言葉の少ない世界に生まれたら・・
渋谷のギッシリ詰まった街並み。コンクリートの仕切りを立ててギュウギュウに押し込んだ街をガラス越しに眺める・・
緊急事態宣言延長、そんな時は本でも読もう・・と言うワケで、最近読み始めた本がなかなか面白いので紹介しよう ww
これね、『 ピダハン「 言語本能 」を超える文化と世界観 』みすず書房だからちょっとマニアックで値段も高いんだけど・・
仕事の調べ物してた時にそれとは全然関係ないのに目について・・サラッと紹介文読んでたら面白そうなんで買ってみた ww
最近ほら、言葉使いとかややこしい時代じゃない・・『 ピダハン 』って言うのはアマゾン奥地の少数民族の名前なんだけど
このピダハンの言語が面白いの・・数字も無ければ左右を示す言葉もない。色の名前も無ければ過去や未来を示す言葉も無い。
まさに今を生きる民族で、極端に言葉が少ないんだって・・でもお喋りは大好きでみんなニコニコしているという ww
アマゾンの奥地だからと言って、他の文化との交流が無いワケではない。なのに何故そんな言語文化が継続出来るのか・・・
不思議だよね・・そんな環境で生まれ育った人々しか居ない世界ってどんなだろうって凄く興味が湧いて、買うてもうた。
この本を書いたのは、そんなピダハンの村へ赴いた福音派の伝道師だったんだけど、逆に無神論へ導かれてしまったという。
まだ半分読んだ所だけど思った以上に面白かった。言語学的な小難しい本かと思ってたら半分アマゾンサバイバル談だしね ww
ま、外出もあまり出来ないしそんな本を最近読んでますよ、と言うお話でした〜 興味のある人は読んでみるといいよ。