チェコの列車旅 #3 プラハの入り口
さて今日はチェコの列車旅シリーズ・・前回はクトナー・ホラから出発して『 プラハ・マサリク駅 』に到着した沼おじさん。
本当は『 プラハ本駅 』に到着予定だったんだけど・・乗る電車を間違えて、何故かここマサリク駅に降り立ったのでした ww
ここは終着駅だから電車から降りると、今までとはまた違ったタイプの電車が色々停まっていた・・真ん中のヤツは古そうだね
車体番号をみると『 810系 』とある。調べてみたらこいつはディーゼル機関車みたい・・まだオール電化してないんだなぁ。
カナダでもディーゼル列車に乗った。大陸は国際線もあったりするから、行き先によっては電車じゃダメな場合もありそうだ。
スロバキア方面から来てるのかもしれないね・・でも国際線は『 プラハ本駅 』の方だった気がする・・まぁ、いいや・・
何れにしてもゴリゴリの現代的な電車に挟まれて、古い電車ではなくディーゼル列車が停まっている光景はちょっと面白い ww
両脇の電車はモデルこそ違うけど同じ都市間列車で、971系『 シティ・エレファント 』と言う象の名前が付けられた電車。
そう言えば、以前『 オトコロヴィツェ駅編 』で見たエヴァ2号機みたいな電車も『 レギオ・シャーク 』って名前だったなぁ。
他には『 レギオ・パンター 』と言う電車もある。パンターはヒョウの事だから皆んな動物の愛称が付けられているワケだ ww
切符売り場はあるけど、日本みたいにホームから出るのに改札の様なモノは無い。電車内で車掌さんに切符を見せるだけだ。
海外だと予約した電車に乗る時は、QRコードを表示したスマホ画面を見せれば車掌さんが端末で読み取ってくれたりする。
電車好きの人だったら切符がなくても自由にホームに入れるワケで、観光ついでに海外の車両をいくらでも愛でられるね ww
古い時代の名残かな柱の装飾が厳ついね ww 時計を見ると7時半をさしている。朝じゃないよ、外が明るいけど19時半ね。
荷物もあったし一旦ホテルにチェックインして身軽になって戻って来たのでした。別に駅に戻ったワケではないんだけど・・
適当に街ブラしてたらマサリク駅の前に出たんで、ついでに覗いてみた次第。新しい街に到着した時って早く街に出たいから
駅をのんびり見てまわるって事は先ずないよね ww プラハの後はバスで空港へ向かったので駅を見る時間はあまり無かった。
でもちょっと立ち寄って覗いただけでも構内にピアノが置いてあったり、そんな新しい発見が街の情景を豊かにしてくれる。
因みに翌日『 プラハ本駅 』にも行ったんだよね、空港へのバス乗り場が本駅にあったんで場所だけ確認しに来たのでした。
本駅だけあってホームも規模がデカい。構内は思ってたより現代的・・というか80年代くらいが全盛期って感じの新しさ ww
ホームの雰囲気は悪くないんだけど、切符売り場とかその辺がちょっと雑然と暗い雰囲気で好きでは無かったな・・でも・・
正面入り口のフロアだけは円形の吹き抜けになっていて、レトロな装飾が残っている。ここだけやたらと豪華なんだよな ww
入り口の上は大開口のステンドグラスになっているから、光を浴びたクリーム色の壁が金色に輝いてとても綺麗だった。
上を見上げるとドーム状になってる・・つまり外観も古い教会の様なイカした建物なんだけど、正面の外観は見てなかった orz
それを見てたらこの本駅の印象も変わっていたと思うんだけど・・まぁ、全てが上手くいくワケではないと言う事だ www
なんで外観を見なかったかと言えば・・出入り口の目の前にバス乗り場があったからだ。当然といえば当然の話だね・・
道路向こうに見えるガラスドームはバス乗り場のエレベーターで、地下で繋がっている。乗り場があっち側だったらなぁ・・
沼おじさんの乗り場はこっち側だったから、離れて駅舎の外観を眺める事が出来なかったワケだ。そんな話・・
でもプラハの到着駅が『 マサリク駅 』になったのは、間違いだったけど結果として正解だったなと思っている沼おじさん。
本駅は場所が繁華街から少しだ外れている。少しなんだけどかなり雰囲気が違うんだよね、本駅周辺はちょっと寂しいの・・
やっぱりプラハに来たら駅を出た瞬間こんなふうに、レトロな路面電車が狭い通路をぐわ〜んと迫って来たりする方がいい
ここはマサリク駅の目の前の通り。こんな感じでトラムと言う路面電車があっちからこっちへ何台も行き交っているんだよ。
この華やかな都市の喧騒が、うわぁプラハ来たぁ〜ってなるの ww そう言うファーストインプレッションって大事よね ww
ガヤガヤしててもこの街並みだし、むしろプラハにはそんな華やかさを求めているからマサリク駅って凄くいい場所にある。
右手にちょっとかじっているのがマサリク駅ね。この辺りは新市街になるのかな、建物は綺麗めだけど見応えのある街並み。
大まかに言うと、ゴチャゴチャカラフルな旧市街から離れるほど建物は綺麗で現代的な感じになっていく感じかな・・
そう言う意味でこの辺はその中間って感じで、プラハに到着して最初に見る景色としてはかなりいいトコいっているワケだ。
本駅周辺はもうちょっと旧市街から外れているから建物は綺麗なんんだけど、その綺麗さが何か寂しさを呼ぶんだよね ww
このトラムを追っかけて角を曲がると正面に旧市街の黒門が見えてくるんだけど、この時点でかなり興奮していた沼おじさん。
コレはその時撮った写真では無いけどね、でもマサリク駅前のこの通路はかなり印象深い景色として思い出に残っているよ ww
まぁどこから来るかにもよるだろうけど、プラハに列車で来るならば『 マサリク駅 』で降りるといいかもね、と言うお話。
ほんとは『 トラム 』のことも話したかったんだけど、長くなるからまた別でお話しましょうね。と、言うワケで・・・
『 チェコの列車旅シリーズ 』はお終い。でもチェコの写真は山ほどあるからまだまだ別シリーズは続きます。それでは〜