マグノリア、サヨナラはまだ早い
さて『 マグノリア 』って聞いた事あると思うけど、何か知ってるかな?・・って聞いておいて沼おじさんは知らなかった ww
映画でもトム・クルーズの『 マグノリア 』とか、ジュリア・ロバーツの『 マグノリアの花たち 』とかね、聞いた事はあるんだ
でもそれが何かは考えた事が無かった・・実は『 マグノリア 』とは『 モクレン科 』の事だったんだね。知らなかったよ ww
何故そんな事を言い出したかと言えば、京王多摩川駅の隣にある『 京王フローラルガーデン・アンジェ 』に行ってきたから。
京王グループの施設だからほんと駅の直ぐ隣 ww ここは沢山の『 マグノリア 』が見られる事で有名なんだって・・ただ・・
ここは今年の5月いっぱいで閉園してしまうそう・・そろってモクレン好きの沼おじさん夫婦としては一度は行っておきたい。
ちょうど先週の木曜日は代休を取っていたので、平日だし良い機会だから最初で最期と思って行ってきたワケだ ww
入り口の前はフラワーショップになっていてお花が沢山売っていた。大人は500円だったかな、券売機でチケットを買って入場
そこまで大きな植物園ではないけど、ちょっとした広場もあって十分散歩してまわるスペースはある。なかなか気持ちが良い。
園内は小川が横切って2エリアに分かれていた・・多分そんな場所だから水も利用できるし植物園が出来たんだろうね。
そんな川沿いに咲くマグノリアが目についた、名札に『 コブシ 』と書いてあるけど、沼おじさんが知ってるコブシと違う・・
良く街中で見るコブシはモクレンを小さくしたような花弁の少ない花だけど、こいつは花弁がたくさん折り重なっているもんね
もう一度名札を良く見たら『 コブシ ( 八重 ) 』とある・・八重のコブシか、コブシも色々あるんだな・・他にも・・
左から淡いピンクの『 ウォーターリリー 』や『 バレリーナ 』と言った可愛い名前のマグノリアが花を咲かせていた。
これらもコブシの仲間・・コブシだけでも色々あるもんだね・・ハクモクレンと紫木蓮、コブシくらいだと思ってたよ ww
街中の街路樹でも多いから見てる人も多いと思うけど『 ハクモクレン 』は今が満開って感じだった。やっぱ良いなぁ木蓮
新宿御苑のハクモクレンの巨木も今頃満開で壮観だろうに・・緊急事態宣言で入れないから勿体無いね・・
隣に紫木蓮も・・名札を見たら『 イオランテ 』とある・・なんかゴジラに出てきた怪獣ビオランテを思い出す沼おじさん。
ビオランテはゴジラと薔薇と少女の細胞が融合されて生まれたトリッキーな怪獣だった・・ 案外こいつが名前の元かもね ww
以前『 汐浜運河脇の潮風の散歩道 』に立ち並ぶモクレン並木に『 ヒヨドリ 』が集まっていたと言うお話しをしたけど・・
ここアンジェのマグノリアの木々にもヒヨドリを沢山見ることができました。みんな花弁をちぎってモグモグ食べてましたよ
咲き終わって落ちたのもあるだろうけど、この時期花弁が無くなっているのは殆どヒヨドリの仕業なのではないかと思う ww
ヒヨドリはモクレンだけではなく桜の木でも蜜をチュウチュウしてました ww この桜は『 熱海桜 』早咲きの桜だから満開。
チュウチュウしてたのはヒヨドリだけではなく『 メジロ 』ちゃんもたくさん飛び回って、花にクチバシを突っ込んでいた。
ヒヨドリの他にも小さな小鳥が沢山飛んでいて、その中でも白黒の可愛いやつを撮りたかったんだけどすばしっこくて断念。
かろうじて模様がわかるピンボケ写真で調べたら『 エナガ 』だった・・最近ブームの『 シマエナガちゃん 』の仲間だね。
丸っこくて超可愛いかったんだよな・・どうしても撮りたかったんだけど、動きの止まる時間が短すぎて全然ダメでしたわ ww
他には『 ベニバスモモ ( アカバザクラ ) 』や『 セイヨウミザクラ 』と言った桜が園内に点々と花を咲かせていた・・
右の写真、セイヨウミザクラは名前に『 ミ ( 実 ) 』と付いているだけあって、食用のサクランボが実る桜なんだってさ。
足元ではフクジュソウの横にツクシが一本生えているのを発見、もう春だね www 木だけじゃなく花も一杯植えられている
これは『 ルピナス 』と言う花。すごく西洋な雰囲気だけど白川郷へ行った時、合掌造りのお家の庭にこれが植えられていた。
田んぼとルピナスと合掌造り・・それが案外よく似合ってたんだよね、こう見えてどこにでも馴染むキャパのある花だ ww
他には最近街中の花壇でも見るポンポンみたいな花、名前を調べたらそのまま『 ポンポンデージー 』だった ww 可愛いよね。
右側の少し変わった花は『 ケイトウ 』と言うヒユ科の花だって・・形の違う色んな種類があるみたい。
これはもう植えてあるのか勝手に生えたのか分からない『 オオイヌノフグリ 』 道端でも何処でも生えてるけど好きな花だ。
マグノリアや桜だけではなくそんな花々が足元も賑やかに飾っているから、上を見上げたり下にしゃがみ込んだり大変だ ww
でもそうしてあちこち回っていると、さりげなく『 ユキワリソウ 』の小さな花が咲いていたりする。小さくても花弁が凄い
そんな小さな発見の喜びと何だコレ?って言う興味を引き出してくれるから、来てみると楽しいんだよなぁ、植物園って ww
園内の端っこでひっそりと咲き乱れていた『 ユキヤナギ 』ここにしか無かったと思うけどやっぱり存在感あるな ww
コレは『 シャクナゲモドキ 』背の高い木だったけど、花がつりさがる様に生えてるから、下から見上げて丁度綺麗に見える。
園内には他にも色んな木が植えられていた。植物園だからね、時期をずらして様々な花が咲く様になっているんだろう・・
再び本道へ戻って紫木蓮ゾーンへ・・前半のビオラ・・いや『 イオランテ 』もそうだけど、紫木蓮も色んな種類がある。
コレは『 アレキサンドリナ 』と言うマグノリア。紫木蓮は白木蓮より開花が遅いので、まだ完全には開いていなかった。
アレキサンドリナは紫木蓮と白木蓮の自然交雑種と言うから、色味も開花の順番も中間的なマグノリアなんだろうね。
そのハイブリッド系の代表的なのがこの『 サラサモクレン 』らしい。名札がないとアレキサンドリナと違いが分からんけど
要は『 ハクモクレン、サラサモクレン、シモクレン 』で大三元って感じなのかな ww ここで一つ注意点を・・・
白木蓮の方がメジャーで、混乱するから紫木蓮って言ってるけど、本来はシモクレンがノーマル『 モクレン 』なんだよね。
だから厳密にはこのサラサ系を紫木蓮と言ってはいけないんだけど・・そんなの名札がないとわかる人は少ないだろうよ ww
一番色の濃かった『 フクジュ 』と言うマグノリアは殆ど蕾状態だった。ほぼ紫だけどこのフクジュもサラサ系の品種らしい。
あれ、じゃぁノーマル『 モクレン 』は何処にあったんだ?・・・他にも紫のヤツが色々あったから見落としたのかも ww
何れにしてもモクレンが咲き終わるのを見届けて閉園と言うことなんだろう・・せっかくいい所見つけたのになぁ・・・
サルスベリの木で見たミノムシ君は無事に成虫になれるんだろうか・・もっと早く知っていれば毎年足を運んだ事だろう・・
サヨナラの前に大好きな『 モクレン 』の事を色々学ばせてもらえてホントに良かった・・最後にもう一つ紹介しよう。
まだ咲いてなかったこのマグノリアの名前は『 サヨナラ 』・・そのサヨナラもまだ蕾・・サヨナラにはまだ早いって事で ww
5月31日までは営業してるみたいですからね、モクレン好きな人はまだ間に合いますよ〜 www
早く行かないとヒヨドリに全部食べられちゃうかも ww 長くなってしまったけど、早く紹介しないと閉園してしまうからね。
んなワケで『 京王フローラルガーデン・アンジェ 』でマグノリア三昧してきたと言うお話でした・・あ、そう言えば・・
以前拾ってきたモクレンの種が発芽しました ww 今は4つ発芽しています。コブシの種も植えたけどまだ全然動きなし。
今年は空っ風にやられないように慎重に育てたいと思う沼おじさんです ww それでは〜