早朝の南木曽を歩く
今日はこんな所をぶらぶらしましょうかね・・紅葉したブナの木を見つめる妻、ジャケットの色も背景に馴染んでいい感じ。
去年からの木曽旅行話の続き・・あ、いや・・一昨年からだね・・もう、流石にこれでラストにしましょう www
前回はこの南木曽 ( なぎそ ) の古民家宿『 結い庵 』の裏庭をぶらぶらしました。テラスから見た裏山の景色が綺麗だったので
朝食を食べる前にカメラを持ち出し、宿の周辺を散歩することにした沼おじさん夫婦。まぁ、旅先ではいつものことだ・・
小雨舞う早朝、少し薄暗いが景色にしっとりと艶があって心地いい・・宿の裏にある畑からの景色、ここは前にぶらついた場所
南木曽自体が山奥だけど、ここは更に山の中だ。でも下の方に別の民家も見えるね、今回は宿の近所をぶらぶらしよう・・
真っ赤な消火栓に絡まる蔦が、絶妙なグラデーションを見せる。この細型の消火栓は初めて見たな・・消火栓好きの沼おじさん
雨で濡れてなかったらこんな印象にはならなかっただろうな・・撮ってなかったかも・・こういうのも一期一会の景色だ ww
この葉っぱもそうね、雨雲に遮光された淡い光が濡れた葉っぱを色っぽく感じさせる。沼おじさんがよくよく思うのは・・
カメラは『 見る 』って事を意識させる道具でもあるんだよね、ただ目に景色を映してもなかなか記憶には残らないモノだ。
特におじさんになると面白いくらい忘れるからね ww だからカメラって首からぶら下げてるだけでも価値はあると思うな。
まぁそんな話はいいとして、奥にまた別の家が見えた。結構大きな家、多分この辺の農家さんだろう。宿も元々は農家の建物だ
一旦通り出ると遠くに綺麗に黄色く紅葉した木が見えたので、気の赴くまま吸い寄せられるようにそちらに歩いて行った・・
うねうねと先の見えない坂道の真ん中に、シルエットの美しいブナの木がここぞとばかりに生えている・・ホントいい景色。
冒頭の写真は、妻が坂の上からこの木をカメラに収めようと構図を練っている場面。高さを変えて眺められるのは坂道のいい所
葉っぱが波なみしてるからブナの木だと思うんんだけど、違ったらゴメンね ww 紅葉すると緑から黄色、最後に茶色くなる。
引いて見てた時は全部黄色く見えてたけど、案外緑色の葉っぱもまだ残ってるね・・色の変わり目の季節って好きだな・・
なんとなくブナの紅葉に惹きつけられて進んで来たら、さっきの民家に辿り着いた。何気に手前のシダも奥の背景も凄いな・・
晴れてたらもっと気持ちがいいだろうけど、霞がかった雨の景色も悪くない・・傘さして写真撮るのは煩わしいけどね ww
うねうね坂の脇には緑に覆われた水路が流れている・・ここを流れる山水も終いには木曽川に流れ着くのだろう・・・
道端に咲く花は枯れてもなお鮮やかな色彩を見せる。枯れてて良く分からんけど、キクっぽい花・・ルドベキアとかそんな感じ
こういう山道を歩いてると、急にド派手な花が咲いてたりするから面白いよね。庭で植えてた花の種でも飛んできたのかな・・
坂道を下りきったら行き止まりだった、この農家さん専用の道らしい・・と、また消火栓景をしっかり撮ってしまう沼おじさん
普段はアスファルトやコンクリートとセットだから、緑の中でポツンと映える赤色が妙にそそったのでした ww
さ〜て戻ろうかと思ったら、駐車場脇の竹やぶからのそのそとぬこキタ・・かわゆい・・あれ、コイツはもしかして・・
ちょっと拡大すると・・あ、やっぱそうだ・・宿の猫だ・・野良猫かと思ったらパトロール中だったのね、可愛いな ww
無害だと分かると、ぬこはくるりと踵を返し来た道を戻って行った・・さて、朝食もまだだし沼おじさんも宿へ戻るか・・
チェックアウトまでの僅かな時間・・ほんのちょっと外へ出るだけで、色々といい景色を見ることが出来るモノだね。
荷物を車に詰め込み、そのまま松本市へ・・やっぱり旅行へ行ったら温泉に入りたい。『 扉温泉 桧の湯 』へ立ち寄った。
天然自噴かけ流しのアルカリ性単純温泉だって、あんま覚えてないけど、いい湯だったでしょうよ ww
温泉で温まってからレンタカーを借りていた諏訪へ・・『 ハーバルノート・シンプルズ 』にも寄り道して、上諏訪駅に到着。
上諏訪駅は『 足湯 』があるんだよね。石碑に『 駅露天風呂 』って書いてあるけど、昔はガチで露天風呂だったみたいよ ww
流石に今時はこんなところで温泉に入る人も減ったのか・・今は足湯に改装されている。さっき温泉に入ったばかりだけど・・
しっかり足湯を堪能する沼おじさんでした・・むしろ温泉で使ったタオルをすぐに出せたから入った感じでしたね ww
と言うワケで、南木曽の山奥でぶらぶらした時のお話でした。新年早々一昨年のネタを綴るブログ・・いかかですか?
沼おじさんは時間軸を気にしないので、パルプフィクション方式なので ww ま、いつも通り気ままに進めていきましょうかね。
それでは〜