一度しか行かない場所
京都旅行に行った時、なんとなく・・もう一度見てみようと思って雨が降る中、金閣寺を見に行った・・・
小学生の頃か修学旅行とかで見に来た事があったような気がするが、こういう寺はなかなか新しい事を感じるのは難しいね
よっぽど知識が増えて何か確認したい事とかないと・・でもこんなどんよりとした雲の下でも黄金に輝いて迎えてくれた・・・
何れにしても思った時に自分の足で見に行くってのは大事な事だと思う沼おじさんです。
ヤクザルもヤクシカも食べている
今日は屋久島の西部林道の事をちょっと・・・西部林道は特別保護地域に入っていて世界遺産にも登録されているエリアだ。
そんな事もあって『 ヤクシマザル 』や『 ヤクシカ 』が身近に見られる場所になっているんだけど・・・
つい最近ヤフーニュースで『 ヤクザルにせんべいなどを餌付けする人がいる 』という事が問題として取り上げられていたのだ
さて、狭い西部林道を進んでいくと真ん中辺りでヤクザルやヤクシカ達をまとめてあちこちで見られるようになる www
むしろ猿が道を塞いで進めないくらいだった・・他の人が来る様子もなかったので車を脇に止めて撮影してたっけ。
猿も鹿も一定の距離を保っていれば逃げる事はない。みんな地面に落ちている実を呑気に食べていた・・何を食べてるのか・・
このヤクシカの横にモサモサと束になった根っこみたいな物がぶら下がってますよね・・コレは『 アコウ 』の木なんです。
ココで車を止めた時に、屋根の上にボコンボコンと何かがたくさん落ちて来たんですよ・・ソレで上を見上げたら・・・
真ん中辺り枝の上にヤクザルがいるの分かりますかね・・他にもいるんだけどコイツらがアコウの実を捥いで下に落としてるの
下にはたくさん仲間の猿がいるからね、そのおこぼれを鹿が食べてたワケだ・・さりげなく共存関係ができているのか・・
ヤクザルがヤクシカに乗って移動したりする事もあるそうで・・実はおこぼれではなく、おすそ分けなのかもしれない www
せっかくだからどんな実を採ってるのかちょっと拡大して見てみようか・・・
アコウの葉っぱはガジュマルより縦長の楕円形だから葉っぱを見れば区別できる。実のつき方も違うんだよね・・・
写真を見るとアコウは枝全体に気持ち悪いくらい実が付いてるが・・ガジュマルは葉っぱの付け根にしか実が付かないのだ。
な〜んて偉そうに言ってるけどアコウの事自体最近知ったばかりの沼おじさん ww 要するに何が言いたかったかと言えば・・
ヤクザルもヤクシカも保護された森の中で食べるものをちゃんと食べているという事だ・・だからこそ数も増えているのだろう
この日、宿泊した宿のおじいさんが言ってたけど・・・そのおじいさんが子供の頃は猿なんて見た事なかったそうですよ www
一度人間の食べ物の味を覚えてしまった猿はその味を忘れないそう・・他の人を取り囲んだり畑を荒らしたりするようになる
軽い気持ちで餌を与え・・そのせいで誰かが襲われたり・・人を襲ったせいでその動物が駆除されてしまってはもとも子もない
実際過去に屋久島で猿に餌付けして観光に役立てようと試みた事があったそうで、結果そんな被害が多発してしまったんだって
それで何十年もかけてやっと猿も世代交代して、付かず離れずの現状を作り上げたんだそうだ・・・
もしかしたら一本しかない道を猿に塞がれ、怖くて追い払えずにお菓子をばら撒いて道を開けさせたとかそんな事も考えられる
沼おじさんは、車の前を先導して歩いて猿にどいてもらったが・・女の人だけだったりするとちょっと怖いかもしれない・・・
危機一髪 ナイアガラの難破船
ナイアガラの滝に流れ落ちる広大な『 ナイアガラ川 』・・一日観光してホテルに入ったら窓からこんな眺めが広がっていた
ナイアガラ川は滝に落ちる前、ココで90度曲がってるんだね・・翌朝この川の右側のエリアをぐるっと周ってみるつもりだ・・
実は今日の主題もココに写ってるんだけど・・判るかな?・・・・
さて、翌日は朝方から雨が降っていた・・窓の外では気温差のせいかカナダ滝からもの凄い霧が立ち上がっていたよ www
でも沼おじさんはそんなこと気にしない・・雨なら雨の街の写真を撮ればいいのだ。さぁ、ぶらぶらしようか・・・
予定通り早朝から川の右側のエリアを散歩。歩き出したら雨は弱まって来たが、どうせカナダ滝の周辺は晴れてても霧雨状態。
あの立ち上る霧はそのまま風下に霧雨となって降り注いでくる・・カナダ滝の近くに行くときはカメラにタオルを巻いていたよ
右側のエリアはけっして観光客が行くような所ではなかったがそれなりに面白い景色が撮れた・・その辺は後々お見せするが
今日は『 ナイアガラ川 』について見ていきたい・・ぐる〜っとブラブラ周ってきて・・・
その帰り道、川沿いに続く『 ナイアガラパークウェイ 』を歩いて、ナイアガラ川を眺めながら戻る事にした沼おじさん。
対岸にビルが見えるけどあちらはアメリカ、ニューヨーク・・めっちゃ広い川だね、この辺りは発電所の施設が一杯あった。
しばらく歩いていると茂みの間に川岸まで降りられる場所があった・・この川は硬い岩盤の上を水が流れている感じかな・・
広い川だけどこの辺はそんなに深くはなさそうだね・・でもとても危険だから入ったらダメ・・・だって・・
もし間違って流されでもしたら、すぐそこにあの滝が待ってるんだから・・そう考えると非常に怖い・・・
川がでか過ぎて引き絵だと穏やかに見えるかもしれないが・・寄ってみると真ん中あたりはソレなりに激しい流れだ。
でもこの川の流れは 1954年に出来たダムによって水量がコントロールされているんだって・・・
奥の方に見える橋みたいなものがコントロールダムだ・・手前の盛り上がってる部分も90度カーブの補強かね・・・
このダムができる前はこの先にあるナイアガラの滝が年間1m も削られて後退していたのが、年間 3cm になったそうです。
水門を調節して『 アメリカ滝 』側に水を逃がしたり、滝の後退を抑制したりとなかなか優秀なダムですね ww
コレが出来る前はもっと流れが激しかったのかもしれない・・てな事を頭の隅っこに置いておいてもらって・・・
川のあちこちには小さな島があって植物も生えていたりするんだけど・・その一つ、ちょっと大きめな中洲を撮影したら・・
ん?・・白い塔の下辺りなんですが・・何か写ってる・・たまたまカメラを向け撮影した所にソレはありました・・・
川の真ん中の中洲に明らかに人工物と思われる物体が・・肉眼だと遠過ぎて分からなかったんだけど液晶で拡大して気づいた
でも最近までコレが何か分からず・・四角く見えるから建物でも沈んでるのかとかそんな風に思っていたら・・・
ネットニュースで『 ナイアガラ川の難破船、初めて動く 』なんてタイトルが目に入った・・難破船?・・もしかしてアレか?
で、確認してみたの・・言われてみたら確かに船だね・・この難破船、何とこの場所に 101年間も引っかかったままだったそう
ソレも凄いけど、101年放ったらかしってのもまた凄いよね ww この1ヶ月後に大雨で流され、1世紀ぶりに動いたって話だ。
船が変な形してるのはこれが『 はしけ船 』だから・・川底の土砂をさらう浚渫作業で泥を運ぶための荷船だったんだろう。
でも、はしけ船は牽引されて進む船・・自力で進む動力がない。この船が流された時、二人の作業員が乗っていたんだって・・
ここがどんな場所か再認識してもらおう・・右手にちょこんとあるのがさっきの中洲、その横に船があるよね・・
もうすぐ目の前には濛々としぶきを立ち上げるナイアガラの滝ですよ・・落差 56m もしこの岩場に引っ掛からなかったら・・
きゃ〜!! 怖すぎる・・( 上の木が生えた中洲の右横にある茶色いのが難破船 )こんな映画みたいな状況が実際あったんだね
滝の淵は浅瀬で岩もゴツゴツしてるから引っかかってるんだろうけど・・当時はダムも無いし水流も激しかったのでは・・・
ただ流されるしかない はしけ船に乗っていた二人にしたら、迫り来るこの眺めは地獄のような景色だったに違いない・・・
でも運良く岩場に引っかかって、その二日後・・ロープを渡して何とか救助されたそうだ・・この二日間も地獄だね・・
100年前だから高性能なヘリコプターとかもないからね・・いやぁ・・まさかそんなものが放置されてたとは驚きだ。
現在もこの船はここから少しだけ離れた位置に転がったような形で静止しているらしいよ・・この先どうなることやら・・
まぁ 一番最初の写真を見てもらえばわかるけど、川の端の方だから大丈夫だとはおもうけどね www
でもこっちから見てた時は難破船の存在には全く気づかなかったなぁ・・そもそも船だと判ったのも最近だし www
よくよく写真を見返したらココにもアソコにも・・・てな感じで写ってたというワケです・・
ココへ来ると滝しか見てないから知ってないと見逃しちゃいますね・・高画素カメラの恩恵を受ける沼おじさんでした ww
築地本願寺のおかげだったのか・・
築地はよく行くから何度も見てるんだけど・・この『 築地本願寺 』は何故か見る度にハッとしてしまうんだよね www
伊藤忠太による古代インド様式のデザイン。すごすぎるよね・・初めて見た時、お寺とは思わなかったもんなぁ・・
この建物には外にも中にも色んな場所に妙に可愛い動物の彫刻があって、ブラブラ見て周った事もあるよ。
今回初めて知ったのは、ここ『 築地 』という土地は江戸時代、火事で焼失してしまったこの寺を再建するために埋め立てられ
土地を築いたから『 築地 』って名前になったんだって・・築地本願寺のために埋め立てられたってのは知らなかったなぁ。
江戸時代に再建した寺はまた火事で焼けてしまったそうで・・突然こんな鉄筋コンクリート造になったのはそのせいかな・・
最近は築地市場が無くなちゃったから行く機会も減ったけど、まだ場外市場に大好きなオレンジスカッシュが残っている ww
パスタの美味しいお店だけど、沼おじさんはこのオレンジスカッシュが目当てと言ってもいい www
この前、築地市場の解体現場を塀の隙間から覗いたら何も無くなってた、でもこのお店がある限り築地には通い続ける事だろう
よくよく考えたらこのオレンジスカッシュが飲めるのも築地本願寺のおかげなのか・・またハッとする沼おじさんでした ww
未来のための金曜日
オタワのダウンタウンから以前紹介した『 バイワード・マーケット 』へ向かっている時の事だった・・・
この日は金曜日・・平日の昼間なのに何故か子供がたくさん走り回っていた・・通りに出ると何だか騒がしい・・
リドー運河や国会議事堂の直ぐ横だから観光客で賑わう通りだが、そういう騒がしさではなかった・・それは子供たちの声・・
この時はまだ良くわからなかったんだけど・・ここまで来る間に様々なプラカードを持った子供達と何度もすれ違っていたのだ
そのプラカードには地球の絵が描かれていたから、環境問題の何かだろうとは理解したんだけど・・・通りの反対側では・・・
沼おじさんの予想を上回る量の子供達が集結し始めていた・・この後さらに人は増え大行列でデモ行進をしていたのだった
その大半がティーンエイジャーで小学生くらいの子もいればその親くらいの人もいた・・日本ではそんなデモ行進を見たことが
なかったし、なんのデモだか完全に理解してなかったのであまり近づかなかった・・・それだけ熱量があったということだ
思い返せばこのちょっと前・・国会議事堂の前を通った時にプラカードを持ったおじさんや旗を持った人もいたんだよね・・
最近までこの事は忘れていたんだけど・・たまたま妻が取り寄せたパタゴニアのカタログを見ていたら似た事が書いてあった
『 気候ストライキ週間 ( 9月20〜27日 ) 』あれ・・27日って・・日付を確認したらまさにそれだったというワケだ。
何も知らずに沼おじさんがブラブラしている間、ここパーラメント・ヒルにものすごい数の人達が集結していた様だ・・・
ちょっと見たかったな・・この運動はスウェーデンのグレタ・トゥンベリさん ( 16歳 ) が一人で始めたものだったそう。
気候変動に対する政府の無策に抗議するため、金曜日に学校をストライキして国会議事堂前で抗議した・・・
コレが『 Friday For Future 未来のための金曜日 』と言われ、この9月の運動では世界 760万人規模に拡大している・・
子供らが金曜日に学校を休んでストライキに参加するワケだけど・・カナダでは事前に学校に申請すれば許可をもらえるとか
低学年のちっちゃい子は親の同伴があれば参加できるなんて記事も読んだ・・国によっては社会的に理解のある運動なんだね
日本でデモだ ストライキだ、なんて言うとただただ眉をひそめられそうだけど・・カナダで見た子供たちは熱心に叫んでいた
今年の大風を経験して、またあんなのが頻発する様なら嫌でも考え直さないといけない事がある様な気がする今日この頃・・
日本でもこの活動は始まっている様だ・・まだあまり知られてはいないかもしれないが・・・沼おじさんも知らなかったしね
でもこの先、日本でも『 Friday For Future 』とか『 グローバル気候マーチ 』なんて言葉を聞く機会は増えると思う・・コレは
過去のニュースではなく、コレからさらに大きくなっていくムーブメント、何もかもメチャメチャになってからじゃ遅いもんね
こう言う活動だけではなく、個人個人が家庭や日常生活で何か見直せる事はないかと考え実践するのも行動の一つだろう・・
節水も温室効果ガスの抑制に繋がるんだって・・水を垂れ流していた洗面所にそっとコップを置いてみた沼おじさんです ww
鉄砲木ノ頭から富士山を愛でてきた
先週の土曜日はこんな凄い所に日帰りの強行ハイキングに行ってきましたよ www ハイキングより行き帰りの移動で疲れた。
ここは神奈川県と山梨県の県境にある『 鉄砲木ノ頭 ( てっぽうぎのあたま ) 』明神山ともいわれるみたいなんだけど・・・
ご覧の通り、まぁ〜凄い富士景色でしたよ www 今いるこの山は下まで小麦色が続いてるけど、頂上から半面が全てススキ野原
こんな背丈以上あるススキの間を富士山見ながら歩いてくんだ・・すんごく気持ちいいよ〜 坂道はかなり急勾配だけどね ww
頂上付近は白い穂が散ってしまっていたけど、下の方はまだフサフサで光を浴びてキラキラと白く輝いてました。
鉄砲木の頭ハイキングの様子はまた追ってアップしていきます・・沼おじさん、ちょっと立て続けに遊び過ぎなんじゃない?
いやいや、11月の澄んだ青空は貴重ですよ! 朝起きて外にこんな青空が広がってたらお出かけしたくもなりますよね www
今回はハイキングなので山の裏側から登って来たけど、このススキ野のすぐ下に専用の駐車場もある『 パノラマ台駐車場 』
結局そこから登るのはそこそこ大変だと思うけど・・気持ちいいから 20分くらい頑張りましょう www
もはやベーダー
長閑なサンディーヒルの町並みに整然と路上駐車された乗用車たち・・その車列の中に一際目を引くクラシックカーがあった
マットブラックなボディーが怪しく光るレトロなピックアップトラックだ・・ダークサイドな匂いがぷんぷんするな・・・
名前を調べようと思ったが全然わからなかった・・もはや沼おじさんにはダースベーダーにしか見えない・・似てるよね ww
ちょうどいい所にダースベダーの写真があったから見比べてみよう・・ヘルメットの雰囲気や口元が見事に一致している www
天王洲アイルの寺田倉庫でやってる『 スターウォーズ アイデンティティーズ:ザ・エキシビジョン 』という展示で撮った写真
ベーダーのデザインはドイツ兵とか侍とか色んな要素が入ってそうだけど、こんなレトロな車の要素も混じっているのかも www
そういえばこの展示の写真もちょくちょく見せるって言ったきり、旅行ばっか行ってすっかり忘れていた沼おじさん・・・
来年の1月までやってる展示だからまだ見に行けますよ・・覚えてたらまたちょっとお見せするかもしれません www
スターウォーズの新作も楽しみですが、最近は『 IT 』とか『 シャイニング 』とか懐かしい映画の続編が目白押しだね