたモノが多く、執拗に管理し過ぎない感じが独特な雰囲気を創り出している気がする
少し横を見ると小さな社殿が見えてきたね、確かこの境内エリアだけ丘になっていて周りはグルっと谷に囲まれていたっけな。
参道も良かったけど境内の雰囲気も凄く気に入ってしまった・・特に何も調べずに来たけど、コレは参拝せずには居られない。
ひっそりと佇む『 波知加麻神社 』の拝殿を、一面の緑が優しく包み込んでいるかの様・・・素敵だなぁ、来て良かった ww
長くなるので今回はここまでにしておこう・・まだ写真もあるし、次回はこの境内をもうちょっと見て行こうかね・・・
続きは後編で、それでは〜