すぐに行けるプチ秘境 神山滝
さて、今日は代休なのでこの前の『 神山滝 ( こうやまたき ) 』のことを書いておこう・・新松田に降り立った沼おじさん。
駅舎の窓に天気がいいと富士山が見えるよと張り紙があったので覗いてみると、少し雲がかかった富士山を早速拝めました。
駅の地図に神山神社というのがあったのでその辺に行けば何か看板でもあるだろうと思って適当に出発・・・
神社の近くまで来て街ブラ撮影しながらうろうろしていたら、仙人みたいなおじいさんに声をかけられた。
沼おじさんの服装を見てハイカーですか?と・・・はい、この辺に滝があるそうで・・・滝はそっちじゃないよ・・え?
おじいさんは見た目通り、もと山岳部顧問だった人だそうで手作りの山岳地図がいっぱい入った引き出しから神山滝の地図を
引っ張り出してきてくれた・・・親切に地図で場所を教えてくれた上にその地図もくれました。代わりにgoogleマップを・・
先ずはおじいさんに下ネタ混じりで教えてもらったホテルを目指す。マップの住所が書いてあるあたり。
そうホテルといっても大人のホテルだ・・・ちょいと入りにくいが・・そこに入っていくと・・・水車の付いた門がある。
この門はくぐらずに左横の木陰に木の扉があります・・・こんな感じの扉・・・
張り紙に冬季は危険なので立ち入り禁止と書いてありました・・・この扉の先に階段があって水路の脇に降りることができた。
この水路の縁を歩いて行くとすぐに滝があります。階段を降りると道が二股になっているけど水路沿の道が正解ですよ。
ちょっと秘境感のある三段の滝です。この道だと滝の下段から全体を見ることが出来ました・・・すみませんね
この日は昆虫撮影の予定だったので70mmのマクロレンズしかもってなかったんです。あまり引き尻はないので
最低でも 35mmくらいのレンズが欲しかったですね。で、右側の写真・・滝の横に洞穴のようなものがありますよね。
道を教えてくれたおじいさんがこの近くに鉱山跡があって、子供のころだか肝試しをして遊んでいたという話をしてくれた・・
その坑道の奥から滝の音が聞こえて来ると言っていたのでもしかしたら鉱山跡に繋がっていた穴かもしれない。
あれ? 沼おじさん、そう言えばこの前の写真はもっと滝の近くで撮影してたよね・・そう、この滝は中段からも見れるんです。
この場所からも無理すれば登れそうなんですが、道らしい道がなかったのでおじいさんが言っていたもう一つの入り口へ向かいました。
一旦もとの道路まで戻り、2分ほど坂道を登って行くと脇の茂みに標識があります。下を向いて歩いていると見逃すタイプのヤツ。
実際沼おじさんは一度通り過ぎました。妻が後ろで、あ!これだ〜と声をあげて振り向いたらあった感じです・・・
標識に『 矢倉澤往還道 』とありますね、調べてみたら江戸時代の街道で東海道の一部みたいなもんなんですかね・・
その辺は難しそうなので興味があったら調べてみてください。この道は頭高山や渋沢丘陵に続いています。
さて、この細い道を少し入るとすぐに冬季は危険の張り紙のついた黄色いロープが張ってある。そこを降りて行くと三段の滝の二段目部分のすぐ近くに出ることができます。
かなり近ずけますよ。ほとんど真下から滝が落ちてくるのを観れるので面白かったなぁ・・・
道が綺麗に整備されているわけではないので、足場は悪かったりするし・・変な入り口のハードルはあったりするものの・・・
そのおかげでプチ秘境感も味わえて結果オーライといったところでしょうか。
今回紹介した道は滝だけ見る場合の道でむしろ渋沢丘陵を歩いて頭高山に登り、その〆に神山滝って方が気持ちがいいかも。
沼おじさん夫婦はこのあと頭高山を登って疲れたので渋沢駅の方へ降りて行きました。
矢倉澤往還とか鉱山跡とか色々調べてから行った方が面白いかもと思った沼おじさん、ホントいい滝でしたよ。