帰って来た沼おじさんの壁コレ #02
いやぁ〜、どうも、どうもどうもの沼おじさんです。年末年始の仕事の忙しさと赤ちゃんの面倒で更新出来ませんでした。
そこへ追い打ちをかけMacbook Proが立ち上がらなくなり、Macストアへ持っていったら古すぎて修理部品がないと申される
持って帰ってオブジェにでもしろと言われたので、新しいの買いましたさ。今あえて M1 Pro ね、整備済み品だけど・・
と言うワケで、とりあえず壁コレの続きでも・・これは栃木県の益子町で益子焼きのお祭りに行った時に撮った何処かの倉庫
半透明のトタン窓に透ける蔦や、風雨に浸食されたボロ屋根の隙間から差し込む光が味わい深い。作業感のある倉庫好き ww
ここからは江東区の亀戸エリアをブラブラしてた時の写真・・夕暮れ時の薄明かりの中、イカした外壁の建物を発見。
下半分だけ雑に塗装されている・・多分セルフ塗装で、脚立で届く範囲があそこまでだったのだろう・・亀戸らしい ww
この時間帯は空のマゼンダが外壁に染み込むようで、ただでさえ味わい深い壁が一際不思議な魅力を放っていた・・
どこかの企業の搬入口かと思ったら『 中央学院 』という学校の入り口だった。無機質なコンクリの壁に整然と並ぶ扉たち・・
病院っぽくもある。この玄関口を見て学校だと思う人はいないだろうな ww ゴチャゴチャが好きだけど、その真逆もまたいい
このマンションの外壁を見た時はホントに驚いた ww 70年代の何者も恐れない自由で突飛な建築スタイルが今も生きている
何棟かまとまって団地になってるんだけど、全部この外壁だからね。 一度見たら忘れられないインパクトがある ww
暗くなってきた・・夕暮れに染まるトタン壁を街灯が照らす。かなり前だから覚えてないけど、なんでこんな所にいたんだろう
この辺は特に何も無いからね、沼おじさんの街ブラは徘徊に近い ww 大体一個ぐらいは目的地があるけど、この辺はなぁ・・
これも亀戸だけど別日だね、スポーツ振興の香取神社の辺りでバスを待っていた時に目の前にあった磁石の会社のビルの壁。
古いタイル貼りの外壁にちょこちょこと遠慮がちに並ぶ四角い窓・・その一つに面白いカーテンがかかっているのが目を引いた
外からは中の生活は見えないけど、それを隠すカーテンだけは表に出る。窓とカーテンは案外面白い被写体だよね。
所変わってここは湯島・・東大の裏の無縁坂を登ったあたりかな、どこかの会社の駐車場の壁が生活感たっぷりで気に入った。
非常階段や配管のレイアウトに、DIYホイールドラム、健気な雑草とこの上ない生活感を醸し出す洗濯物・・完璧です ww
ここは下町をお洒落にしようと頑張っている『 ミズマチ 』エリア。スカイツリーの前を流れる北十間川沿いにテラスがある。
こちら側にはお洒落なお店が出来て綺麗なんだけど、対岸は古い倉庫や普通のアパートが並んでいる・・と言う景観 ww
そもそもそんなつもりの町ではないから、いきなりオサレにしようと思っても無理がある・・これはそこにあったイカした壁
何かの倉庫だと思うが、窓一つない壁にポツンと裏口が一つ。それを照らすためのスポットライトが何とも可愛く思えてしまう
益々変態的になってゆく沼おじさんです ww 最近は子連れなのでそれほどタラタラとブラブラ出来ないけど写真は撮ってます
でも仕事を終え家に帰ると Jr が元気モリモリでブログを書く時間がない・・短い記事をちょこちょこアップ出来るといいかな
まぁ、そんなつもりでパソコンも新しくなったし、ブログ再始動しようと息巻いている沼おじさんです。どうぞ宜しく ww
沼おじさんの壁コレ
テレワークにしたはいいけど、普段より仕事が忙しい・・今日は沼おじさんが撮り溜めたイカした壁コレでも見ていってくれ
先ずは秋葉原の脇にある『 BECKアキバ 』とういライブリハーサルスタジオの壁だ。現在は真っ黒に塗られているけど・・
この頃はコンクリにまだらに残る塗装跡や、遮光して塞がれた無骨な窓が印象的だった。防音で窓塞いじゃってるんだろうね
お次は横浜の大桟橋の入り口あたりにある古いビルの壁。この赤い窓枠がイカすよね、ビルが古すぎてネットが張られてた・・
この時以来、横浜には行ってないからまだこのビルが健在かどうかは分からないが・・その内に取り壊されてしまいそうだ。
大桟橋は一面立体的なウッドデッキになっていて壮観だったな・・大桟橋で展示があっのは覚えているが、何を見たかは忘れた
続いては埼玉の幸手 ( さって ) 市で撮った古い商店の壁。這い回る蔦が眉毛ともみあげ、黒いシミがへの字口で顔のようだ ww
最近できた亀戸ロックの側にあった焼き鳥屋さんの壁も何だか顔の様で、通りすがりに思わず撮ってしまった。ロボ顏 ww
どんな住宅街を歩いても必ず一つはある蔦屋敷・・壁を覆い尽くす冬の枯れ蔦の味わいもまた素晴らしいモノがある。
春夏はほんとカーテンいらずだな、光も入らなそうだけど ww 浅草6丁目辺りは古いお家がたくさんあって面白い。
工場の壁は地味なグレーの波型スレートを使う事が多いけど、町工場のトタンはカラフルでいい。大抵は錆び錆びだけどね ww
実家の鉄工所も青壁だったので和む。最近、近所の外観がイカしたお気に入りの鉄工所が更地になってしまって悲しい・・
最後はそのシンプルさがグッとくるトタン壁・・細かく繋がれたトタンが整然と面を構成する様は単純で逆にインパクトがある
そしてこの陰影、多分このZ型の影が落ちてなかったら気にとめなかっただろう。街ブラでの出会いはタイミングも重要だ。
と言うワケで、沼おじさんの壁コレを見る日でした。まだほんの一部だけどね、またあるよ壁コレの日 ww それでは〜
沼おじさん Jr.
ちょいとバタバタしてブログ更新どころではありませんでしたが・・何をバタついてたかって、沼おじさんJr.が誕生しました!
妻も高齢出産でただでさえ心配してたのに、深夜に突然の破水・・予定日より一週間も早いのに慌てて病院に連れて行った。
そしてもう翌日のお昼には元気に誕生。母子ともに無事で良かった・・本当に。コロナで入院中は面会も出来なかったけど
仕事もしばらくはテレワークにしてもらったので、今はお家で毎日一緒です。沼おじさんに育てられて、どうなるかなぁ・・
あと名前ね・・生まれる前から考えていたけど、漢字がさ・・画数沼に数日ハマって、最近やっと抜け出しました ww
家にはいられても仕事は仕事で忙しく、もうしばらくバタバタしそうですが・・家族が増えて最強に幸せな沼おじさんです。
インセクトフェア2022へ行ってきた沼おじさん
大手町のサンケイビルの前に長蛇の列・・先週の秋分の日は毎年恒例の『 インセクトフェア 』へ行ってきた沼おじさん。
朝10時から会場なので、今回は頑張って10時丁度くらいに来てみたんだけど・・過去1レベルの長〜い列が出来てました・・
結局会場に入るまで30分かかった・・まぁ、こうして活気が戻れば今後虫屋さんも本気出してくれるだろうからいいけどね ww
インセクトフェアは日本最大級の昆虫標本即売会。沼おじさんはゾウムシの標本しか買わないので、今回の収穫はコイツだけ。
フィリピンのオサゾウムシの一種。前にミッドタウンの虫展で見たイカしたゾウムシの仲間かな・・口ひげがないからメスかも
会場に入って20分、最初の獲物にして過去1高いゾウムシだったが・・いってやりましたよ・・『 沼 』おじさんですから・・
まだまだ目新しいモノが少なくても、早く行って、即決する勇気さえあればいいモノが手に入る・・これが沼の世界です ww
一発目に大散財して他に何も買う気になれなくなったけど・・今回はコイツだけで大満足の沼おじさんでした ww
12月にも日本橋のサンライズビルで『 インセクトファン 』という小規模な標本即売会があるので、興味がある人はどうぞ〜
谷中の『 へび道 』を歩く
先ずは、まったりイカした駐車場を堪能する沼おじさん・・いいねぇ、たぶん昭和からそこにあり続ける花柄カーテン ww
今日は谷中をぶらぶら・・場所は根津神社の近く。何故かこの辺りをぶらぶらしてると、いつも同じ道に出てしまう。ここ・・
谷中二丁目にある道なんだけど、前を歩いていた子供が父親に「 へび道、通っていこう! 」と言ってこの先へ入って行った。
この先は車一台が通れるくらいの細い道が、先が見えない程にやたらと細くグネグネ蛇行している。まさに『 へび道 』だ。
子供が勝手にそう言ってるだけなのかと思っていたけど、調べたら地図にも『 へび道 』と書いてあった。まぁ、愛称かな ww
基本的に住宅街なんだけど・・たまにポツポツと小さなお洒落ショップとかあったりしてエモさ溢れるいい道なんだよね。
不自然にグネグネした道はだいたい『 暗渠 』とタモさんが言っていたけど・・やっぱりこのへび道の下にも川がある様子・・
住所を見ても、このへび道を境に左手が文京区千駄木で、右手が台東区谷中だ。川でもなきゃ区の境界にはならなそうな道だね
へび道も終わりに差し掛かったころ、民家の壁に可愛い猫ちゃんの絵を発見・・へび道は終わっても下の暗渠はまだ続く・・
この道の下を流れるのはかつて『 藍染川 』と呼ばれた川で、巣鴨のとげぬき地蔵の近くから上野の不忍池まで繋がっている。
ず〜っとグネグネ歩いて来たが、地図上ではなんだかんだ真っ直ぐ進んで来れた ww へび道を出ると地下鉄千駄木駅の側だ。
今回の目的地はこのお寿司屋さん『 すし 乃池 ( のいけ ) 』でした。猫ちゃんの壁画からへび道を出て、すぐ目の前にあった。
お店のショーウィンドウに謎の指人形が・・石ちゃんが来たのかな・・ここは穴子寿司が有名なお寿司屋さんなんだよね。
穴子好きの沼おじさんは迷わず穴子寿司を注文。こんなに穴子ばっかでくどそうだけど、全然いけちゃう。溶けちゃうから ww
日本橋の 『 玉ゐ ( たまい ) 』ってお店も穴子の専門店で、煮あげ、焼きあげ、白焼きなど色んな穴子の食べ比べが出来て好き
大好きな穴子で腹を満たし、元気が出た沼おじさん。店の前の坂道を登っていくと『 谷中霊園 』があるからそっちへ行こう。
・・って霊園を散歩コースにすなって感じだよね ww でも気持ちいいんだよね、谷中霊園。と、真っ直ぐ歩き始めてすぐ・・
道端のささやかな花壇の佇まいを愛でる・・この横道もいいんだよなぁ、この辺はお寺が多いから抜けの景色に味わいがある。
そうやってついつい横道に入り込み、気がつけばまたこの道に来てしまった・・となるワケ ww この壁を見るのは何度目かな
この味わい壁は前に『 湯島聖堂 』の記事で紹介したね、これは観音寺の『 築地塀 ( ついじべい ) 』・・やっぱイカすなこの壁
そのまま谷中霊園をぶらぶらと突っ切って日暮里駅へ向かおうと思ったら、お墓で猫ちゃんが微妙な距離感で睨み合っていた。
谷中霊園は野良猫が沢山いるね・・きっと通りすがりのキジトラが、墓の上のハチワレに気づいて膠着状態になったのだろう。
猫たちにとっては大変な状況だが・・でも沼おじさんさんはこの時、へび道で見た草原の猫ちゃんの絵を思い出していた・・
へび道の写真が少なかったけど、何ともいい道なのでぶらぶら好きの人は近くに用事があったらついでに歩いてみるといいよ。
こんな道が他にも色々あるんだろうね・・暗渠をたどる散歩も面白いかもしれないなぁ、なんて思い始めた沼おじさんです。
と言うワケで、谷中の『 へび道 』を歩いた時のお話でした。それでは〜
隅田川テラスを歩く
今日は隅田川テラスをぶらぶら・・去年の年末か、ここは両国橋の下あたりだね。テラスは隅田川全域の両岸に続いているけど
流石に全部は歩いた事ないね、なんとなくぶらぶらの途中で気分転換にテラスに降りる感じ・・ここから浅草まで歩いていこう
水面の反射で揺らめく光が『 両国橋 』の裏側を這い回るのをしばし眺める沼おじさん。こういうのずーっと見ちゃうよね。
隅田川に架かるでっかい橋は沢山あるから、その下を潜るたびに裏側の無骨な鉄骨を見上げながら歩いて行った・・
両国橋を抜けるとそこは『 神田川 』と隅田川の合流地点だ。テラスはここで途切れるから一旦上にあがらないといけないが
その角に警視庁の『 らいちょう 』がとまっていた。水上パトカーみたいなものかな、この上に墨田水上派出所があるんだよね
浅草橋エリアに入って再び隅田川テラスへ降りた。次に現れた黄色い橋は『 蔵前橋 』だ。橋脚の丸い部分が可愛い ww
増水した時とか川の流れから橋脚を守る為かな、アレだな・・タンカー船の先っちょのバルバス・バウと似たようなモノだ。
蔵前エリアに入ると川岸に船着場が現れ始める。蔵前は江戸時代に米蔵があって隅田川から船で米が運び込まれていたそうだ。
だから昔からここに船着場があったと思うけど、案外そんな流れが今に至るまで引き継がれているのかもしれないね ww
次に現れた橋は『 厩橋 ( うまや橋 ) 』三連アーチの地味な橋なんだけど、その無骨さがなんか好き ww これは別の日だな・・
年末に歩いたばっかりなのに、また年始にこの辺りをぶらぶらしていた。でもこの時はさっきとは対岸の本所を歩いてたのね
その時にどっかのビルの入り口で、だるだるのわんコーギーが日向ぼっこする姿が刺さった・・まぁ、そんな話はどうでもいい
この日もぶらぶらついでに隅田川テラスに降りたんだよね。こちら側のテラスは歩いた事がなかった。厩橋の先、駒形エリア
こちら側から見ると、川岸にぴっちり整然と並ぶビル群が面白い。こっち側は高速道路の高架があるからスッキリ見えないのね
隅田川の花火大会もテラスから観れればいいのにな・・高速道路とかビルとか何かしらの隙間から見るしかないなんて・・
駒形には『 BANDAI 』本社がある。右手の一番でかいビル、真ん中の二つもバンダイだ。子供の頃はプラモでお世話になった
川を横切る未来的な船は水上バス。このまえ隅田川ナイトクルーズに初めて参加したんだけど、その時はこの船じゃなかった。
たまにはバス代わりにコレに乗ってみようかと思うんだけど、何事も最初はハードル高いんだよね ww まぁ、そのうちに・・
あら、冒頭の警視庁船『 らいちょう 』が走ってきた。パトロールかな・・対岸には屋形船がとまってるね、あっちへ戻ろう。
水上派出所のあった神田川の入り口にも同じ屋形船が沢山停まっているけど、船屋も一杯あって、これは厩橋のつり清の船。
沼おじさんの好きなビル群の並びは見れないけど、基本的に用事があるのはこちら側の街なので、自ずとこっちを歩く事になる
でも、こちら側はこちら側でスカイツリーがあるからいいね。のんびり歩いていると何がしらのコラボツリーを発見するだろう
『 駒形橋 』を潜ると雷門エリア。『 吾妻橋 』の近くまで来ると黄金のアサヒ本社ビルと金のアレとスカイツリーが大集合 ww
テラスから隅田公園へ上がりアサヒ本社ビルを眺めると、その黄金の壁面にスカイツリーが写り込んでいる。こんな姿も好き。
沼おじさんは懐古趣味な所があるけど、どちらかと言うと東京タワーよりスカイツリーの方が好きだなぁ。でも、それは単純に
東京タワーはたまにチラッと見る程度で、あまり馴染みがないだけ。かたやスカイツリーは毎日色んな姿を見てるからね・・
そりゃ愛着も湧くわな、何かを好きになるって案外そういうモノだ ww と言うワケで隅田川テラスを歩いた時のお話でした〜
福江島の教会を巡る沼おじさん - 五島列島
今日は久しぶりに五島列島は『 福江島 』の北西部にある三井楽エリアをぶらぶらしましょうかね・・前回からの続きです。
五島の旅は教会巡りがメインでしたが、こんなアーティスティックなモザイクタイルの壁画があったも教会正面の壁だった・・
こんな面白い形の『 三井楽教会 』だから、アートなモザイク画もむしろ自然に見えるね ww 五島列島は教会が一杯あるけど
その一つ一つが色んな個性を持っていて、短時間にあっちこっちと巡っても案外飽きが来ないんだよね。内装も面白いよ・・
奥に向かって広がりながらも、キリスト像に向かって収束してゆく面白い空間。その壁を埋め尽くす壁画とステンドグラス・・
ランダムに吊り下げられた無数のペンダントライトも有機的な遊び心があって素敵だ。ほんとアーティスティックな教会ね ww
普通の教会はこんな感じだよね・・ここはこの日最後に訪れた『 井持浦教会 』です。派手な部分はステンドグラスくらい。
割と大きな教会なんだけど、内装に柱は一本も無い。真っ白な大空間が広がっているから割と現代的に見えるかもしれないね
でも外観はゴリゴリのレンガ建築。この外観なら絶対茶色い柱が立ち並んでそうじゃん、ある意味そのギャップが異質 ww
外の岩壁にはマリア像が飾られている。その前に井戸があったらしいんだけど記憶にない。聖地ルルドを再現しているらしい。
沼おじさんは帰ってきてから行った場所の事を調べるから、大事なモノを見落とすな・・まぁ、それはそれで良しだ ww
さて、三井楽教会へ戻ると、やっぱり雰囲気全然違うよね ww 沼おじさんは神父さんの説教は聞いた事ないけど、例えば・・
同じ神父さんが同じ説教をしたとして、井持浦教会で聞くのとこの三井楽教会で聞くのとでは感じ方に違いはあるんだろうか?
建物自体が醸し出す空気も、そこに集う人々に影響を与えるんじゃないかって、そんな事を考えてしまうほど教会も色々だ。
五島で見た他の教会のステンドグラスは、椿などの単純な花柄とか殆どがそんな感じだったけど、ここは物語を感じる絵柄だ。
何処へ行ってもそうだったけど、教会には誰もいないので・・何処かにはいるんだろうけど ww ・・ゆっくり見て回った。
飴色に磨かれた長椅子の背には、青と赤の教本が整然と並ぶ。誰もいないけど・・やっぱり教会って人を感じる空間だな。
よく見ると老眼鏡かな・・誰かの忘れ物・・いや忘れ物ではなくて、いつもここに座る人が置いていっただけかも ww
そんな事を勝手に想像していると・・妻がメモ用紙の裏にスタンプを押しまくっていた ww 教会にはスタンプがあるのね・・
ここだけでも3種類あった。教会巡りの初日だったから張り切って押しまくっていたようだが、これ以降はどうだったかな ww
外へ出て、教会の敷地を散策していると別の建物にも壁画があった。資料館もあるらしいんだけど、全然気がつかなかったな。
何れにせよ福江島はそこそこデカい島だから、1日で色々見て周る為に一箇所でそんなにゆっくりもしていられない・・・
と言いつつ・・まだ二箇所目というのもあって、のんびりしている沼おじさん。敷地の端っこのレンガ塀に十字模様を発見。
崩れた塀の奥から鮮やかな野花が覗く・・なかなか素敵。正直、三井楽エリアではちょっと時間を取り過ぎたな ww
しょうがないよね、まだ1日も始まったばかりでフォトジェニックな被写体が一杯あるんだもの・・もっとないかなぁって ww
三井楽教会の前に墓地があったので覗いてみると、墓石は和風なんだけど十字架が付いていたり和洋折中な感じでホッコリする
沼おじさんは普段から霊園をぶらぶらするのも好きなので、お墓は怖い場所とかそんなイメージは全くない、むしろ落ち着く。
墓地の横には雑草が生い茂る広場があった。島って感じだね、奥が抜けてるからかな・・この広場は多分小学校のグラウンド。
もう使われてなさそうだけど・・オレンジ屋根の小さな校舎が広い広い青空の下で、ぽツンと佇んでいるのが印象的だった。
もう流石に次へ進まないとまずいぞ・・観光客丸出しツバキネコカーに乗り込み、福江島北部の『 岐宿町 』へ向かった・・
次にやってきたのが『 水ノ浦教会 』・・まず何と言ってもプラハで見たようなゴシック風なアーチ型天井を見上げてしまう。
同じく五島列島の中通島の『 大曽教会 』とか野崎島の『 旧野首教会 』なんかもこんなゴシック天井でカッコよかったなぁ・・
ちょっと比較・・ここは中通島で見た『 青砂ヶ浦天主堂 』です。同じアーチ型天井でも柱が茶色だから重厚感があるよね。
でも水ノ浦教会は柱が柔らかいパステルグリーンだから、随分と優しく明るい印象に感じる。柱の色って結構強いんだね ww
ステンドグラスは椿の花や実をモチーフにしたと思われるシンプルなデザイン。内装が素敵だからこのくらいシンプルで十分。
中から見るとカラフルなステンドグラスも、外から見るとそんなに分からない。この教会は結構大きな木造建築なんだけど
真っ白な壁にさりげなく細かい細工が施されていて外観も凄いのね、瓦屋根ってのも渋くてイカす。でも引き絵撮ってないな
ドライブだと外観の引き絵を撮り損ねることが多い。建物の目の前に駐車場があったから近すぎて撮らなかったんだろう ww
この日は貝津教会、三井楽、水ノ浦、井持浦と4つの教会を巡ったワケだけど、全部が全部違う雰囲気で初日から面白かった。
最後に訪れた井持浦教会は島の南西部の岬にあった。まだ少し時間があったので近くの『 大瀬崎灯台 』を見に行った・・
だが、これが波乱を呼ぶ事になるとは・・まだ、知る由もない沼おじさんであった・・
と言うワケで福江島で教会巡りドライブをした時のお話でした。大瀬崎灯台のお話はまたそのうちに・・・それでは〜