トロッコ道を更に行く - 縄文杉コース #3
ヤクヤモリの話しをしていたら『 縄文杉トレッキングコース 』のレビューが途中だった事を思い出した沼おじさん www
前回の続きでトロッコ道を歩いて行こう・・まだまだコース序盤『 小杉谷橋 』を渡った所から始めようか・・・
この橋の下も巨大な岩がゴロゴロ・・この景色を見てもわかる通り屋久島は岩の島、これが屋久杉が生まれた理由でもある。
土壌が貧弱なせいで屋久島で育つ杉の成長は遅い・・その代わり幹の密度が高くなって腐食に強い長寿の木が育つんだって ww
さて、小杉谷橋を渡ると石垣のエリアに入った・・昔この辺りは林業の中心地だった様で『 小杉谷集落 』があった場所だ。
小中学校もあったみたい・・この石垣はそういった建物があった名残なんだろうね、確かここに休憩所があったと思う・・
トイレはなかったかな・・この先に3つくらいバイオトイレとかあったけど、縄文杉コースは往復で8時間はかかるからね ww
何処でお腹が痛くなるか分からないから『 携帯トイレ 』も持って行った。結果的に使う事はなかったが・・安心感はある。
携帯トイレ用の小さなテントの様なブースが幾つか設置されていたが、なるべく使いたくないからトイレは全て利用した www
バイオトイレは施設維持のチップ制だから小銭などは用意しておいた方がいいね、携帯トイレも島の土産屋などで売ってる。
荒川登山口を出発してからまだ1時間くらいかな、小杉谷集落跡で一休みして再びトロッコ道を歩き出した沼おじさん夫婦。
小杉谷橋を渡ってから木々が鬱蒼とし始めた感じがする、この辺りは小さな橋が幾つもあった。高さはないので怖くない ww
トロッコ道はとにかく長いのでたまにこうやって橋などの人工物が現れるのも気分転換になっていいんだよね www
こうやって小さな橋があるって事はそれだけ沢山の山水が湧き出してくるんだろう・・その水は谷間の大きな川へ合流する・・
小杉谷集落跡の横を流れる『 安房川 』だ・・これが嘘みたいなエメラルドグリーンですごく綺麗だったんだよなぁ。
巨木の切り株の奥にチラチラ見える美しい川の色を眺めながら歩いたんだ・・確かこの川は帰りに立ち寄ったんだよね。
行きは時間が心配だったから先に進んだのだ、帰りはカメラをカバンに仕舞い込んでしまっていたので写真は撮らなかった・・
まぁ、あの川の美しさは現地に行って楽しんでください ww 一部やたらと色が強い所があったりして凄く綺麗だったよ。
更に進んでいくとまた巨木の切り株が・・この辺りからこんな古い切り株が目立ち始めた、どれも『 切り株更新 』している。
屋久島滞在中は全然雨が降らなかったのに、森の中は水溜りが沢山出来ていた・・雨ではなくて湧き水が溜まってるのかな・・
土壌が貧弱でも海風が降らす大量の雨、常に湿った環境が生み出す苔、その苔が保水して木々の乾燥や雑菌を防いでいる。
様々な要因が重なって屋久杉の様な長寿の大木が生まれたんだね・・その巨木は殆ど切り株になってたけど・・・
そんな感じで色々と思いを巡らせながら歩いていると、いつの間にやらソレっぽい景色になって来たじゃないの〜 www
と、言う所で今回はここまで・・ここから先はどんどん巨木が現れてき始める・・コースが大変になるのはまだ先の話しだ。
すっかり忘れていた『 縄文杉トレッキングコース 』次回へつづく・・沼おじさんのつづくは明日という意味ではないよ ww