そんなある日のタンメン
ゆるいカーブを描く地下鉄人形町駅のホーム・・いつもここへ来るとスターウォーズっぽいなと思ってしまう沼おじさん ww
浅草線の赤いラインカラーと、ホームの汚れ具合やカーブが絶妙なSF感を醸し出しているのだ・・まぁ、どうでもいい話だ・・
要は珍しく浅草に電車に乗ってやってきたという話・・いつもはぶらぶらのついでに浅草にたどり着く事が多いからね・・
仲見世通りの一本奥の通りから、デッカい隙間ツリーを眺める。昼飯の店に並んでたら建物横の路地に見えた景色だ。
並んでた店がコレね・・帰りに撮ったから人がいないけど、大体いつも客が数人外で並んでいる印象がある『 餃子の王さま 』
前に並んでいたMr.江戸っ子みたいな、どっちの人か分からないおっちゃんにこの店は初めてか?と聞かれた・・ は、はい・・
すると「 だったらタンメンが美味いよこの店は 」と教えてくれた・・どっちかは分からないけど優しいおっちゃんだった ww
と言う事で『 タンメン 』と『 カニチャーハン 』を注文。地元の常連さんが言うだけあって確かに美味い。頼んで正解 ww
勿論、餃子も注文。こんなカリカリの揚げ餃子で、中のアンは超細かくみじん切りにしたキャベツがクチュクチュしてる感じ。
外がカリカリなのは好きなんだけど、中のクチュクチュ食感が個人的に苦手で・・そういう意味では好みの分かれる餃子かな
味は美味しかったので全部食べれたし、好きな人は好きだと思うけど、とりあえずタンメンがオススです。チャーハンもウマ。
帰りにハッカ飴もろた・・この日は蔵前に用事があったので、浅草駅の前の江戸通りをぶらぶら蔵前方面に下って行った。
そんな江戸通りの中間あたりで、ふと・・ビルの間の奥の方で店の様な明かりが見えた・・いままで全然気がつかなかった。
狭く薄暗い路地を入って行くと・・本が並んでいる、やっぱりお店だ・・なんのお店かと思ったらチェコの雑貨屋さんだった。
『 チェドックザッカストア 』って店。可愛いチェコの人形や絵本などのグッズが沢山並んでて面白かった。チェコ好きだから
でも何でこんな所に・・浅草からは来なくても蔵前から客が来るのかな・・もう少し蔵前寄りだったら人気出そうなお店だ ww
見つけにくいのと、入り口のハードルは高いけど ww 店内は可愛いモノが一杯なので興味のある人は行ってみるといいよ。
工場の駐車場の野良も江戸っ子って感じだ ww そんある日のぶらぶら話・・先週まで超忙しかったので更新出来なかったけど
またボチボチと軽い所から更新できたらなぁと言う感じ思っております。それでは〜
久しぶりだよお富士さん
なんかこんな景色を見るのも久しぶりだ・・先週末は浅草で毎年開催されている『 お富士さんの植木市 』へ行ってきました。
コロナで2年連続中止になっていたけど、今年は無事に開催されて嬉しい ww でも、例年より人出は少なかったですね・・
植木市をまわる前に、主催元の神社にお参りする事にした沼おじさん。場所は雷門から見て浅草寺の裏のエリアですね・・
こんなイカした看板屋さんなんかが立ち並ぶ、下町らしい普段はのんびりしたエリアです。でも祭りの時は人で一杯になる ww
主催元『 浅草富士浅間神社 』へやって来ると、階段脇にこんな張り紙が・・植木市の特別御朱印・・色々やってんな ww
御朱印集めにはまだ手を出していないので、これはスルーだけど・・別のお守りで欲しいものがあったのでそちらはゲット。
『 浅間 ( せんげん ) 神社 』というのは富士山信仰の神社なので、境内にはこんなモノがあります。浅草富士って書いてあるね
階段の登り口に登山口と書かれた立て札もある。コレを登ったら富士山を登った事になるってヤツだ、一瞬で登れる ww
ちゃんと階段に五合目、六合目・・って書いてあるのがウケるんだよな ww 参拝を済ませ柳通りの植木市へ向かった・・
こんな植木の露店がずら〜っと通りに並んでおります。庭に植える苗木や季節のお花、盆栽などなど植物好きにはたまらない。
盆栽なんかも本格的なものより可愛いミニ盆栽が多いのがイイね、初心者でも敷居が低くて買いやすい。今回は3つ購入。
小腹が減ったので、最近浅草でお気に入りの喫茶店『 銀座ブラジル 』でハムエッグサンドを注文。珈琲よりコイツが目当て。
ここのハムエッグサンドはめちゃ美味い。沼おじさんの中では今の所、サンド界ナンバー1の味だ。まった甲斐がある・・
出てくるまで30分以上かかるからね ww ロースカツサンドの方が有名みたいなんだけど、オススメはハムエッグサンドだ。
サンドを待ってる間に浅間神社で買ったお守りを眺める沼おじさん。コレは『 麦藁蛇 ( むぎわらじゃ ) 』という厄除け守り。
300年前、駒込の百姓喜八がふとコレを作って浅間神社の祭礼札市で売ったら、みんながなんそれって珍しがって買っていった
その年に流行った疫病で、コレを飾った家の人は病気にならず・・それ以降このお守りが浅間神社の名物になったそう ww
ホントなんそれって感じのお守りだ。家の水場に飾れば水害からも守られるとも書いてあったので、今はキッチンに飾ってある
この日は風が涼しく気持ちのいい天気だったので、うまうまサンドで腹を満たした沼おじさんは東神田までぶらぶら散歩した。
植木市でもずっと練り歩いてたので、流石に疲れてバスを待った。西日に照らされて建物の反射が心を打つ。そんな日あるよね
向かいのビルに反射した光は波模様を描き、下町らしい狭小ビルに干された洗濯物にもグッとくる。そんな日あるでしょ ww
さて、家に帰って早速戦利品をベランダに並べる準備を始めた。今回買ったのはこの3つのミニ盆栽と、小さな鉢3つだ。
左から『 一才ネム 』『 見沼コムラサキ 』『 屋久島ハギ 』今回は花ものが欲しかったので全部花が咲く植物となりました。
一才ネムと言うのは『 ネムノキ 』なんだけど、普通のネムノキより若木のうちから花付きが良く開花期間も長いらしい・・
夕方だから葉っぱが閉じてるけど朝になるとちゃんと開くんだよね、可愛い。屋久島ハギも蕾が一杯でこれから楽しみ ww
お富士さんの植木市は6月の最終土日にも開催されるので、興味がある人は行ってみるといい。ミニ盆栽デビューどうですか?
チェコの工場街散歩
チェコの南東部にあるズリーンの工場街をぶらぶらしていると、メチャメチャちっこいブルドーザーを発見・・可愛い・・
こんなちっちゃい重機を、でっかい白人がギュウギュウになって操縦していると思うと、まるで鳥山明の世界の様でウケる ww
靴を製造していたバチャ工場の駐車場前・・奥に写っている工場はバチャのモノではなく、電力会社かなんかの工場だと思う。
駐車場とこのエネルギー工場の間には貨物と一般の鉄道線路が走っている。ズリーン駅はこの右手のすぐ先にあったかな・・
ズリーンの街は結構色んなエリアを歩き回ったんだけど、このエネルギー工場の煙突が何処からでも見えたので印象的だった。
工場の裏には川が流れていて、その対岸に昔お見せした石炭火力発電の冷却塔がある。色んな工場が生活圏に近いんだよね・・
そもそも靴工場を中心にその従業員の為に発展した街だからね、様々な施設がミニマムに纏まっているのが面白かった。
旧バチャ工場エリア・・手前に線路があるね、先程の貨物本線から分岐した線路が、工場エリア内にも張り巡らされている。
全部赤レンガの無骨で四角い工場なんだけど、案外どれも個性的でそれぞれに違った深みがあるんだよね、イカすわぁ ww
気持ちのいい散歩日和に、この誰もいないゴーストタウンのような旧工場街をぶらつく沼おじさん夫婦・・楽しい www
まだ工場散歩はつづく。今日はこの辺で・・忙しくなってきたのでまた更新が減るかもしれないけど、まぁボチボチと・・
それでも休日はお出かけしたりしてるので、ネタは溜まる一方だったりする今日この頃であります ww それでは〜
反芻
まるで永遠かと言うような長い時間を過ごしたハズの景色も、記憶の中ではいつの間にか朽ち果てていたりするモノだ・・・
小学校の記憶なんてホンのちょっとしかない・・学校終わりに友達と遊んでいた記憶はあるんだけど、学校の記憶は檄薄だ。
授業中に落書きばっかして外を眺めていた沼おじさんの当時の記憶を具現化すると、丁度こんな感じなのかもしれない ww
子供の頃は1日1日があんなに長かったのにね、今では時間が消えていくようだ ww 最近の記憶はすぐに忘れてしまうけど・・
記憶は反芻することで長期記憶になるから、子供の頃の記憶の方が根強かったりする・・でもそれは定期的に反芻すればこそ。
仕事して家庭を持っておじさんになって、昔を思い返す事も減った。遊んでた記憶はあっても教室で授業した記憶は全然ない。
せいぜい高校の授業風景くらいは思い出せるけど、小中学校の授業風景を思い出そうとすると想像の産物になってしまう・・
実家に帰省したら、たまには昔のアルバムでも広げるべきだなと思う沼おじさんでした。写真を撮っておくのは大事だよ ww
現実の壁
上野の不忍池から東京大学方面に登っていく坂道の途中にある『 旧岩崎邸庭園 』 明治に建てられた三菱 第三代社長の邸宅だ。
駒込の旧古河庭園や、代官山の旧朝倉家とか・・東京にある古いお屋敷をブラブラついでに巡っている沼おじさん。
この日は不忍池の近くの『 十三や 』と言う櫛屋さん用事があったんだけど・・その後、ふと思い出してここへ流れ込んだ。
ところが・・重要文化財につき外観は撮ってもいいんだけど、館内の撮影はNGだって・・ちょっとテンションが下がる ww
まぁ、それでもやっぱりお屋敷見学は楽しい。でも言葉で説明してもつまらないので、外観ネタを一つ。塀に紋章があるでしょ
このマークは岩崎家の家紋『 三階菱 ( さんがいびし ) 』だ。三菱のマークはこの家紋の三つの菱形を組み替えて出来ている。
岩崎家は土佐にあったから、土佐藩主の家紋『 三ツ柏 ( みつがしわ ) 』がそのデザインの一番のベースになっているようだ。
三菱が『 三菱 』であって『 岩崎 』でないのは、こんな家紋があったからなんだね・・そんな、トリビア話でした ww
旧岩崎邸の前の坂道を下って行くと、眼前を壁の様に埋め尽くす無骨でレトロなマンションがある。『 湯島ハイタウン 』だ。
無機質な壁に無尽蔵に整列する室外機・・デザインに一切の遠慮を見せないこの淡白過ぎる組み合わせは、むしろ強烈。
築50年くらいのマンションで、これが A棟の裏側。横に並ぶ B棟に至っては全面の壁がこんな感じで凄いの・・存在感・・
さっきまで夢でしかない豪邸の中にいたのに、出てきていきなり現実の壁が立ちはだかる・・そんな感じなんだよなぁ ww
でも場所は不忍池のすぐ横・・ここに住むのも結構なモノだ。人の暮らしも様々だなぁと、つくづく思う沼おじさんでした。
伊豆大島のイカした古民家宿 - 東京梵天
今日は伊豆大島旅行で宿泊した、一棟貸しの古民家宿の紹介をしましょうね。こんな風情のあるイカした古民家宿ですよ ww
場所は島の南東部にある『 波浮 ( はぶ ) 』と言う港町エリア。江戸時代には綱元の拠点として栄えた風情ある町並みが今も残る
ノスタルジックでいい感じの町並みでしょ、手前の黒い建物が今回宿泊する『 東京梵天 ( ぼんてん ) 』の受付だ・・・
前にもちょっと説明したけど、この受付は『 たい焼きカフェ 』でもある ww 中に入って名前を言えばチェックイン出来ます。
東京梵天は東京から移住してきた若いご夫婦が経営している。あ、ここも東京か ww さぁ、ご主人に宿に案内してもらおう
ご主人に連れられ建物脇の小道に入って行った。右手のナマコ壁の建物は『 旧甚の丸邸 』昔の綱元の屋敷跡で見学も出来る。
宿はたい焼きカフェのすぐ裏にあるんだけど、この僅かなアプローチがいい感じでワクワクが止まらない ww
さぁ、宿に到着・・奥に見える建物が丸ごと一棟貸しの宿です。敷地は共有してるけど、左手のカフェの建物とは完全に別棟。
シダが生い茂る素敵なお庭も相まって、ファーストインプレッションから気分が高揚しっぱなしの沼おじさん・・
右側の茂みの奥に車が停まってるでしょ、あそこが駐車スペース。今来た道は車が入れないので、裏の道路から入れましょう。
振り返るとこんな感じ。抜けの良い景色では無いが、綺麗な緑とナマコ壁の古い建物がノスタルジックな雰囲気を盛り上げる。
いくら宿が素敵でも周辺環境がその世界観と釣り合わなければ興醒めだもんね。これは良い場所に目を付けたなぁと思います。
中に入りましょう、3畳の広々玄関がお出迎え。良いなぁ〜 もうすでに良いよ〜 ww 古民家らしさを損なわない良いリノベ。
わざわざ古民家宿を取るのは、まさにこう言う雰囲気を味わいたいからだもんね。モダンリノベよりこう言う方が好きだなぁ。
玄関脇の黒光りする廊下に囲まれた一角は寝室。良いよねこう言う作り、憧れるわ〜 内障子から入る柔らかい光が最高なのね
静かな寝室。廊下の奥には洋式トイレがあった。ちゃんとウォシュレット付きです。夜中でもすぐトイレに行けるから便利。
布団も寝心地が良かった・・枕が変わると眠れない人もいるかもしれないが、沼おじさんは何故か旅先の方がよく眠れる ww
さり気ない布飾りがレトロな建物に華を添える。オシャレだなぁ〜 玄関に入っただけで感動しちゃう沼おじさんでした ww
こちらは居間。奥の四畳半が玄関正面の小部屋・・二人以上の宿泊の場合はそこも寝室になるのかな、間仕切り戸もあるしね。
沼おじさんは荷物置き場にしてました。二人では部屋を持て余す・・でもこの持て余すほどのゆとりが大事なんですよ ww
広過ぎず狭過ぎず、シンプル過ぎずゴチャゴチャし過ぎない。天井高もそれなりにあって適度な開放感、めっちゃ落ち着く。
真ん中のテーブルで食事したり、棚にあった地図を広げて翌日の予定を練ったりしてました。後は畳でゴロゴロしたりね ww
横のくつろぎスペース。ソファーの正面にはTVもあった・・でも、沼おじさんは旅先でテレビをつけることは殆どない。
朝早く起きた時にここに座って、日差しを浴びながらコーヒーを飲んだりするのにちょうど良い場所だ。自然とそうなる ww
居間の奥にはキッチンスペースがある。炊事器具やお皿なども一式揃ってるから自炊も出来る。コーヒーメーカーもあったよ。
こう言う宿に何泊かする場合は、いつも1日ぐらいはご当地スーパーで食材を買ってきて、夕飯を作ったりしている。
この日は波浮港にあった『 港鮨 』から出前を取った。沼おじさんは贅沢して『 伊勢海老天丼 』、妻は普通に寿司セット。
伊勢海老天丼は食いごたえ満点で、ただでさえデカいエビに甘い濃厚ダレがかかっているので最後の方は流石に苦しかった ww
セットでついてきた伊勢海老ダシの味噌汁もかなりパンチが効いている。甲殻類の匂いが苦手な人はちょっと無理かもしれない
キッチンから続く土間には洗濯機もありました。二、三泊なら良いんだけど四、五泊になってくと洗濯機ってありがたいよね。
宿の中はそんな所だけど、もう一つ見てないものがあるね・・お風呂。写真撮り忘れたけど、お風呂だけこの扉の外にある。
一瞬外に出ないといけないのが玉に瑕なんだけど、すぐ横に入り口があるので大した事ではない。お風呂は普通の浴槽だった。
庭に出た。ほんとシダが凄いなぁ・・雨上がりだったから、しっとりと深い緑が鮮烈だった・・素敵なお庭だよね。
濃厚な緑の中に紫陽花やアガパンサスっぽい青いユリが、チラチラと見え隠れする。赤い実が付いている木は『 サンゴジュ 』
拡大すると実ではなく、柄が赤いのね・・この赤い柄が珊瑚みたいだから『 珊瑚樹 』というワケ、実も秋には真っ赤になる。
椿もそうだけど、こう言った葉っぱがツヤツヤした木は潮風に強いと言うから、防風樹として植えられているんだろう。
地面にも注目して頂きたい。黒いでしょ、これスコリアなんだよね ww 多分、裏砂漠のスコリアを敷き詰めたんだろうね。
火山島ならではのワイルドな庭。それでいてこれだけ綺麗に見えるのは、ちゃんと手入れをしている証し、ワイルドで繊細。
屋内は禁煙なので、タバコを吸う人は軒下のテーブル席で一服できる。ここで庭を眺めながら一服していると猫がやってくる。
それもかなり高い確率で・・何処からともなく現れて、気がつくと足元に座っているのだ・・この宿には看板猫がいるんだな。
この子ね、波浮散歩シリーズで登場した『 あんこ 』です。飼い猫なのか半野良なのか・・とにかく人懐っこくて可愛いぬこ。
大体たい焼きカフェの前の通りか、宿の庭をウロチョロしているので必ず戯れることができるでしょう ww
さて、夜になるとお庭がライトアップされてコレまた素敵な雰囲気になりました。色々楽しませてくれるねぇ〜 ww
黄色く光ってる扉が洗濯機のあった場所。その引き戸のすぐ横に小窓がついた扉があるでしょ、そこがお風呂の入り口です。
光が綺麗だったので、小道まで出て木々の隙間から宿を覗いてみた。こんな場所でのんびり過ごせるなんて最高でしょ ww
朝になると頼んでおいた朝食たい焼きが届いた。ハネがデカい ww お供は『 明日葉カフェオレ 』どちらも美味しかったよ。
明日葉は伊豆大島の特産品。今日摘んでも明日には芽が出ると言うほど強い植物。農作物栽培の難しい火山島の強い味方だ。
もう一つ『 明日葉たいやき 』ってのがあって、これが美味いんだ。面白いのが冷蔵庫に入れられて販売してるから冷たいの。
中身がなんだったか忘れたけど、とにかく皮がモッチモチで冷んやりしてめちゃウマでした。夏とか行ったら絶対食べてね ww
この日は朝方だけ青空が見えていた。早朝の光を浴びると、お庭もまた違った表情を見せる。そんなささやかな変化を楽しむ。
軒下のテーブル席で一服しながらぼんやり過ごす喜び、タバコが美味い ww 何と無くしゃがみこんでシダの奥を覗き込んだ・・
明け方まで雨が降っていたのか、ツワブキやヤツデの葉が艶めいている。そこにゼフィランサスの花が一輪。シャレとる ww
撮影していると宿のご主人がやって来た。もうすぐチェックアウトだ・・最後に少しおしゃべり・・移住の話や今後の予定・・
晴れてたから海遊びしたいと言うと、海開き前だったから心配して一緒に行ってくれると言う。荷物も置いといていいよ〜って
海遊びしている間にチェックアウト時間は過ぎていたが、さらにもう一つ行きたかった隠れスポットに案内してもたっらりして
色々世話になったなぁ、帰って来たら宿の掃除の真っ最中だったが、砂まみれだったので風呂場のシャワーも使わせてくれた。
ここで外から風呂場にアクセスできる利点がやっと分かったよ ww 最後にご主人と店の前で記念撮影して波浮を後にした・・
のんびり出来て楽しかった、あんこの母猫メープルさんも大あくび ww この子も何処かに居るから、付近を散歩して探してね。
宿なんて風呂入って寝るだけと言ってしまえば、まぁそうなんだけど・・でも、宿の良し悪しで旅全体の気分も変わってくる。
たまに食事はめちゃ美味いけど部屋は下宿アパートみたいな民宿に泊まるんだけど、その翌日はなんか気分が乗らないんだよね
普通のホテルだとつまらないと思ってそうしてたんだけど、食事が美味い程度ならホテルの方が良いと最近は思う様になった。
その点、一棟貸しの古民家宿はハズレが殆どない。色んな古民家宿に宿泊したけど、そんな日は何故か気分が良いんだなぁ ww
『 旅の宿はワクワクの一つであるべき 』・・と言う格言を残してこのお話を終えたいと思います ww
と言うワケで、伊豆大島は波浮の素敵な古民家宿の紹介でした。良い宿だったのでチェックしてみてね、それでは〜
不釣り合いな青空
自由に羽ばたきたくなる様な青空の下・・機能主義の真四角煉瓦ビルは我関せずと、チェコはズリーンの街に鎮座していた。
この赤レンガのビルは『 Bata 』と言う靴メーカーの工場跡だ。今は貸し倉庫的に使われているのか、いないのか・・・
少なくとも管理はされている様だが、ここは人っ子一人いない ww 車はチラホラ停まってるから、中に人がいるのかも・・
無駄な凹凸もなく真っ平らで真四角。いかにも無機質な形状ながら、積み重なる赤レンガの細かなディティールは表情豊かだ。
そのアンバランスで垢抜けない感じが可愛くもあり、不気味でもあり、なんとも味わい深い景観を生んでいるのだった・・
この窓の中を見ると廃墟感あるなぁ・・夜に電気でも点いてりゃ分かりやすいけど、夜中にこんな場所には近寄りたくない。
チェコで危険を感じる事はなかったが、酔っ払いの若者は変に話しかけて来たりする。両手にビールを持ってる奴は特に ww
まぁ、でもコレだけ窓があって一枚も割れてないという事は何かしら使われているんだろう。廃墟だったら100% 割れている。
人が全くいないなからそんな事を考えてしまうのかも・・休日だったのかな、海外旅行に行くと曜日の感覚がなくなるね ww
この日はホントに天気が良かった。この静けさの中、不自然な程の青空に包まれて逆にホラーだなと思った沼おじさんでした。