シュールな夢
外は快晴、内は雨・・この謎かけの様な景色は誰の心象風景だ?・・まるでシュールな夢の様・・・どうも、沼おじさんです。
寝つきが悪いので最近流行りの『 ヤクルト1000 』を飲み始めました。1日1本、まだ四日目なので効果は良く分からん ww
まだ寝つきは悪いけど、変な夢を見て起きてるんだか寝てるんだか分からない様な感じは無くなったよーーな・・気が、する
ヤクルトなのに 1本150円もするからな、そりゃぁそんな気もするさ・・きっと150円を信じる心が効果を生むのだろう ww
流行ってるからかコンビニやスーパーだと売ってないんだよね・・駅の自動販売機だといくらでも手に入るが、ちと割高だ。
ストレスの緩和に睡眠の質向上・・沼おじさんは寝るまでをどうにかしたいんだよね、寝つきに効果あるんだろうか・・
とりあえず一ヶ月飲んでみて、何も変化が無く、それに対しストレスを感じたら、シュールな夢だったと思う事にしよう ww
波浮さんぽ - 近道に苦戦する沼おじさん
伊豆大島の波浮エリア散歩の続き・・今日は波浮港へ降りてみたいと思う。適当に歩いてたら凄い景色の小学校があった・・
たぶん現在は廃校になってしまった『 旧波浮小学校 』だと思われる。背後に迫る山と霧も相まって強烈な印象を覚えた ww
さて、高台の宿からすぐ港に降りられる階段があるんだけど、別エリアの散策途中で港方面へ向かったのでかなり遠回りだ。
ところが、小学校を撮影していたら背後の道端にこんな看板を発見した・・『 波浮港 近道 』と書いてあるではないか!
普通の道路を行こうとすると、C字型の港の反対岸まで回りこまなければならない。歩くと30分はかかるのでコレは助かる。
レンタカーで行けばすぐなんだけど、町ブラに車は使わない。車だとついつい目的地までノンストップで行っちゃうからね・・
よっしゃ行くかと近道に入り込むと、いきなりこんな状態 ww ハイキングなんかによく行く人ならわかると思うけど・・・
近道とは常に険しい道だ。長く緩やかに進む正規ルートと違って、近道は急斜面を真っ直ぐ最短ルートで進む道だからね。
一応石階段があるんだけど・・この車社会にこんな近道はほぼ利用されてない様で、階段が見えないほどシダが繁殖している
さっきまで降っていた雨のせいで足元のシダはたっぷり雫をつけている。ちょっと進んだだけでズボンや靴はビショビショだ。
難所を抜けると足元のシダは次第に少なくなって、道が歩きやすくなってきた。とは言えボコボコで急な石階段は注意が必要。
濡れてたし苔でヌルッとした所もあるから、調子に乗って歩いてると怪我しそう。ここで怪我しても誰も気づいてくれない ww
シダが減ったのは横日が入る様になったからか・・茂みが切れて下に広がる港の景色がチラチラと見える様になってきました。
相変わらず遠景を見ると天気が良かったらなぁ・・なんて思ってしまうけど、雨なら雨なりのイカした景色があるモノだ・・
この近道も天気が悪かったからこそ、濡れた石階段と艶めく緑が妖艶な空気を演出して思い出深いものになったワケだしね。
こんな道わざわざ歩けとは言わないけど・・せっかくの旅なワケだから、変な道を通ると非日常感が増して良いじゃない ww
そうやって普段行かない様な道を進んでゆくと、それなりに普段見られない様な景色が待っている・・かも、しれない・・
だいぶ港が近づいてきましたね、茂みの隙間からクレーン付きの大型船見えた。頑張って降りていたのでちょっと嬉しい ww
何処でも見れる日の出が、頑張って登った山頂から見ると特別になるみたいに・・旅先の思い出を特別にするのは自分の足だ。
湾の入り口も見えますね、どうやらこの近道は港の真ん中辺りに繋がっている様子。ここまで来ると階段も大分歩き易かった。
ここでもう一度おさらいすると・・大昔、波浮港は港ではなく火山の噴火口に雨水が溜まって出来た『 火口湖 』だった・・
この湾の入り口も昔は塞がってたんですね・・それが300年前の大地震で噴火口の一部が決壊し海と繋がって港が出来たワケだ
この近道は地図でいうと青い点線の部分ね、踊り子坂って書いてある赤い点線が宿からもっとも早く港に降りられる階段です。
成り行き任せでブラブラしてたから、随分遠回りして港に降りたかよく分かる・・まぁ、同じ道を戻るよりいいよね ww
さて、やっと港まで降りてきた。波浮港をぐるり囲む切り立った崖・・噴火で積もったスコリアと火山灰の縞模様が見える。
今、自分は火口の中にいるんだと思うと何だか感慨深い。下調べ殆どしないけど、こう言うのは知ってた方が面白いかもね。
近道の階段から見えた大型船は『 第二広洋丸 』と言う貨物船だった。砂や砂利、石材を運搬する『 ガット船 』と言うヤツだ。
上から見たとき黒いクレーンがあったね、このクレーンを『 ガット 』と言うらしい。海底から砂利を採取する装備なんだって
まだ港に入ったばかりだけど、長くなるので今日はコレくらいにしよう・・でも最後に見晴台から見た港の全景を貼っておこう
別日に撮ったものだけど、この日は朝のうちだけ晴れていたので元町に移動する途中に撮影した。丸く囲われてるのが分かるね
ここが火口だったなんて面白い。そして左手に小さな建物群が見えるでしょ、次回はあの港町をブラブラしたいと思います。
と言うワケで、何処へ行っても近道というモノはやっぱり険しい道だったと言うお話でした ww それでは〜 ・・・つづく。
レベチなハポチ
人形町から日本橋へ向かってブラブラしている途中、イカした塗装屋さんの建物があった。この辺りは碁盤目状の道だけど
すぐ先に日本橋川が流れているので、川沿いの地形は複雑だ。道はここから少し複雑なカーブを描いたりするんだよね。
そんな立地もあって新しい建物が立ち並ぶ直線道路の正面に、この古びた出で立ちの建物がデンと居座ってる様が良いじゃない
でも、ホントに良いのはその前に並べられた植木かもしれない。下町は植木パラダイスだ、今日はそんな植木景を見ていこう。
先ずはこれを見て欲しい。パッと見 素敵な紫陽花の植木だが、根元の方をよく見て・・発砲スチロールなんだよね・・・
いやいや、こんな立派な紫陽花の根がそんなスチロールケースに収まるワケがないでしょって言うね、絶対突き抜けてる ww
下町の植木景が好きでこんな写真が一杯あるんだけど、割と発砲スチロールユーザーが多いんだよな・・もう一つ・・
コレやばいでしょ ww また発砲スチロールなんだけど、レベルが違うでしょ ww レベチでしょ、レベチなハポチでしょ。
門仲の床屋なんだけど、この蔓植物は建物正面の店の日除けを全て覆う程成長しているんだよね。結果そうなった感じ ww
分析すると、起点は三つ並んだ発砲スチロールの右端かな、一つじゃ収まらなくなり二つ三つと増設していったのだろうか。
まぁ、どうせ根っこは地面まで貫通しているだろうけどね ww 発砲スチロールでも植物はここまで成長出来るんだなぁ・・
いや、むしろ貫通出来る発砲スチロールだからこそここまで成長出来たと見るべきか・・やっぱ下町の植木景は楽しい ww
人生の三分の一をシルクに委ねる沼おじさん
もう10年前か・・山梨県の山奥に崩壊寸前の小さな木造小学校があった。外側の壁は屋根から床まで崩れ落ちてしまっている
教室内に勉強机や椅子は無かったんだけど、黒板の前に何やら見慣れない装置が二つ取り残されていた・・・なんだろね・・
青い鉄枠の装置とモーターが付いた装置が置かれていますね。小学校にこんな機械あったかなぁ・・何て思いながら近ずくと
青い方の機械にはプレートに『 足踏式収繭機 』とある・・なるほど、養蚕の機械か・・でも使い方は見当もつかない ww
調べてみたら・・中層に碁盤目状の段ボールの枠みたいなの写ってるでしょ、そのマスの中に蚕さんが繭を作るんだよね・・
で、上段に乳白のパーツが見えるよね、これで繭を上からガシャンと押し出すんだな・・その操作を足踏みペダルでやる装置。
製造元は北沢農蚕具と書かれていたけど、現在は『 北沢農蚕機製作所 』として主にアルミ三脚など作っている現役メーカー。
ホームページを見るともうこんな機械は作ってなさそうだが、会社の歴史を大事にしてるのか名前がそのままなのが面白い。
この小学校は昭和49年に廃校になっている様なので、それ以前の機械だろうね・・でも何故小学校にこんな機械があるのか
時代的に地域的に、珍しいのか普通なのか分からないけど・・どうもこの小学校では養蚕の授業があったらしい。
んじゃ、もう一つの装置はなんだろう・・そんな授業があったなら手前のコレも養蚕関係の実習用具と考えて良さそうだ・・
蚕の繭を処理するのにもう一つ重要な作業があって、それ用のマシンだとすれば『 毛羽取機 』ではないかと推測できる・・
さっきの段ボールの枠に蚕が繭を作るとき、繭を枠に安定させるため蚕さんは繭の周りに支えの糸を沢山張り巡らすんだね。
その周囲の余分な糸を『 毛羽 』と言うんだけど、この毛羽を取らないと繭同士がマジックテープの様にくっ付いちゃう・・
多分、この機械の上で繭をコロコロ転がしながら、毛羽を取って初めて我々が知っている楕円形の綺麗な丸い玉になるワケだ
極上のシルクが出来るまでには色んな下準備があるんだな・・って何故こんな古いネタを引っ張り出してきたかと言えば・・
最近、妻が予約注文していた極上シルク枕カバーが半年待ち位してやっと届いたんだよね。ソレを言いたかっただけ ww
マスクでお肌が荒れている沼おじさん。寝る時くらいシルクでお肌をいたわってあげようと、優しい妻が買ってくれたのだ。
高いけど、髪にもいいって言うし・・人生の三分の一は枕に頭擦り付けて過ごすワケだから、寝具には金かけてもいい説ね。
ただ、トゥルットゥルでゴールドの極上シルク枕カバーがおじさん汁でシミだらけにならないかが心配な沼おじさんです ww
日本最古の植物園で桜を愛でる沼おじさん
先週末は暖かかったので桜も一気に満開・・朝起きたらもうお弁当が出来ていたので『 小石川植物園 』に出かけた沼おじさん
入り口を入って大きなカーブの坂道を上がっていくと、徐々にこの満開のソメイヨシノが見えてくるんです。いいですねぇ〜
小石川植物園は歴史が古く、320年前の薬園が前身で明治期に植物園になったそうだ。何気に日本最古の植物園なんだって。
温室の前の枝垂れ桜もモリモリに満開で見事でしたよ。通勤途中の桜を見てもまだ一杯咲いてるし、今週末も大丈夫そうかな。
桜の下はそこまでではないにしろ人が沢山いたので、外側のエリアにレジャーシートを広げお弁当をモグモグしました ww
しばらく桜を眺めながら寝転がっていた沼おじさん。トイレに行きたくなったので、レジャーシートを片付け、温室へ入った。
するといきなりこの鮮やかなブルーの花が目に飛び込んできた。フィリピンの『 ヒスイカズラ 』と言う植物らしいんだけど
凄い色だよね、エメラルドグリーンと言うよりはターコイズブルー寄りの翡翠色。いかにも南国って感じのインパクト。
何か綺麗だったから撮ったけど、名前を記録し忘れた・・アフリカのヤツだろうけど、こう言う芽の植物は日本でもよく見るね
前回の桜に引き続き、今回も『 DP3メリル 』を持ち出した。気安く撮影できないカメラなので名前の記録とかには向いてない
葉っぱの形が可愛かった『 バウヒニア 』と言う熱帯アフリカのマメ科の植物。ここからはちゃんと名前も記録してあった ww
変な生き物の様な『 パフィオペディルム・ハイナルディアヌム 』これは蘭なんだけど、洋ランだからよく見る蘭より癖が強い
今回は割と気をつけてちゃんと構えて撮影したけど、明るい温室とはいえこれだけ寄るとブレるね・・もっと気をつけよう ww
トイレに行きたかっただけなのに結構しっかり見てしまった・・久しぶりの植物園だし、ついでに園内もブラブラしよう。
巨樹並木エリア・・人があまり入らない暗がりの中で『 カゴノキ 』の巨木が迷彩模様の樹皮を浮かび上がらせていた。
プラタナスはザ・迷彩模様って感じだけど、カゴノキは細長く伸ばした様な細かい迷彩模様だね。迷彩樹皮の木も色々あるね
白黒にしてもいい感じ・・暗がりの中で日向に人が歩いてくるのを見計らって撮影を楽しむ。向こうから見たら怖いよね ww
このカゴノキがある暗い林の中に『 バリバリノキ 』なんて面白い名前の木も生えてるから探してみるといいよ。
サルスベリもぶっとくて立派。このツルツルの樹皮は撫でずにはいられない。老木ならではの細かい凹凸も相まって気持ち良し
これはサルスベリと言っても『 シマサルスベリ 』だから白い花を咲かせるヤツだ、屋久島の木で以前勉強したから覚えている
奥に見えてるのは御苑でもお気に入りの『 スズカケノキ 』です。シマサルスベリ並木の手前にスズカケノキの巨樹群もあるよ。
火事用か水やり用か知らないけど、レトロな消火栓っぽいモノがあった。消火栓ファンの沼おじさんは必ず記録しておきます。
いつもここまで来ると池の方に曲がってしまうんだけど、この先にカリン林があるのを知らなかった・・今度行ってみよう。
針葉樹林を抜けて池まで降りてきた。水面に映る『 旧東京医学校 本館 』と桜。この建物は明治9年に建てられた立派な建築物
今は東京大学総合研究博物館 小石川分館として公開されているんだけど、耐震性能の問題で臨時休館している。
ぐるっと一周して最後にもう一度ソメイヨシノを眺めて・・何故かヒマラヤスギ越しに眺めて帰路についた沼おじさんでした。
前に来たのは何時だった覚えてないけど、なんだかんだ毎回喜んで色々撮影しているから、やっぱりいい植物園なんだろう ww
季節によっても見所がちがうしね・・と言うワケで小石川植物園の桜でした。一度は行ってみるといいよ、それでは〜
波浮エリアを徘徊し続ける沼おじさん - 伊豆大島
今日も伊豆大島は波浮エリアを散歩していきましょう・・前回この雰囲気たっぷりの石畳の小道に入っていった沼おじさん・・
ここが火山の噴火口の淵だと言う話は前回しました。伊豆大島はジオパークですからね、火山島らしさが至る所で散見できる。
石畳の小道を抜けた先にこんな山を削った切通しの道が現れた・・この荒々しく削り取られた岩壁をよく見てみよう・・
大きな岩から小さな石ころまでいっぱい詰まってるね、火山角礫岩とかそんなヤツかしら・・ブラタモリでよく聞くよね ww
この角度の方が分かり易いかな・・火山の噴火で積もった土砂って感じだね、よく見るとレンガみたいに赤くなった石もある
上や下には沢山雑草が生えてるけど岩壁表面に着生する植物は少ない・・水はけが良すぎたり風で削れ易いからかなぁ
そんな中この大きな葉っぱの『 ラセイタソウ 』ってヤツだけがしっかり着生している。海岸とかによく生える植物らしいけど
要は裏砂漠編でも紹介したイタドリと同じ様な『 先駆植物 』かな。火山とか海岸とか過酷な環境に一番乗り出来る強い植物だ
乾燥しがちな過酷な環境でも水分をより多く保持できる様に、肉厚な葉っぱを更に細かくデコボコさせて表面積を広げている。
切通しの坂道をぐねぐね下って行くと、崖から波浮港対岸の建物が見えた・・でもここから港は見えない。結構下にあるからね
元噴火口だから港は『 C 』の字型の山に囲まれている感じ。対岸の建物もこちらのエリアと同じように高台にあるワケだ。
曇ってたし景色より手前の礫岩だらけの土壌が面白くて一緒に写し込んだ。色々見れて面白い散歩だ、適当に歩くのも悪くない
一本道だったので道なりに進んで行く。たまに現れる民家の間にイカした小道があると無駄に入り込んでしまう沼おじさん・・
行き止まりで引き返そうと振り向けば、頭上のお花がいい感じに輝いていた。反対側から見た時は撮影するほどではなかった。
どんな道にも行くだけの価値はきっとある・・そう思ってぶらぶら進んで行くと、スタート地点の宿の前に出たよ ww
宿の前で猫のあんこに挨拶して、今度は北上していく沼おじさん。交番脇のパトカーが可愛い、2014型のジムニーシエラだ。
島は山道が多いし、波浮エリアは特に急勾配で狭く入り組んだ道もあるからパトカーはジムニーの方が都合がいいんだろうね
電気屋さんとか、タバコ屋兼雑貨屋みたいなお店もちらほら・・この建物も何屋さんかわからないけど工務店的なものかな。
住人用の小さなお店がちゃんと営業出来ているから、それなりに元気がある町なんだろう。若い世代も頑張ってるみたいだしね
でも、ど〜なっちゃってんの?って建物もあった。この辺りは空き家も外観は綺麗にされてるけど、植物の侵略は防げない ww
更に進んで行くと、消化器置き場の上に野良ニャン発見・・猫が手足を体の下に折り曲げて座るのを香箱座りって言うらしい
『 香箱 ( こうばこ ) 』はお香を入れる箱で、他に『 香盤 』とか・・お香周りのアイテムは何かと例え言葉になりがちだ・・
まぁそんな話はいいとして、よく見たら綺麗な猫ニャンだな・・なんとも言えない顔つきが妙に刺さる ww 猫の顔も様々だ。
波浮には『 文学の散歩道 』と言う公式散歩コースも用意されている。この道もその一部らしく横の塀に道標があった・・
しかしそんなコースにもgoogleマップにも載っていない道があるもので、ふと脇道を覗くと立派な老木がそびえ立っていた。
タブノキとかイスノキ系かな、巨木を見ると触りたくてしょうがない沼おじさんはこの脇道に吸い込まれていったのだった
道は途中から砂利道になって道端に生える木も面白い樹形のものが多かった。決して不気味な雰囲気ではなくて・・
この先の写真を撮ってなくてハッキリ覚えてないけど・・道端の木がどれもいい感じで、いい道だなぁと思った記憶はある。
もしかしたら徳島藩士の墓とかがある道に繋がってたのかもしれない。予定を立ててしまったら逆に行かない様な道だね ww
地図を見て目的地を目指して歩いていると、色んな出会いをスルーしてしまう傾向にある。現地での直感を信じる事も大事だ。
林道を抜けると何かお店だった様な廃屋があった・・流石に奥まった辺鄙な場所ではこう言うのもあるね・・
ぐるっと裏道を回って猫がいた道に戻ってきてしまった・・でも、さっきは気がつかなかった民家の庭に心惹かれる沼おじさん
濃い青のトタンに、芝の緑と赤い屋根、きっと不意に訪れる島っぽい色味に惹かれたんだろう・・よく見たら車に人がいる ww
そんなに大移動はしてないんだけど、ぐねぐね結構な距離を歩いてはいる・・今度はこの道の反対方向へ曲がってみるか・・
道を折れ坂道を下って行くと、民家の前でまた野良ニャン発見。波浮エリアはニャンが多いな。優雅にのんびり暮らしている。
みんな首輪はしてないけど小汚くもないし、野良なのか飼い猫なのか曖昧な所でうまく縄張りを分けてやっているんだろう ww
道なりに進んでいったら、前方の山の上に灯台の頭がチラッと見えた。あぁ言うのを見るとまた行ってみたくなる沼おじさん
五島列島では軽い気持ちで灯台を目指し、大変な思いをしたけど・・あそこなら近そうだし、ちょっと登ってみようかな・・
どす曇りで景色は期待できないけど、道路脇の看板に『 竜王埼灯台鉄砲場 』と書いてあったので、余計に気になったのだ。
坂道の脇には古い家屋の廃墟が緑に埋もれる様に朽ちるに任せている。周囲を現役の民家に囲まれ壊すにも壊せないんだろう。
沼おじさんは廃景好きなのでこんな写真が多いけど、他のお家は殆ど綺麗だからね ww 決して廃墟だらけの町ではないよ。
灯台の山を登っていくと、下に波浮港の沖防波堤が見えた。先っちょに人が立っている様に見えて撮影したんだけど・・
拡大したら黄色い簡易標識灯だった。防波堤にもミニ灯台があったりするけど、そのもっと簡易のポールバージョンだ。
山の上には『 大東亜戦争の防空壕 』など戦争遺構もありました。『 鉄砲場 』と言うのは更に昔、江戸時代のこの場所の名前
ロシア船の監視と防備の為ここに大砲とか設置したのかな。その場所が第二次世界大戦でも同じ目的で使用されていた様だ。
本場の大島桜も植えてあったんだけど、夏だったので特に撮影せず。日本の色んな桜達はみんな大島桜から出来ているんだね。
灯台も見にいったんだけど、曇り空が背景じゃイマイチ気がのらず撮影せず・・まぁ、そんな事もありますわな ww
2時間くらい散歩しただろうか・・もう18時だったのでそろそろ宿に帰ろうかと思った頃、空に少し晴れ間が見えた・・
今更・・なんて思っちゃいけない、最後にありがとうって言わないとね ww 竜王埼灯台は宿から徒歩5分で行ける場所だ。
適当にぐるぐる歩き回ってたんで割と遠くまで来たつもりだったんだけど、一瞬で宿に到着してびっくりしたよ ww
帰り道、空き地に建物の一部が取り残されていた・・そこにポッカリ空いた窓のサッシが額縁の様で、最後に一枚撮影した。
と言うワケで、波浮の町をブラブラ散歩した時のお話でした。でも、実はこの散歩の途中で港の方にも降りたんですよね・・
話が長くなるので今回は端折ったんですが、次回は『 波浮港 』をブラブラしましょう。ホント歩き甲斐のある町なんです ww
それでは今日はこの辺で、それでは〜 つづく。
神田の秋田犬
神田の靖国通り沿いにあるギャラリーカフェみたいなお店の前を通ると、いつも窓越しに中を覗いてしまう沼おじさん。
でっかい秋田犬がいるからね、アウトドア用品の物色や最近ゴールドウィンの新店舗も出来て、よくこの店の前を通るんだな
店内に古い額縁が沢山売られてたんで一度入った事があるが、そもそもこの『 優美堂 』というお店は額縁屋さんだったらしい
その時秋田犬はいなかったような・・でもいつからかこの『 ののちゃん 』が店の中でぬくぬく過ごしているのに気がついた。
それ以降は毎回見るようになったので、店のマスコット犬らしい ww 毎回覗いてはいるけど飲食コーナーには入った事がない
サイトにはコミュニティアートスペースってかいてあった。古い額縁屋さんをリノベしてアートに親しみやすくって感じか・・
そう言うのって逆に敷居が高い感じもするが・・きっとののちゃんがその敷居を下げる役目をはたしているんだろうな ww