沼おじさんのパワースポット『 波知加麻神社 』伊豆大島の旅
今日は伊豆大島の千津にある『 波知加麻神社 』の続き・・前回はこの杉林の参道を抜けて境内に入る所までやったので
今回は境内をぶらぶらしましょうかね、この神社はとても雰囲気がいいから要チェックですよ www それでは境内へ・・・
抜けが開放的で適度に明るかった気持ちのいい参道とは一変して、厚い緑に包まれて薄暗い境内・・でもそれが凄くいい www
存在感のある苔むした老木たちに囲まれて、小さな拝殿がポツンと鎮座しているその光景はなんだか異界に来たような気分。
室町時代に書かれた伊豆諸島誕生物語『 三宅記 』によると、伊豆諸島を作った三島大明神には五人のお妃がいて、そのお妃が伊豆諸島の島々にそれぞれ置かれたそうだ。大島には『 波浮の大后 』というお妃が置かれ波浮比咩命神社 ( はぶひめのみことじんじゃ ) に祭神として祀られている。また今度紹介するけど『 波浮 』は大島の南東にある港町です。その波浮比咩命の二人の子供の一人『 二郎王子 』がここ波知加麻神社の祭神なんだそうです。ま、そもそも伝説物語だし看板に簡略的に書いてあった説明を読んでも、あぁそうなんだぁ・・としか言えないね ww 実際は特にそう言う事は知らずに行って、この場の空気感に感動してお参りしようと決めた沼おじさんでした。普段から旅先で神社に入ってお参りするかどうかの判断はそんな感じだね。
ふと上を見上げれば、何処までも苔で緑に覆われている・・怪しく薄暗い境内だけど緑の温もりに包まれている様で落ち着く。
そう言えば賽銭箱がなかったんだけど、拝殿の扉に穴が二つ空いていたので中を覗いてみたら小さな机が置いてあった・・
皆そこに賽銭を置いている様子だったので、前に習えで沼おじさんも中の机に賽銭を置いてお参りしたのでした www
拝殿の奥へ回ってみたら変な形の木があった・・途中でくの字に折れ二股に割れた間に別の木がうまく収まっているね ww
社殿の周りは特に老木が多く、面白い形の木が沢山あるね。そういった老木達がこの独特の雰囲気を作りあげているのだろう。
この奥は谷になっていた・・波知加麻 ( はちかま ) と言う変わった名前も語源を辿るとこの地形に由来しているみたいね。
そりてもう一つ気になったのは、拝殿の横にあった石祠 ( せきし ) 。反対側は見てなかったけど、そちらにも同じ石祠がある。
正面に来ると石祠の奥には二股の老木が立っているから、この木を祀っている様にも見える・・でも何の神様かは不明との事。
この神社にはもう一つ『 日忌様 ( ひいみさま ) 』という伝説もあるようだから、そちらの関係の石祠かもしれないね・・
反対側の石祠には何故か歯の神様が祀られているんだって・・しかし、もう一つあるとは気がつかなかったなぁ www
大島をぶらぶらしていると、色んなスポットに石祠がさりげなく佇んでいた・・そう言う場所には何かしらあるんだろうね。
また今度紹介しようと思っている隠し絶景スポットにもこんな石祠が祀ってありました ww やっぱそう言う場所なんだろう。
なかなかのパワースポットだったなぁ・・暗い境内から坂を降りてゆくと、帰り道の参道の景色に再びハッとしてしまう。
最初に鳥居を潜った瞬間から感動してたからね ww 参道も境内も帰り道まで感じ入るモノがあるなんていい神社じゃないか。
行きも良かったけど、逆方向から見る杉林の参道はまた違った趣がある・・ホント来て良かったなぁと思った沼おじさんです。
ご利益がどうこうってのも悪くないけど、シンプルに自分が何か感じるモノがあるならそこはパワースポットだろう www
この前の『 泉津の切通し 』や観光名所の『 椿トンネル 』にも近いし、この『 波知加麻神社 』も立ち寄ったほうがいいね。
きっと何か感じるモノがあると思いますよ、 一周道路から曲がって直ぐなんだけど道標が小さすぎて見えないので注意 ww
一周道路のこんなカーブ道・・ちょうど測量やってるおじさんがいる所から、石垣に挟まれた脇道に入ります。
沼おじさんは波知加麻神社と書かれた道標には気がつかなかった・・でも代わりに曲がり角にこんな石碑を見つけたよ ww
これも目印と言えば目印、何れにしても小せぇ ww ナビがあるならいいんだけど、レンタカーにナビ付いてなかったんだよね
島だから良いかと思ったんだけど、案外難しい場所が幾つかあるのね・・二日目には慣れたけど初日はちょっと大変だったな。
と、言うワケで何も知らずに立ち寄った『 波知加麻神社 』は沼おじさんのパワースポットだったと言うお話でした ww
これで波知加麻神社編はおしまい、伊豆大島シリーズはまだまだ続きます。それでは〜