クトナー・ホラのホテルの話 - ウ・ルージェ
チェコはクトナーホラのセドレツ地区、真ん中奥に見えるのが有名な『 墓地教会 』・・このブログでは良く登場する田舎町。
今日は墓地教会でも旧市街でもなく、ここで宿泊したホテルを紹介しよう・・クトナーホラ観光に色々都合が良かったので ww
そのホテルってのがこの写真の右横に写っている建物の並びにあるんだよね、墓地教会にメチャ近いのさ・・もはやお隣さん。
これね『 ホテル・ウ・ルージェ 』・・『 地球の歩き方 』に載っててほのぼのした感じで良さそうだったので予約してみた。
チェコのホテルは高級な所でも二人部屋で一万円ちょっとって感じで安くていい・・ここはもっと安かった気がする www
こんな外観、ほのぼのしてるでしょ ww 右横にある小さな建物はお土産屋さん・・墓地教会のドクログッズが売っている。
ここへ到着したのは 15時くらいかな・・割と若くて人の良さそうなオーナーさんが部屋へ案内してくれた・・・
なぜか屋根裏の部屋だった・・まぁ、面白いし綺麗だから良しとしよう・・窓がそこしかないので外が見にくいのが難点・・
沼おじさんはホテルは基本的に風呂入って寝るだけだから、見た目が面白くて居心地が良ければむしろ古い方がいいくらいだ。
小さな窓から顔を突き出して外の景色を眺めてみた・・赤い屋根瓦越しに見るセドレツの町、なんて可愛い町だろうか・・・
この景色を見れば沼おじさんがクトナーホラを気に入った理由もなんとなくわかってもらえるんじゃないかな www
部屋に荷物を置いたら早速クトナーホラ観光へ・・すでに15時だけどチェコは20時くらいまで余裕で陽があるから大丈夫。
お目当の『 墓地教会 』はお隣だけど、この日はまだ行かない・・まずは『 旧市街 』を攻めるというプランがオススメだ。
大収穫だった旧市街の様子は過去の記事を見てネ・・さて、旧市街まで歩いて行って、帰って来たのが 19時くらいだった。
歩き回って腹が減った、ホテルの下にあるレストランで晩飯食うべ・・19時でこの明るさだからディナー感なけどね www
ここは刺青系の可愛いお姉さんが担当・・刺青は入ってるけど、そのくらいの方がフランクで優しい子が多いんだよ。
良くわからないから適当に肉と魚、サラダを頼んだ・・ここ料理美味しい。結局は食べ物が美味ければ全てよしって感じだね。
正直これだけで十分お腹いっぱいになってしまったんだけど・・もう一品頼んじゃってたんだよなぁ・・・これ・・
チェコの名物料理らしいんだけど『 グラーシュ 』っていうパンの器にビーフシチューの様なスープが入った食べ物。
見た目も味もビーフシチューみたいだけどもっとスパイシーな感じ。この不思議なスパイシーさに以外とハマって美味かった。
ただコレ、結構でかいんだよね・・美味かったけど既にお腹いっぱいの沼おじさん夫婦は二人でも食べきれなかった・・
これはコメダ珈琲で初めてノーマルシサイズのシロノワールを注文してしまった時の衝撃に似てるな www
ついでにホテルの裏には大きな庭があって、テーブル席も用意されているから外で食事する事もできそうだった。
これは翌朝早起きしすぎてせっかくだからホテルの周辺を散策しようと裏庭から出た時に撮ったもの・・壁に変な電話があった
なんだろうねコレ、やたら丈夫そうなゴツいオレンジ色の電話機・・・受話器の他にマイクだけのヤツも付いてるんだよね。
気になって調べたけど良くわからなかった。でかい船とかについてそうね。まぁ、ただの飾りかもしれない・・それよりも・・
裏庭の塀の奥にはすぐ『 墓地教会 』の裏側が見えるんだ。朝早すぎてまだ教会地下にある『 セドレツ納骨堂 』が開いてない。
この地区の景色はとても味わい深いのでこの後ぐるっと周辺をぶらぶらして納骨堂オープン時間に一番で入った沼おじさん。
セドレツ納骨堂の中は狭いから朝一で行ったおかげで優雅に独り占め出来たワケだ ww 団体客と鉢合わせたら最悪だからね。
この『 セドレツ納骨堂 』の中の様子も過去の記事が幾つかあるので、そちらを見てください・・本物の人骨だらけだから・・
あぁそうだ、もう一つだけ思い出した事がある・・一旦部屋に戻ろう・・長くなるけど、どうせ外出自粛だしいいよね。
ホテル廊下には絵がいっぱい飾ってあった・・特に何が特別って事も何も無いんだけどさ・・それがむしろいいじゃない www
けっして日常ではない旅先でのほのぼのとした日常は、じっくりとスローにたっぷり味わうべきだ・・貪欲な沼おじさん。
部屋のコンセント、チェコの電圧は『 230Vの50Hz 』でコンセントの形状も違うから変圧器やプラグアダプターが必要だった
変圧器が以外と重くてかさばるから嫌なんだよね・・カナダは日本と同じだから持って行く必要がなくてよかったなぁ・・
まぁ、それはいいとして・・話たかったのはコンセントの事ではなく、その下に伸びている2本の銅のパイプの事なんだよね。
このパイプは『 セントラルヒーティング 』っていうシステムの循環パイプだ・・端っこの白いラジエーターに繋がっている。
部屋だけじゃなく壁を突き抜けてバスルームのラジエーターにも繋がっていた・・このパイプには熱々のお湯が流れるみたい。
お湯の熱を部屋中に循環させて暖めるワケだ・・部屋というより建物全体を循環して暖めてるんだろうね・・・
チェコは日本よりちょっと寒いと聞いていたから、なるほど暖房設備はしっかりしてるなぁと思ったワケだが・・問題は冷房だ
温暖化の影響でヨーロッパもだいぶ暑くなっていて日本と同じくらい暑かった。夜寝苦しいほど・・でも冷房設備が何もない。
扇風機もないから窓を開けるしかないんだけど、ここは蚊が多いんだ。それだけが難点だったな・・虫除けスプレーが必要 ww
ついでにトイレの話・・チェコのトイレのレバーはタンクの上に付いている突起を引き上げると流れるタイプが多かった。
これはズリーンの安ホテルのトイレ・・ここもよく見るとセントラルヒーティングのラジエーターが端っこに写ってるね。
夏は暑いけど冬はすごく寒いんだろうな・・バスルームは特に冷えそうだから暖房設備だけはしっかりしてるんだろう・・
何れにしても日本人とは体感温度とか肌の作りが根本的に何か違うんだろうとしか思えない www
さて、墓地教会の納骨堂も見たしレストランで朝食を頂こう・・朝飯食う前からぶらついていたワケです www
でも、チェックアウト前の時間まで有効活用して身軽に観光出来るのはこのホテルの最大のありがたさでもあります。
夜は蚊の襲撃に怯えて過ごしたけど、チェコは水道水が飲めないからレストランで買おうと思ってたらレモン水くれたし
食事は美味かったし、結果悪い後味はなくとてもいい思い出のホテルって感じで記憶に残ってます www
じゃぁチェックアウトしてプラハへ向かうかって所だが・・まだチェックアウトしない、もう一つまだ見てない所がある・・
ここ・・『 聖母マリア大聖堂 』この立派な教会もすぐ近くにある。前日に旧市街に向かう途中で外観だけ撮った沼おじさん。
中は明日見ようととっておいたんだよね・・普段は無計画に立ち寄って見たいものが見れなくなっちゃったりするのに・・・
なぜかクトナーホラは凄く計画的に行動して色々うまくいったなぁ・・普段からちゃんと計画しろって話なんだけどね www
この教会の事はまだ何も書いてないからそのうちお見せしますね。流石に長くなったのでこの辺で終わりにしましょう。
というワケでクトナーホラのホテル『 ウ・ルージェ 』の滞在記でした〜 いい町だったよ www